これまでと、これから。


大学に入って随分経つ。

友人や先輩、研究の指導教官。いろんな社会と触れ合うことで、自分自身を見つめる機会を得た。

人を愛するということがどんなことか分かった。

自分の弱さと冷静に向き合う術や、人に適度に甘えることの大切さも少しずつ覚えてきた。

くだらない事ではしゃぎ合う、たわいもない人間関係こそが尊いものだって事に気づいた。

言うことを聞かない身体と折り合いをつけることに苦戦しつづける日々。

頑張ってれば報われるなんて保証はどこにもない。それでも諦観の悲鳴を上げようとした時、いつも首の皮一枚で自分を支える、夢という脆くも硬い存在。

この夢がある限り、自分はどんな苦境だって超えられると信じたい。


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