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認知症と失語症

引用・参考文献
https://www.jstage.jst.go.jp/article/hbfr/35/3/35_312/_pdf

 認知症、特にアルツハイマー型認知症における失語症症状については、変性疾患における神経症状であるため、脳の部位と言語機能との対応関係が明確ではなく、様々な症状が現れる。
 初期においては特に症状はみられないが、進行によって、喚語困難や意味的な会話が難しくなってくる。復唱は可能である。
 進行すると、発話量は多いが内容語が少なく、情報量に乏しい会話となる。さらに発話不明なジャルゴン、末期には構音障害もあらわれ、無言症となる。
 なかには、言語障害が主症状のものがあるが、その場合は、錯語、喚語困難がみられるlogopenic progressive aphasia(LPA)が有名である。






 
















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