見出し画像

ホンモノの母の日とは?

5/8は、母の日でしたね。みなさんは、お母さんに感謝を伝えましたか?お母さんは、子どもに「ありがとう」貰いました~?母の日は、毎年の第2日曜日。なんで、母の日ってできたのか知ってますか?もう、毎度のことだけど、祝日の意味とか起源なんて、考えたことがほとんどなく生きていきたな~ってあらためて反省しています。これから、子ども達にも、なんで休みなのか、なんで休みがあるのか、なんで生きてるか。自分達もちゃんと答えが出ていないかもなので、ちゃんと向き合って、一緒に育みあって、その答えをちゃんと見つけていきたいなと思っています。

母の日の起源

母の日の由来は、所説あるらしいですが、調べていたら、かなり全世界的に祝日として、拡がっているらしいです。そして、定説となっているのが、アメリカのある親子の物語からきているらしい。アメリカのジャービス親子。母、ミセス・ジャービスは牧師と結婚していて、病気で苦しんでいる人たちを助けるために募金活動をしたり、病気予防のために食品の検査を行ったり、南北戦争時代も中立を保ち、南北双方の兵士や地域の人々を招き、お互いに敵意を持つことを止めさせようとするイベントも行い、平和を願って献身的に働いた人物だそうです。そんなミセス・ジャービスが亡くなった際に娘のアンナが追悼の意味をこめて、みんなに白いカーネーションを配ったそうです。その習慣が、徐々に広がり、アメリカ大統領ウィルソンが アンナの母が亡くなった5月の第2日曜日を母の日と制定し、国民の祝日としたそうです。それが、紆余曲折しながら日本に伝わり、今のカタチになっているそうなのです。つまり、母の日は、世界平和を願う母を尊敬する娘の、母への感謝や尊敬、そして、世界に向けた想いなどからはじまったということなのです。それにしても、素敵な親子の物語からはじまって、祝日になって、そして世界に拡がっていくということがリアルであったということは、すごいですよね。みんなの想いは必ず届くってことなんですね。

母の日の反対運動

しかし、この物語には、悲しい続きあるのです。この母の日が、いつの間にか、花やキャンディ、グリーティングカードを買って贈ることが主体の商業的な日に変貌していったことにありました。この変化に強い不満を覚えたアンナは、自身が相続したかなりの資産を投じて、母の日を厳粛なルーツに立ち返らせるための活動を始めたそうなのです。この活動は訴訟まで大きくなり、生涯をかけて、対立の道への進むことになってしまったそうなのです。世界中に拡がった、愛の物語の裏には、こんな悲劇もあったことを知るはずもなく、驚きと悲しみでいっぱいになりました。なぜ、こんなことになってしまったのだろうか?

ホンモノの母の日

こんな素敵な、親子の物語が、悲劇のまま、みんなが知らされることなく、このまま受け継がれていいのか?そんなことを思い、家族で話し合ってみました。まずは、なんで、こんな「いいこと」のはずなのに、対立になってしまうのか?ということを話し合ってみました。そして、辿り着いたのが、このいい事というのが、アンナも、国も、みんなの、一部分の「いいこと」になってしまっていたからではないか?そんな風に感じました。アンナにとって、素敵なこと、アメリカにとって素敵なこと、企業にとって素敵なこと。というように、それぞれの「いいこと」になってしまったから、対立になってしまったのだと思いました。これが、みんなにとっての「いいこと」になっていれば、争いになるはずもなかったのではないだろうか・・・そんなことを話し合いました。

では、みんなの「いいこと」という母の日ってなんだろう?って話になりました。これが答えかどうかは分かりませんが、私の母や、妻の母、アンナの母ではなく、みんなの母をみんなで感謝できたらよかったよね~と話していて、「みんなの母」という話になりました。そして、浮かんだのが、、、、そう、大地の母、海です。私達人間、いや、人間以外の植物や動物も、すべての生命のはじまりは、「海」です。つまり、海は、私達、みんなの母じゃないか!?なんて話しになって、、、実際に海に行って感謝しようってなったんです(笑)

僕たちは、今まで、知らずの内に、おかんを汚したり、傷つけたりしてしまっていたのかもしれない。と、反省しました。目に見えるものや、知っていることだけに囚われていたことに気づきました。ホンモノの母は、何億年もずっと、みんなを見守ってくれていて、みんなと共に生きてきてくれていたのです。大地の母、海がいなかったら、私達はだれも、今、ここにいないのです。みんなで、ホンモノの母に感謝をすることが、本当の母の日ってなったら、だれも争うことはないのではないか?そんな風に感じました。そして、すべてのかあちゃんに、みんなで「ありがとう」を伝える日にしていけたら、世界は笑顔で溢れ、「海」という、かあちゃんも喜んでくれるのと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?