おばあちゃんへ

おばあちゃんが亡くなった。

私にとってのおばあちゃんおじいちゃんはもういなくなっちゃった。

ドラマとかでは「危篤です」って言われて少し話すイメージがあったけど、あんなのって実際の何パーセントなんだろう。

会いに行って、次の日お葬式。
今も泣いてはいるものの会ったら実感えちゃうんだろうな。

両親のこと軽蔑してるけど、おばあちゃんは大好きだった。こんなおばあちゃんになりたいって思う。

幸せだったのかなあ。

息子のぱぱは借金をしてる挙句、おばあちゃんのお家を担保にしてて売りたくないって話を去年してた。
ままは物心ついた時からぱぱの悪口を夜な夜な電話で話していた。

3人兄弟の長男なのにぱぱは情けないギャンブル依存症。
唯一まともな看護師やってる叔母が喪主。
1番下の叔父もお金貸してっておばあちゃんに言ってたみたい。

実家にいた頃ままと喧嘩ばかりして家から5分のおばあちゃん家通ってたなあ

色んな話したり音読きいてもらったりお買い物一緒に行ったり家族旅行も一緒にきてくれお金も負担してくれたり。。。

小さい頃私の結婚式には行きたいって言ってた。
従兄弟も兄弟も合わせると7人。私が長女。

皆別れているのも含め彼女彼氏を紹介していた。

わたしは別れるかもしれないのに紹介したくないと頑なに紹介しなかった。

心配されてるって話を聞いて、おばあちゃん孝行の意味でした方がいいなって何年か前から思ってた。
思ってた、思ってたんだけどなあ。

ただただ優しくて。

小さい頃から妹は可愛いわたしは整ってないってコンプレックスがあった。
でもそんな私も平等に接してくれてたと思える。

海外に行くと言った時断ったのに封筒にお金入れてくれた。
両親からは勿論何も無かった。


今回を期に家族LINEが動いた。

ままは親戚に会いたくないからお葬式にいきたくないといった。
ほんっっっとにしょうもない。

家族コンプレックスをこじらせてる中、唯一自慢のおばあちゃん。

生まれ変わりがあるとしたら周りの誰からも幸せだねと思えるような生まれ変わりになって欲しいな。

何も返せなくて本当にごめんね、大好きだよ


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