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愛猫の長生きと介護の覚悟

 私が髪を切りに行ったのは 何か月ぶりのこと…?

6月に入ったばかりの雲間から強烈な紫外線が射るように注がれているのに

涼し気に人々が歩いているのは 時折吹く風がまだ涼しく

熱風をさらって行くから・・・?


髪を切って身も心も軽くなって家路に着いた時 私はその夕陽に照り返す

オレンジ色のポストにスマートレターを見つけました。

ちょっと厚めのスマートレターには 「文藝本」が入っていたのです。


我が家の猫ラックスが17年目を迎えるので

平均年齢20年の猫としては「高齢」のクラスに入る

「ラックスの経過」は その時々にnoteに書いて来たけど

5月の半ば 階段で「お洩らし」をしていたことに気づき驚いて、

認知のはじまり?と愕然とした。



noteに書いた〈ラックスの経過〉



つい最近愛猫を亡くされた先生が 

私の猫の投稿を知って送ってくださった「同人雑誌」

先生はお忙しい中 私の投稿も読んで下さり

「いつも読んでいますよ!」と言ってくださるやさしさは

胸が熱くなるようなあたたかい情が感じられた。

なんとうれしいこと・・・!

最近先生は ご両親を亡くされ、御両親が飼っておられた猫を引き取られた

その猫2匹の1匹が 急に亡くなったことを 同人雑誌に書いておられ

猫同士の誼として送ってくださったのだ。

「00ちゃん(猫の名前)の余命宣告」

膀胱がんだった。

私は帰宅して着替えもせずに一気に読み込んでいた。

気が付くと辺りは夕暮れの翳りに包まれていた。


猫ちゃんの壮絶な日々と娘の闘病生活が重なる

先生の文章に献身的な介護と愛が伺え 娘の時を思い重ねた


ご近所さんの猫は 朝起きてきたら「死んでいた」という大往生もあり

noteの投稿にメールをくださった人のように 

21年の長生きに白内障を患い あちこちに頭をぶつけ粗相をしたとのこと

猫ちゃんの死の形も色々あることを知った。

私も覚悟を決めなければいけないなあと思っている今日この頃

人も動物も長生きになったのは喜ばしいことなのだが・・・

送ってくださった同人雑誌の「体験談」を読ませていただいて 

覚悟が出来ました。

もう一度私は「介護と見送り」の体験をしなければならないことを!

先生 ありがとうございました。

いつの日にか読ませて頂いた投稿が 私に力をくれますことを信じて

                           感謝


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