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My Destination...で思い出したドラマや映画の話

未歩さんの「My Destination…」を聞いて、思い出したドラマや映画について書いていこうと思います。主に列車の中でラストを迎える物語を探しました。

でもまずはラストシーンにこだわらず
私は何となく、駆け落ちして上手くいかず心中するエンドパターンを思い浮かべました。
曲調からか、なんとなくハッピーエンドで終わる感じがしなかったので。
また私の好きな陽性転移、笑。とはちょっと違いますが
先生と生徒の駆け落ち(有村架純ちゃんが出てた「中学聖日記」や、昔で言うとドラマ「高校教師」)のイメージがまず思い浮かびました。
高校教師は、最後列車の中で先生と生徒は赤い糸で小指を結んだまま死んだのか死んでないのかが、話題になった作品だった記憶です。
もしくは映画「糸」のように幼い頃一緒に家出のような駆け落ちを試みた話なのかなぁとも思いました。
でも曲の感じがそんなに幼さを感じさせないなぁと思ったので、そうすると不倫の感じもしてくるなぁとか。
どんな解釈をしようか迷ってるうちに、お気に入りのフレーズからまず解釈してみようと思いました。

それが「月明かりに照らされ 白い指がさす星は
二人をそっと導く」の部分です。
月明かりに照らされたから白いだけなのかもですが、高校教師の最後、赤い糸で結ばれた小指が映されたあと、引きで最後手がダランとなったシーンがあるのですがそれと雰囲気が似てるなぁ(白い手は亡くなった人の手という想像)と思いました。
月明かりに照らされた白い指は、星空に向かって伸びていて、天へ導かれていってるのではないかと思いました。
そんな風に心中するまで2人が追い詰められたのはいったい何故だったのでしょうか。
それも色々想像出来ます。
ここまでが心中エンドです。

心中しないパターンで思い浮かんだのが、
「ロストエモーション」という洋画の最後です。
ここからはネタバレです。すみません。

「ロストエモーション」は人間が感情を持たなくなった世界で、感情を持ってしまう感染症にかかった男女2人の話です。
この2人はいつしか恋愛関係になり一緒に誰にも見つからず遠く離れた孤島で暮らそうと、計画します(感情を持たなくなった世界では感情を持ったままだと罰せられるので)
そう思っていたのですがロミジュリみたいな感じで、誤情報で彼女が死んだと思い込んだ男性が、その事実に耐えきれず、また感情を持たない状態に戻ろうと、感情を持たなくさせる薬を飲んでしまったのです。
ただ2人(彼女のお腹の中には赤ちゃんもいます)で駆け落ちすることは、彼に感情がある間に決めていました。
感情を持たなくなった彼を愛し続けることが出来るか不安になって絶望的になった彼女を、彼は感情が無いなりに、思いやりから列車の中で彼女の手を握って終わるのでした。
彼も彼女もどっちも生きてるけど彼の感情が無くなるバッドエンドです。

片道切符で乗った列車の中で彼が心の眠りについても、彼女はずっと起きていて、この世界を愛で満たす方法を考えてたのかな、とか映画と歌詞の世界観がシンクロしてる部分があって、My Destination…もロストエモーションもより好きになれました。

自分の文章が面白いわけではないけど、歌詞解釈はしてる過程が楽しすぎて、やめられないなぁと思いました。笑








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