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塔 掲載歌(2022.11月号)
塔11月号が届きました。
今号では、若葉集 小林信也さんの選で5首を掲載いただきました。
※ ※ ※
間違えることのたのしさきみが言う海は些細なひかりの集合
同量になりますように祈りつつふたつのグラスへ泡を注いだ
木は森に悪意は善意にかくされてうつくしさだけで手にとるトマト
爪弾けば楽器とよばれる虚しさをことばにしても風になるだけ
意図せずに救われること まひるまの街路樹の戦ぎ青かったこと
/ 鈴木精良
※ ※ ※
1首めはとりばけいさんとのいちご摘みの歌でした(とりばさん はたらきアリ出版さんから歌集刊行おめでとうございます)。
また、お声がけをいただき九月号作品一首評で森山緋紗さんの作品について書かせていただきました。嬉しくて字数をフルに使い、あらためて作品を味わいながら書きました。
お手元に塔誌があるかたは、ぜひお読みください。
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