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ハウススタジオ白樺舎の使い方

白樺舎に込めた想い

白樺舎は、生活の中で「ああ、好きだなあ」としみじみ湧き上がる愛おしい気持ちを一つずつ丁寧に拾い集めるような場所を目指して作りました。昭和の団地をイメージしたお部屋で、日常の中にある小さな出来事や瞬間が、自分だけの特別な物語を紡ぎ出し、日々の生活を豊かで感動的なものにしてくれることを目指しています。

2023年春のオープン当時、当時大森にあった朱夏堂が急遽閉店に追い込まれてしまいました。

当時は、辛く悲しく、また来ますと言ってくださった皆様に申し訳ない気持ちでいっぱいで、

次の新天地は、細く長く続いていくものにしようと決意しました。

白樺は、細くすんなりとした姿ながら、冬の風雪にも耐える忍耐強さを象徴しています。

白樺は、細くすんなりとした姿ながら、冬の風雪にも耐える忍耐強さを象徴しています。古い物件で運営していますので、将来どんなことが起きるかわかりませんが、場所を変えながらも細く長く続けていこうという思いを込めました。


生活を撮る

祖母がすべての食材を愛おしむように料理する、その所作がなんだか好きで、その味が忘れられなかった私は、

祖母の姿を思い浮かべながら、日常生活の慎ましく美しいの息吹が宿り、年月の長さが滲み出る古い家具たちを集めました。

それから今回のテーマは、日常生活なので、家を意味する舎を添えました

白樺舎で、生活をテーマにした撮影を楽しみながら、心豊かなひとときをお過ごしください。


新しい時代への希望で満ちていた、高度経済成長期当時の暮らし

1972年竣工当時、この建物は、蒲田1丁目で初めてのRCマンションだったため、周りに高い建物がないから、

屋上に吹く風が気持ちよかったそうで、

夏の夜に、流しのジャズ演奏隊を呼んで社交ダンスパーティをしていたといいます。

新しい時代への希望で満ちていた、高度経済成長期当時の暮らしが息づくお部屋をどうぞお楽しみください。

白樺舎とミニ朱夏堂がある建物の外観


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それでは各スポットごとに、
どんなショットが取れるか、紹介していきます。

・キッチン

私は日常を描いた映画が好きで、その中には必ずと言っていいほど食卓のシーンが登場します。そんなシーンを思い浮かべながら、白樺舎を訪れる皆さまが、美味しい撮影の時間を過ごしていただければと願っています。

(※古いコンロを使っているため老朽化により安全面を考慮してガスを使うことができません。誠にお手数をおかけしますが、調理済みのものを持ってきてご使用頂きますようお願い申し上げます。)


・食事(ちゃぶ台)

食品サンプルがあります。

「いただきます、ご馳走さまでした」
ーーーーちゃぶ台を通して、日本人の美しい習慣を撮ることができます。

撮影時は祖母が愛していた、納豆ご飯が必ず入れたかったのです!
モデルをしてくださったsuuさんも納豆が大好きだそうです🥺
麦茶を飲むとなんだかホッとしますよね。

・食事(ダイニングテーブル)

ゴチャっとしており、生活感のあるキッチンを背景に、

食卓を囲む二人暮らしのシーンや、ティーパーティ、お食事のクローズアップ、家事をしたりやアイスを食べたり、晩酌したり、

食事にまつわるさまざまなシーンを演出できます。

果物の皮むきや
お花のお手入れ


・物書き

文机で、ペン友にお手紙を書いたり、宿題をしたり、執筆したり、読書をしたり….

思考にふける表情、ペンを持ちながら考えているシーンや、
本に夢中になっている横顔など…..

静かで集中した瞬間や、文机に向かう姿、手元の動きも
懐かしく、美しく心に残るものです。

オレンジ色のランプシェードのあかりの下で、言葉にまつわる色々な活動を演出できます。

こちらは文豪ブースです


・ソファ

洋酒を飲みながらソファでまどろむ午後、

ちゃぶ台や ソファに家族が集まり、テレビを見たりおしゃべりしたりする様子。笑顔や笑い声があふれる、温かい団欒のひととき、

ソファで毛糸や布を広げて、手芸に没頭しているシーン。スケッチブックを膝に乗せて、鉛筆や色鉛筆で絵を描く姿や、

秋は、毛布にくるまって、温かい飲み物を片手に読書する姿、
冬はこたつの前のソファで、厚手のセーターを着て、ホットチョコレートを楽しむシーン、ソファで毛糸や布を広げて、手芸に没頭しているシーンなど………..

洋風な暮らしに憧れた高度経済成長期の、
のんびりとした午後のひと時を演出できます。

洋酒をすこし

・ミシン

かつてミシンは嫁入り道具で女性の必需品でした。

結婚生活に胸を高鳴らせながら一生懸命、まっすぐに縫う練習をして、お洋服を仕立てて。。。。

手仕事をする後ろ姿や、横顔、
手元、足元のクローズアップ、

家事の模様を撮影できます。


暮らしの手帖

・電話

緑のダイヤルフォン。

急ぎの話、内緒の話、雑談、別れの話、久しぶりの電話…..。

ダイヤルを回していろいろな気持ちをお届けすると、

物語のストーリーが進むのです。

手仕事は大忙し

・玄関

行ってきます、ただいま、お帰りなさい
玉のれんをくぐって、ホッとする家の中へ。

玄関には、日常のリズムや感情が詰まっているため、自然とドラマティックなシーンが生まれやすいです。

新たな一日の始まりや、出かける前の期待感のこもったような靴、

安心するような、扉を開ける手、足元のタイルやブルーの扉が可愛らしいので、物撮りだけでも物語の端緒になりそうですね。

玄関のポツポツ郵便受けがチャーミングですよね!
シャムネコさんがおすまししてお見送りしてくれます
行ってきます!
ただいま

・洗濯物

普通のベランダで、洗濯物をしている姿を撮影できます。


・テレビ


・布団

日常の一部を垣間見る、親しみやすさや家庭的な温かみを感じるシーンを捉えることができます。

被写体さんの、朝の心地よさそうな背伸びに思わず共感して、見ているこちらまで清々しい気持ちになります。

寝る前の読書の時間はとっても幸せな日常生活の一コマ


・お風呂(Coming Soon….!)


現在お風呂のスペースをプチ改装中です。

(お楽しみにっ✴︎)


・まとめ

憧れともいうべき新しい暮らし方への意欲、期待、など前向きな気持ちが詰まった高度経済成長期の暮らし。素朴な古家具に秘められた希望に思いを馳せると、より一層古い家具が愛おしく感じます。

生活の中で愛おしい時間を少し一時停止してぜひお楽しみください。

たまのれんが素敵でしょう?
(写真の著作権は全てnorihito_miyajiさんとsuuさんに帰属します。無断転載はご遠慮ください)

割引価格

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スタジオ概要


白樺舎

・住所:東京都大田区蒲田1-26-6山六マンション207

・最寄駅:JR京浜東北線 蒲田駅 徒歩5分

・定員人数5人収容・5人着席可能

・広さ:21.24㎡ (1R)

・まとめ
1970年代の団地生活をイメージした撮影スタジオ。1人暮らし、2人暮らしの慎ましやかな生活を表現できます。 寝起きのシーン、料理シーン、ちゃぶ台で食事するシーン、文机で書き物をするシーン、ミシンでお裁縫をするシーン、ベランダで洗濯物を干すシーン....などなど まるで朝ドラのような、古くて温かい、さまざまな暮らしの一コマを演出できます。

▶︎周辺情報
当スタジオがある蒲田は、町工場が多い労働者の街です。

そのため、大衆居酒屋や銭湯が栄えており、安くて美味しい個人店が肩を並べるバーボンロードなど、素敵な路地裏をお楽しみいただけます。(後日改めて紹介記事を出しますね。)

蒲田は、風呂なし木造賃貸アパートが多く、東京都で最も銭湯が多い街です。撮影後は黒色の天然銭湯で温まるのも一興です。 1階には給食屋さんのお弁当工場があります。1個500円で量・栄養、満点です。
『山六給食株式会社』
・TEL:03-3736-0110
・営業時間:9:00~13:00、無くなり次第終了、定休日:日曜祝日

▶︎注意事項
※ペット撮影可 
※ガス無 
※屋上使用不可 
※写真の無断転載禁止 
※外観撮影不可。撮影が必要な場合、事前に周辺住民様へ挨拶をお済ませの上、必ずホストにもご相談ください。
※道幅が大変狭く、スタジオ付近に路駐したままのお荷物の搬出は禁止
※ご使用後は、セルフクリーニングをお願い致します。
同建物の4階には姉妹スタジオのミニ朱夏堂があり、ハシゴでのご利用もおすすめです。

ミニ朱夏堂


価格

  • ロケハンプラン:2,000円/時間

  • 平日プラン:2,200円/時間

  • 土日祝日プラン:2,800円/時間

  • 法人プラン:3,500円/時間

  • 自主企画応援プラン (9:00-18:00パック):15,000円

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最後まで読んでくださりありがとうございました✴︎

皆様がいらしてくださる日は全部、
お天気に恵まれ、楽しい撮影となりますように。


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