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読了 谷川俊太郎詩集

昨日、読了した谷川俊太郎詩集についての感想を少し書き残しておこう。
私は、学生時代は理系で社会に出てからも
医療関係の仕事につき文学とは無縁な生活を送ってきた。
最近、流行りの本は読めど、詩には全く触れてこなかった人生。
谷川俊太郎先生といえば国語の教科書の詩の人。と、まあ、そんな軽い認識だった。

つい最近、谷川俊太郎先生の詩に触れる機会があり、気になり思わず、図書館ですぐに先生の詩集を借りた。
感動した!深い!
こんなに短い文章の中でこうも人の心を動かすのか!

一番気に入った『あなた』の詩について
少し感想を。
「わたし」にとって「あなた」は、身近な存在なのか、憧れの遠き存在なのか、いない存在なのか、たまたま今日すれ違っただけの存在なのか、答えは作者である先生の胸の中にしかないのだろうけど。
「わたし」にとっての「あなた」の愛が溢れているなと思った。
「わたし」を私、「あなた」をとある実在の人物に当てはめて再読。
なんと、深いのでしょう!
私もあなたにもう1度会いたい。
年の瀬、「あなた」に
出逢えてよかった。

誰かが言ったとあるひとことが
私の脳裏にかすめる。
「詩は、その時読む状況できっと読み方が変わりますよ。詩は人生を豊かにしてくれます。」
その時とは、別の状況で読む。
なるほど、こんなに感じ方は違うのか。

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