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クレームメールへの対処法~自分の心を守るために。

発信をする人にとってクレームメールやネガティブなコメントは避けられません。

批判的なメッセージにどう対処するか、自分なりに指針を持っておくと、精神的な負担を軽減できるし、ブログやnoteの運営も長続きします。

私は人が読むブログを12年以上運営しており、批判的なメールもそれなりに受け取ってきました。

以下の記事に書いていますが、以前はアフィリエイトをしていたので、アフィリエイトを毛嫌いする人たちから、一方的で、限りなく無礼なメールを多数いただいた経験もあります。

そんな私が、効果的だと思うクレームメールへの対処法と、自分の心を守る方法をお伝えします。

この記事の内容:

・クレームメールが来る背景
・実際の対処法
・対処するとき特に重要なこと
・自分の心を守るためにすべきこと

この記事が役に立つ人:

1.ブログ、note、SNSなどで発信していて、ネガティブコメントやクレームメールに悩まされている人。

2.これからブログやnoteを始めようと思っている人。

1.クレームメールが来る原因

まず最初に、クレームが発生する背景を理解して、クレームが来にくい土壌を作っておきます。

そのブログの性質によって違いますが、私のブログの場合、以下の理由からクレームが起きると考えています。

記事に書いた情報が誤っていた

内容そのものや、ある出来事に対する認識が間違っていたときのみならず、言葉の使い方や漢字、固有名詞が間違っているときも指摘されます。

これはクレームメールというより、ありがたいメールなので、感謝して受け取っています。ですが、ミスを指摘するだけでいいのに、過剰反応して感情的なメールが届く場合もあるので、クレームメールに入れました。

記事を書く前にしっかり調べ、書いた記事を読み直してミスを減らせば、こうしたクレームは減ります。

読者の期待と現実のギャップ

読者がブログの内容やサービスに対して抱いていた期待と、実際の体験が違った場合、クレームが発生します。

たとえば、私の書いた「こうすれば、こんな不用品を手放すことができます。その結果、もっといい人生になります」という記事を読んで、そのとおりやってみたけれど、いい人生にならなかったとき。

逆に

・捨てたことをすごく後悔した

・捨てようとしたけど、捨てられず、汚部屋の状況は変わらない、つまり私のアドバイスは役立たなかった

・私(筆子)の方法はうまくいかなかったが、あるYouTuberの方法はうまくいった。私のやり方はおかしいんじゃないのか? と言いたい

・捨てたものが、数ヶ月後に必要になった

・ミニマリストになったらかえって気分がよくない

こんなことが起きると、読者は私に文句を言いたくなり、否定的なメールを送ります。

また、悩み相談を送った読者が、私の回答を読み、「傷つけられた」「皆の前で恥をかかされた」と思うことはしばしばあります。

自分が思っていた回答が、自分が期待していたタイミングで記事にのっていないと人は不愉快になりやすいです。

悩み相談をする読者の多くが、すでに自分の中に答えがあります。その答えを肯定、後押しするような記事であれば、「よくぞ言ってくれた!」と喜ばれますが、真逆である場合、「なんてひどい!」と思うのです。

読者の理想と現実のギャップを少なくするためにできることとしては、

・過度な期待をもたせるような表現をしない

・効果には個人差があることも書く

・私の場合はこうだったが、あなたの場合はそうでないかもしれないと書き添える(実は書くだけでなくて、ちゃんと伝わる必要がある)

こんなことをするといいでしょう。

内容の理解不足

読者がブログの記事に書かれている内容やアドバイスを十分理解しないまま実践したら、期待と違った結果になった。そんなときも、クレームが発生する可能性があります。

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