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ベクトルをズラして『好き』の価値を最大化する方法

「好きなことを仕事にする」のは無理。

いや、嘘。全然無理じゃない。

無理ではないのだけど、『好きなこと』というアプローチを『異なるベクトルにズラす』ことを考える必要があります。

野球で例えると、ストレートばかり投げててもバッターに打たれてしまうから、ちゃんと変化球も投げていこうぜという話です。


社会情勢の不安や、目まぐるしい技術の進歩や、ライフワークが大きく変化する現代では今までの働き方というものが崩壊しかかっており、「好きなことを仕事にする」というのは多くの人が理想としていると思います。

しかし、その理想を口にするには容易いものの、実現できてると実感を持つことができるのはほんの一握り。


なぜかと言うと、ストレートでゴリ押ししようとするから。


例えば、絵を描くことが好きならイラストレーターや画家として活動する、音楽が好きならミュージシャンや歌い手を目指す、というような感じですね。

もちろん、それが悪手というわけでは決してないんですが、これらはド直球すぎます。

豪速球のド直球でゴリ押ししてバッターを打ち取れるくらいのピッチャー(元阪神の藤川球児投手みたいな)を目指してるっていうなら全然問題ないんですが、わたしたちはそんな豪速球は決して投げることはできないと思います。

じゃあ、ちゃんと速い球、遅い球、変化球と色々と相手バッターに対するアプローチを変えていきましょうよという話です(元オリックス 星野伸之投手みたいに!)


今の時代はひたすら競争が激しく、あらゆる需要も満たされつつあるのが現状です。
そんな中で、自分が『好きなこと』をアプローチしたとしても、大体のことは多くの人の手によって既に何らかのアプローチを試された後です。

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