懐かしい「ああ～、勘違い！」

＜ニャニョ―ヌたからものさんの「クリスマスお正月の京成バラ園(ローズガーデン）もステキです」の投稿を開いて・・・＞

　驚いた。開けてみると　数枚の写真が　次々と出てくる。　　　　　　　画面いっぱいに広がるバラ園の写真。一つ一つ観ていくと　私は　見たことのある風景を　目の当たりにしているようで、懐かしい思いが　こみあげてきた。

　そこには　いろんな薔薇がそこここに咲いていて　私の気持ちを高揚させた。　ああ、こんな薔薇もあったね！あの薔薇は　見たことがないねえ！　あんな色もあるんだ！と、奥へおくへと私を導いてくれる。　　　　　　　バラ園の最も夢のある場所へ　導いてくれるのは、白い木枠でかたどられた薔薇のアーチだ。ほのかな薔薇の香りに導かれるように　アーチをくぐり抜けている間　私は「不思議の国のアリス」の気分になる。しばらくすると、ちょっとした広場に出る。その広場から放射線状に伸びる小道は　いくつかの三角形を型どる緑の芝生を目にすることになる。その頂点には　白い鳥かごのようなドーム型の休憩所があった。その中に入るとあたたかな太陽に暖められた白いベンチがあり、そこには　やはり大輪の薔薇がまとわりついて　おとぎの国のようだった。　そこでしばらく休憩して、私たちは　苗や土　そしていろんな形の植木鉢の販売所に行くのが　お決まりコース。私はいつも　この販売所が好きだった。いろんな材料で造られたいろんな形の鉢が　所せましと積んである。インダス川で発見したような素焼きの壺形の物や　木造りのハンギング　そして　陶器で出来たシャレた置物風など、見ているだけで　あの蔓ものの植物は　この鉢がいい！とか　大きな葉っぱの植物は　この素焼きの壺に入れて　表玄関に置いたら・・なんて想像していたら　何時間も居てられる。　植物の苗など珍しいのを　見つけると、何十年も探していたような宝物が見つかったようで　とびっきりの感動を受ける。　　　　そうこうするうちに「お～、『土』買うたで！」と夫の声がかかり、慌ててパンジーの苗の売り場に走って行ったことを　思い出す。　そして、最後に　このバラ園に出来た喫茶店に入るのが　私たちの「楽しみのコース」　　　そのころ　出来て間がなかったのか　メニューが少なかったけど、唯一バラ園ならではの植物いっぱいのインテリアで飾られた喫茶店なのだ。私たちは　当時、薔薇園でしか飲めなかった「ローズヒップの紅茶」をたのみ、とても爽やかな気分で帰宅したことを　思い出した。

そうだ！この感動を　投稿した方に送ろう！

私は　早速＜送信＞した

＜送信＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ニャニョ―ヌさん　はじめまして！京阪電車から見える「京阪バラ園」は亡き夫とよく行った所で、写真を見ながら　ここしばらく行ってないなあ。と懐かしく思い出しています。　すっかり忘れていた「京阪バラ園」今でも、あのシャレた喫茶店はありますか？暖かくなったら　又　友人と出かけてみたくなりました。

ニャニョ―ヌさんから　返信が入った！

＜返信＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コメントありがとうございます！ひょっとして京「成」バラ園(関東）と京「阪」（関西）で　違う場所かも知れないけれど・・でも　いずれにしたって、同じようにバラが咲いていて、大切な思い出が　思い出されたのなら、同じことです！最高に　嬉しいですよ！私も暖かくなったら　又行きますね。場所は違うけれど、あなたと同じ季節に　同じ気持ちでバラを楽しみに！

返信を読んで　「え？！」っと、気が付いた。私は　京「成」と京「阪」を読み間違えていたのだ！　

＜送信＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あ～ら！お恥ずかしい!!　又、やっちゃいましたか～！？　年齢がいくと、この「おっちょこちょい！」が　ますますひどくなりますねえ。　　　　　京「成」バラ園なんですね？「成」と「阪」を間違ってましたね(笑）でも、写真でのバラ園は　とてもよく似ていて、すっかり混同してしまいました。でも「同じ季節に同じ気持ちでバラを楽しみに！」なんて、とてもお優しい心持でお返事して下さり、うれしゅうございます。この婆にもちょっぴり楽しみをくださり感謝です。バラの咲く季節が　待ち遠しくなりました。ありがとうございます。

あれから、「ニャニョーヌたからもの」さんの投稿を　拝見できずにおります。

お元気でしょうか？　

　この「やりとり」は　私にとって、とてもあたたかいものでした。　　　　初夏と初秋の二回咲くバラの季節は　これからですね。　　　　　　　　　ニャニョーヌさんならではの「優しいお返事」そして「note」ならではの、「あたたかい交信」だと　思い、私のこころの玉手箱に　入れて大切にしまっております。これから咲くバラの季節を迎えて　懐かしい「ああ～、勘違い！」を投稿してみたくなりました。　　　　　　　　　　　　　　　　　ニャニョ―ヌさん、ご了解も得ず投稿してしまいましたこと　おゆるしくださいね。そして、又ニャニョ―ヌさんの　投稿に行き着けるのを　楽しみにしています。