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いつも夢みて

前記事では無いが、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの曲では無い。

3月になって、来年度の新卒入社の解禁され、人事部としても動きが激しくなっていく季節。
昔から、リクナビなどの媒体に募集を出してるわけでは無く、欲しいものは自分で獲れ!的な軍国主義にも似た感じだったから、課長連中は自分の仕事にあった人財を大学の後輩から探すのが通例的になってた。
そもそも、特殊な仕事だから仕事をやっている人が説明して部下を集める的な事かららしい。
そこにIT関連のこれまた特殊な部署を作ったから、ヘタに新人募集すればよくあるIT派遣屋になって人を増やせば会社の儲けは出るが、人は成長しない会社になる。人財部(人事)を起こした3年前からいろいろ試行錯誤。
未だに新卒募集できていない。

約30年以上前、工業高校の情報技術科(情報処理では無い弱電もやってた。)以前から、技術屋になりたかった。
勉強嫌いだから技術しか無かったわけで、遊び足りないから専門学校にも行った。
SEになりたいわけでも、ましてや経営側の人間になろうなんて全く考えてなかったわけで・・・
30歳前にして、IT業界の土方日雇い労働者のような扱いに嫌気が指して、レントゲン技術者に方向転換をしようとした時期もあった。
iso関連の仕事から大分方向が変わってきて、自分でも気づかないウチから、プログラマーでは無く、いろんな事が仕事と一緒に蓄積されて、プログラム言語より、OSやら伝送技術やらなんかいろんな技術がたまって、ソレを吐き出すようになると・・・
気がついたら、技術者では無く、管理者になって、一番なりたくなかった経営側の人間になってた。

チョット前の人なら、経営側は憧れだったようで、なんと言っても楽に稼いで踏ん反り返っていられる。と言うコトをテレビだけで無く、普通に学生の生の声も聴いた。←ヤクザの組長でもなんでも、会社を納めると言うことは、自分の配下の人とその人の家族を守らなければいけないわけで、簡単に言えるほどの人ほどちゃらんぽらんな経営者で・・・

正会社員になることも大変なご時世。
将来の夢が何よりも、サラリーマンと思える若い人は、30年前の僕たちよりも今を楽しく生きてるんだろうか? 直管に乗ったり、峠でカニ走りしたり、今を楽しんでのサラリーマンなのだろうか?