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お風呂に入る最適な時間帯を探る。

最初にお知らせです。エッセオンラインに新しい記事がアップされました。

今回、ナイトルーティンについて書いています。記事の中で、私のナイトルーティンを以下のように説明しました。

私は、仕事を終えると、1時間ぐらい散歩するか、片づけものをして、そのあと、夕食をつくって食べる。そして、片づけをして、お風呂に入り(シャワーの日もあります)、お風呂の換気扇を回している30分ぐらいの間は本を読むか、趣味の語学の勉強をするか、もしくは、ぬり絵をしてその後就寝。

確かにこのとおりですが、実は、お風呂に入る時間は、まだ、しっかり決めていません。


最初の方針

以前の家では、午後6時から7時の間にお風呂に入っていました。新しい家に越してきてしばらくは、なんとなく「寝る前に入ったほうがいいかな」と思い、午後8時から9時の間に入っていました。

そうすれば、9時半に寝ることができます。

でも先日、シャワーの水が寝室にもれる事件があり、直してもらったときに、カヴィ(家主)が、「僕たち、ウォータータンクはシェアしているから、ちょっとお湯の温度あげとくね。不都合があったら言ってね」と言いました。

だから、「あなたは、毎日いつ、シャワーをあびてますか?」と聞いてみたところ、「うーん、だいたい夜8時ぐらいかな」と彼は言うんです。

なんと! それは私が自分のお風呂のために、お湯をがんがん使っている時間帯。

きっと、カヴィは、ぬるいシャワー、もしくは冷水シャワーをあびることがあったんでしょう。だからタンクの温度をあげたと私は判断しました。

ウォータータンクとは?

ウォータータンクは、給湯器で、ファーネスルーム(暖房施設の部屋)にあります。この家は、暖房は、メインフロア用、ベースメント用、それぞれにファーネスがあるので、自分の好きな室温に設定できます。

でも給湯器は1つだけで、これが家全体にお湯を供給しています。複数の人間が住んでいるときなどは、お湯のディマンドが高いので、高めの温度に設定しておかないと、お湯を作るのが間に合いません。

前の家でも、冬場は、元夫がウォータータンクの温度をあげていました。

カナダに来て初めて住んだ家では、私は、毎朝5時に起きてすぐ、シャワーをあびていました。

当時の家主はグレッグです。グレッグの説明はこちらの記事にあります。

ところが、この時間帯は、グレッグもシャワーをあびる時間だったらしく、彼は「僕もこの時間にシャワーをあびるから、できれば時間をずらして。冷たいシャワーになっちゃうから」というメモをよこしました。

グレッグは朝早く出勤しなければならないので、シャワーの時間を変えるのはむずかしいでしょう。だから、学生で時間の融通がきいた私が、シャワーをあびる時間を変えました。

こんなふうに、複数の人間が同じ時間帯にシャワーをあびると、どちらかが冷水シャワーになることはよくあります。それと、誰かが洗濯機を使っているときに、お風呂にお湯を入れていると、少ししかお湯が出ないので、給湯にすごく時間がかかり、そのあいだにお湯の温度が下がっていきます。

カナダのお風呂は追い焚きできませんから。

前の家では、失業して1日中ひまだった夫が、なぜか私がお風呂に入る時間帯によく洗濯をしており、「これは嫌がらせか?」と思ったものでした。

私は、とても規則的な暮らしをしていて、お風呂に入る時間はしっかり決まっていたのですから。

お風呂に入る時間帯をきめ細かく調節してきた

前に住んでいたベースメントでは、私がいた9年半の間に、以下のように、上に住む人が変わりました。

1)若いカップル、そのうち女の人だけが出ていった
2)残った男性がわりと長く1人で住んでいたが、途中でガールフレンドがよく泊まるようになった
3)男性が出ていったあと、メインフロアは改装に入り、その後も、わりと長く人が入らなかった
4)もっと若いカップルが数ヶ月だけ住んだ
5)タマラ(家主)のお母さんが1人で住み始めた

上に住む人が変わるたびに、私は、お風呂に入る時間を調節しました。そうしないと、水風呂に近いお風呂になってしまいます。

日に2回、それも長々とシャワーをあびる人が入居すると、お湯の供給が間に合わないので、戦略的にお風呂に入らなければなりません。

その結果、これまで私は早朝にシャワーをあびたり、夜寝る前(9時すぎ)にお風呂に入ったり、夕方6時にお風呂に入ったりしていたのです。

お風呂とシャワーを併用

カヴィが午後8時前後にシャワーをあびると知ったので、以後、私は、彼がシャワーをあびたあとに、お風呂に入ることにしました。

シャワーとお風呂を比べたら、お風呂のほうが圧倒的にお湯を使いますから。

同時に、お風呂のお湯の量を少なめにし、温度も低めにしました。そのほうが環境にも体にもいいし、光熱費も節約できます。

私の光熱費は、家賃に含まれていますが、賃貸契約書に「1年後に家賃の見直しあり」とありました。

たぶん、カヴィの想像以上に光熱費がかかったら、その分、私の家賃に上乗せするんだと思います(娘の意見)。だから、エネルギーは使いすぎないに越したことがありません。

私は熱いお風呂が好きですが、熱いお湯に入ると、一時的に血圧が上昇して、心拍数があがります。

私も、前の家では、お風呂から出たあと、しばらく心臓がどっくんどっくんと打つことがありました。

熱いお湯は心臓と血管に負担をかけるのです。

さらに、その日の進行状況によっては、シャワーで済ませることも始めました。

実は、前の家では、たとえ、昼間シャワーで髪を洗っても、夜、普通にお風呂に入っていました。

お風呂は私の唯一の楽しみというか、ストレス発散法だったからです。

でも今の家では、元夫がいないため、私のストレスが軽減されたので、毎日お風呂に入らなくてもよくなりました。

何も気にしない娘

「お風呂は、夜寝る前に入ることにした」と娘に言ったら、娘あ、「え~っ、そんな遠慮、することないよ。好きなときに好きなだけお湯を出して入ればいいのに。私のところは、3人住んでるけど、私はいつも好きなときにシャワーをあびてる。冷水になったことなんてないよ」と言いました。

娘もベースメントに住んでいますが、メインフロアにはカップルが住んでいるので、1つの家に全部で3人住んでいるわけです。

筆子:「ふーん、そうなんだ。でも時間帯によっては冷水になるんじゃないかなあ、あんた、いったい何時にシャワーあびてるの?」
娘:「午前1時とか」

そんな夜中にシャワーあびる人って、そうそういませんよね?

カヴィが8時ごろシャワーをあびると聞いてから、夜、自室で勉強していると、「ああ、あれがシャワーの音かな」と思う音が確認できるようになりました。そういうときは、それから30分ぐらいたってから、お風呂に入るようにしています。

ただ、私は、何かに集中していると、脳が他の音をいっさい拾わないので、気づかない日もたくさんあります。

そういうときは、8時45分ぐらいにバスタブにお湯を入れ始めます。

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