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懐かしの OB会(2015年の夏)

梅雨の晴れ間、参加者11名のところ 先輩1名が緊急入院という元気ギリギリの年齢で、56年ぶりに高校音楽部OB会を持てることが出来ました。道で会っても きっとわからないな?と思っていたのが、合うとすぐに思い出せたのには、びっくり!校歌を歌って会が始まり、忘れかけていた校歌を思い出しながら歌っていると、今は亡き木造の階段教室のあの音楽室の光景まで浮かび、なつかしい話に花が咲くと共に皆さんの「今」を知りました。すでに、定年を迎えられた皆さんが 好きな音楽を続けておられることに感服し、又、ボランティア活動に勤しまれている方が多いのに感心しました。参加出来なかった先輩には、私たちが歌う たった10名の校歌に ホテルの人が「感動で鳥肌立った」と言われた事を伝え、来年は是非ご一緒に!と報告いたしました。 青春時代「心を一つ」にして、歌いにうたいまくった「時」が真珠のような輝きで甦り、今 この年齢で再会実現できたことを とてもうれしく思っています。皆さま、お体を充分ご自愛のほど、又来年も校歌をうたいましょうね。

便りきて 「コホン」と 一咳過ぎ花粉

雄弁に 初恋かたる 同窓会

しあわせか たずねし人も いてくれて

再会しまた「さようなら」の手の温み

君の背は しばし束の間 エレジーか

蝉しぐれ 再会は ほど遠く

あれから、もう5年経ちました。このご時世 誰もかれも会えません。  「思い出」は 「なつかしく そして うつくしく」 残ります。    これでいいのかもしれません。いえ、きっといいのだと思います。    人生の一ページ大切にしたいと思います。

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