家庭連合（旧統一教会）の「反社会的」度は？
反社会的団体とは？
「反社会的勢力（反社）」と言えば、いわゆる暴力団のことです。
「反社」とは、「集団的又は常習的に暴力的不法行為等を行うことを助長するおそれがある団体等」とされています。（暴力団対策法２条、９条など）。
また、「威力を示して金品等の経済的な利益を要求する団体」ともされ、お金や経済的な利益を得るための手段として暴力等のおどしを使う団体です。
特徴としては
・目的のためなら手段を選ばない
・暴力を使ってでも目的を達成しようとする
・敵に対して容赦なし（場合によっては殺人も）
という感じでしょうか。
ここで思い出されるのが、オウム真理教です。
・目的のためなら手段を選ばない
・暴力を使ってでも目的を達成しようとする
・敵に対して容赦なし（場合によっては殺人も）
まさに、これらを実行しました。
家庭連合（旧統一教会）は、反社会的？
現在、家庭連合（旧統一教会）は「反社会的団体である！」と多くの人が批判しています。
それによって、家庭連合（旧統一教会）は暴力団やオウム真理教と同じであり、日本社会において存在を許すべきではないという感じの論調が盛り上がっているようです。
確かに、上記の「反社の定義」の中で、「お金や経済的な利益を得るための手段として、おどし（マインドコントロール？）を使う団体」と言われている部分は、共通しているようにも思えます。
では、家庭連合（旧統一教会）は、
・目的のためなら手段を選ばない
・暴力を使ってでも目的を達成しようとする
・敵に対して容赦なし（場合によっては殺人も）
という「反社の特徴」を満たしているのでしょうか？
「目的のためなら手段を選ばない」と見られるような行動が過去においてあったことは事実のようです。しかし「暴力」という面では、それらの事実は明確になっていないようです。
また、「お金や経済的な利益を得るための手段として、おどし（マインドコントロール？）を使っている」という主張ですが、これもかなり一方的なレッテル貼りの感じがあります。だいたい「マインドコントロール」というのは心理学的に実証された理論でも何でもありません。
「マインドコントロール」については、また時間があるときに考察してみたいと思います。
家庭連合（旧統一教会）は、問題をかかえた団体であり、ある程度の人々にとって相当迷惑な団体なのかもしれませんが「反社会的団体」というのは正直、表現がオーバーなようにも思います。
というよりも、「反社会的団体である」とレッテルを張って、相手を貶めたい勢力があるようにも感じるわけです。
実は、家庭連合（旧統一教会）よりも反社会的な団体が日本の政界で幅を効かせていた！
それでは、「反社会的度」について、ザックリ（いつもザックリで、すみません）考えてみたいと思います
それほど説明はいらないかもしれませんが、もしかしたら知らない人がいるかも知れませんので、「日本共産党は暴力革命によって日本の共産化を目指している党だ」ということを書いておきます。何しろ、日本共産党は今でも、公安の監視対象になっています。
また今でも、党の貴重な収入源の一つである「赤旗」を押し売りしていることが明らかになっています。
日本共産党としては、自分たちよりも家庭連合（旧統一教会）の方が「反社会的」であると主張したいかもしれませんね。
これらの表で、間違っているところや不十分なところがあれば、ご指摘ください。
「家庭連合（旧統一教会）＝反社会的団体」への疑問
家庭連合（旧統一教会）が反社会的団体である根拠として、「お金や経済的な利益を得るための手段として、おどしを使った」からだと主張する場合、
・組織全体の方針として行われ、今も継続しており、今後も続く可能性があるのか
・組織の中の一部が暴走して起こした問題であり、改善がなされるのか
などを明確に調査することが必要でしょう。
また、組織の持つ基本的な理念や文化などの全体像を把握、理解した上で、なぜそのような問題を起こしたのかをはっきりさせた上で、「反社会的団体」なのか、そうでないのかを判断すべきでしょう。
ちなみに、家庭連合（旧統一教会）が政治家を応援したとしても、それは「反社会的」でも何でもなく、憲法で保障された正当な権利です。
今のような、ヒステリックに「家庭連合（旧統一教会）＝反社会的団体」と、一方的に決めつけ続ける報道は、どうかと思います。
ちなみに、私自身は、家庭連合（旧統一教会）は嫌いです。
ただ、「狂信的」な部分を除いては、結構、善良な部分を持った団体だと認識しています。その部分を、いわゆる「左翼的」な人たちは決して見ようとはしませんし、気づいたとしても無視し続けることでしょう。
要するに私としては、今の報道が、一部の人たちを一方的に利する感じになっているのが、面白くないのです。
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