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なんか嫌、なんか好き

この前、読んだ本。

今の行動基準は過去の経験に感情が紐付き、価値観に基づいている、それを踏まえて理想的なものとのギャップを埋め合わせ行こうということが要約。

フェーズが分かれている
1.自分の価値観を知る
(過去から今)
2.価値観に基づく行動計画
(今から未来)
3.計画と行動の埋め合わせ
(未来から今)


じゃあ、どうやってっていう部分がこれ。


認知の4点セット
意見、経験、感情、価値観

意見
考え、学び、思ったこと
経験、感情、価値観を含めるのは仕方ないけど、少しずつ分けられるように

経験
意見の背景にある経験
意見の根拠、見たこと聞いたことでも良いけど具体的な経験を思い出した方が感情や価値観に繋がる

感情
その経験や知識に対して、どのような感情を抱いているのか。
大きく分ければポジティブかネガティブか。
感じたことのみ切り分ける

価値観
判断に用いた基準や尺度、ものの見方
なぜそう思うか。

自分でも購入者特典の資料を参考に振り返ってみたけど、こうやって分けて振り返ることで自分では気付かなかったけど、自分が縛られている価値観や経験があった。


成功体験から離れられないのは過去の自分のやったことで良い思いをしたという経験と感情が強く結びついているからだというようなことが書かれていた。

それを経験は経験、感情は感情、それに基づく価値観を分けて考えれば、同じような状況でも違う行動をすることが出来るんじゃないかと思った。

例えば

良かったのはシチュエーション。
嬉しいという感情は大切。
人のために動くという価値観。

なら
人のために動ければ良いよね。
その時はシチュエーションが良かった。
じゃあ今のシチュエーションはその時とは違うなら、違う行動だけど、人のためになれば良い。

というような感じ。

それには難しい状況もあるけど、清濁合わせ飲むのも大事だと思う。

良薬口に苦しって言葉もあるし、ビエルサもそんな様なこと言ってた。

自分を知るってこと。

やりたいことが分からないっていう子が多いらしいんだけど、それって意見レベルのことで振り回されて、具体的な行動(正解)を求めがちなんじゃないかなぁとこの本を読んで感じた。

そんな時は、自分は何をして、どんな感情を持ったときに楽しさや充実を感じるのかを振り返ってみると良さそう。


何かのニュースを聞いてどう思うか、インスタ映えスポットに行ってみて何を感じるか。

自分が楽しいと感じるのはどんなときか。

案外、自分のことはよく分かってないかもしれない。

同じだろうを脇に置く


同じことをしても感じ方は違う。

育ってきた環境が違うから好き嫌いは否めない。

山崎まさよしのセロリの歌詞に諸々、この本の大事なことが詰まってる。


いろんな前提の人が集まって同じ目標に向かうっていうのは同じことを同じように解釈できないっていう難しさがある。

だからこそ、それぞれの人がそれぞれの人の前提を知っておくと良いなぁと思う。


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