見出し画像

産みの苦しみも描いてる?〜夢と現実の狭間〜

11月もX(旧Twitter)のスペースで小松未歩さんの楽曲について語る、小松未歩ラジオに参加させて頂こうと思うので、noteに原稿を書かせて頂きます。
今回の語る楽曲は「夢と現実の狭間」です。
この楽曲から妄想したストーリーを書いていこうと思います。


僕は高校3年生。文芸部で趣味の小説を書いている。
僕は恋愛経験がほとんどないのに、同じ文芸部の女友達から急に恋愛小説書いてよ、と頼まれてしまう。
僕もその時は、気まぐれと、とある理由から「いいよ、書くよ」と言ってしまった。
恋愛経験がほとんどない僕は、夢見心地なフワフワとした文章しか書けず、頑張って書いても集中力が続かない。
受験生でもある僕は、勉強の合間に小説を書くことを息抜きにしてるのに「勉強しないと」という現実へとすぐ引き戻されてしまう。
いい文章が思いついたらすぐ書けるように、寝てる時も布団の上にスマホを置いて(まぁ目覚ましのためでもあるけど)夢の中でも物語が浮かんでくるから、それをスマホのメモに残すのだけれど、なかなかに駄作な気しかせず。
そうしてなんとか形になりつつある小説は、主人公が失恋するストーリーになった。
例の恋愛小説を書けと言った女友達に見せると「君の恋愛小説が完成したら、挿絵を描こうと思ってたけど、このぼんやりした抽象的な文章は何かな?笑」
と笑われてしまった。
「あとこんな鬱展開は気に食わない」と苦笑しながら言われてしまった。
先に言っていた僕が頑張って恋愛小説を書いていた理由は、彼女の挿絵が見たいという気持ちが大きかった。
でも彼女は本当に、この物語では挿絵を描いてはくれなかった。
また、つまづくかもしれないけど、今度こそは彼女が挿絵を描きたくなるような小説を書こうと思った。
だけど暫くは小説書きを後回しにして、受験勉強をちゃんとしようと思ったけど、近頃スマホを夜な夜な見すぎて良い睡眠が取れてなかったらしく、ものすごい睡魔が襲った。
とりあえず今日はベッドに身を沈めることにした。(完)

あとがき
ぼんやりとした抽象的な小説しか書けない主人公の僕が、同じ文芸部の女友達のために、失恋物語を書くも、気に入ってもらえず、ひとまず玉砕する話です。

私の歌詞解釈では、この曲は現実世界と小説世界が混じって描かれてると妄想しています。
歌詞の僕始まりの部分は、僕の現実世界のイメージが強く現れてると解釈しています。
恋愛経験のほとんどない僕が、恋愛のイメージが途切れ途切れにしか浮かばず、受験前で精神状態も良くなかったからか、小説も失恋のほうに引っ張られてしまいます。
どこか遠く〜と、だけど何も〜は、僕の作り上げた小説部分のイメージが主に描かれていて、さよならは本当だったと言う鬱展開なラストで、女友達が気に入らないバッドエンドでした。
でも最後の僕始まりのパートで
星の宿る愛はつまづきながら見つけてくのね 
今度は本当になれ
と歌詞にあるように、僕は今度こそ女友達が挿絵を描きたくなるような恋愛小説が書けるかも?と少し希望のあるラストにしたつもりです。

今回は珍しく小説っぽく書きました。
毎度書くスタイルが安定しないというのが私のスタイルです笑
なんて、読んで頂き、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?