「生きるのが痛い」ってつらい。
丸一週間くらい、喉の痛みで寝込んでいた。
病院にも行ったけど、5分ほどの診療でパパッと済まされ、「特に周りの人で溶連菌とかインフルエンザとか流行ってなければ、検査の必要もなさそうですね」とのことで「総合感冒の皮下注射」というのを打たれて、薬を渡されて返された。
病名もいわれなかったが、総合感冒の注射をされたということは、「いわゆる普通の風邪」というか、免疫力の低下によってどこにでもいる菌やウィルスにやられてしまったということなのだろう。
繰り返しになるが僕は人並みの体力を持たない虚弱体質なので、「いわゆる普通の風邪」であっても相当つらい。
今回も、喉の痛みと腫れが尋常ではなく、「食事がとれない」どころか、「水を飲むのも激痛」「つばを飲み込んでも激痛」という事態。
僕は痛み耐性も人並み以下なので、つばを飲み込むたびに大騒ぎな苦しみよう。
昨日どうにか出社したときに、ちょっと天然気味な同僚に、「じゃあ、一週間、水も飲まなかったの?!」と聞かれたが、そんなことをしたら死んでしまうわ。なので、痛いことがわかっていながら、ものすごく顔をしかめて、決死の思いで水を飲む!というのを繰り返す日々。
痛みにも波があるようで、なぜかいちばんつらいのは夜。次が朝。夜に痛いというのはなかなか苦しいもので、何せ眠れない。
衰弱しているので寝たいのだけど、眠りに落ちて1時間も経たないうちに自分がつばを飲み込んだ激痛で目を覚ます。この繰り返しを10回ほど繰り返して朝が来る。
水を飲んでも、眠っても痛い、というのは、大げさな言い方をすれば「生きるのが痛い」ということ。これは精神にクる……。
もちろん、人間の体の免疫は(僕自身よりよほど)優秀なので、数日寝込んでいればそのうち徐々に回復する。実際、1週間ほど経った今は、まだ万全とは言えないが痛みは相当和らいできた。
だけど、痛みの真っ最中には「これが永遠に続くのではないか」とか思ってしまうんだよね……。
仕事もたくさん貯めてしまったけど、ダウンしている間、たくさんの仲間に助けられた。自分のためにもみんなのためにも、これからも無理せず養生養生。
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