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土地を継ぐ家 ①古い納屋「ナガヤ?」

自宅に古い離れがある。集落の他の家にも同じような建物がいくつかあり、地元の人や両親は「ナガヤ」と呼ぶがいわゆる長屋とは違っていて、どういうルーツでそういうようになったのか。長屋門に似ているような形であることに何か理由があるのかと想像している。(調べてみたい)

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大正時代からある建物のようで、かつては馬や牛を飼っていたらしい。その建物を倉庫にしたり、床と天井を張って居住部分をつくったり、様々に改修をされてきた。私は納屋(大きいけれど)と呼ぶのがいいように思っている。

阪神淡路大震災、その後の大地震の後も崩れることなく建っている。不思議な気持ちだが、小舞壁は方々で割れており、(自身はないけれど)補強しなければいけないと思っている。

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私が生まれてからは半分はずっと倉庫として使われていて、半分が居住部分になっていて両親が寝る部屋や父の書斎があった。そして、阪神淡路大震災が起こり母屋が全壊してしまったとき、この建物で家族みんなで暮らしていた。震災後の何か不安な日々を狭い建物で救援物資や水の配給などで暮らしていた記憶がある。
その後も社会人になった姉が暮らすために内装や水回りを改修したり、高校生の下宿として使っていた時期もあり、両親や家族にとって思い出が色々ある建物である。

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