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持ち寄りで出来上がる新しいタイプの公園

PicLikeを実証実験をPARKにすべく、2/22-25の期間で遊具や移動型店舗を設置して実証実験をしました。
その実験は、参加者が思い思いの時間を過ごしたり、周辺の施設がコンテンツを持ち寄るものでした。

今回はあえて「イベント」にしないようにしました

今回は日常をさらに意識して、平日にも実施。土日もあえて従来のようなイベントのようにはしないようにしました。それにより、できるだけ日常使いをイメージしていただけるよう、そして普段使いを楽しんでいただけるようにしました。

曜日ごとのプログラムはこちら
https://piclikefuchu.studio.site/posts/20230222-25

あらゆるものが可搬式

カラフルな遊具(MOPPS モップス)は自動車で運んで、ただ置くだけ。そして、ソファやテーブルなどのアウトドア家具もいつも同様に運んで設置。
そしてお店すらも公園にやってきて、日常が特別になります。

プラスチック製なので動かせます。

MOPPSの初日レイアウトはこちら。

家具も折り畳んだり積み重ねたりして設置。

福山からはあさひベーカリーさんが到着。

世界で3台だけの無印良品の移動販売車も到着。

設置は1時間と少しで完了、公園ができあがりました

設置から1時間と少しでこんな公園が完成。(3/22と25)

すると、パン屋ビジュアルや香りにつられて、通りがかりの方が絶え間なくいらっしゃいました。

ハード系パンはちょっと特別。

無印良品の移動販売車にもお客様がいらっしゃいました。

お昼前にはお子様連れがたくさんいらっしゃいました。

慣れ親しんだ無印良品が身近な場所に来てくれて便利でしたね。
みなさんの笑顔が印象的でした。

中はこんなかんじで見慣れた製品もちょっと特別に見えますね。

カラフルで動く動かせる遊具は小さなお子様が乗って楽しめるもので、説明がなくてもこんなふうに自然と遊んでいただけました。

お子さんに合わせてレイアウト替えしているスタッフ。

ギザギザしているのは理由がありまして、パーツ同士を結合させることもできます。そして、お子さんが乗ると、滑り止めのようになるのです。

そして、湾曲したパーツは滑り台にもなります。

遊ぶ子どもの周りにファミリーがますます集まる

定番のモルックはルールがわからなくても楽しいもの。

遊具はそれぞれがコンパクトで、広げてレイアウトすると、幅広い年齢それぞれの居場所を見つけられようでした。

青色・黄色・水色・緑色・赤色がカラフルに同居

2/22は春を先取りするかのような陽気で、様々な色が同居した空間になりました。PicLike PARKの人工芝の周囲には色が色々集中。

午後からは小学生の人たちも遊びに来てくれました。

2/22は水曜で一斉下校の近隣の小学生たちが遊びに。

家のリビングのようにくつろぎ、さながら広い広いリビングのようでした。こちらの小学生たちに聞いてみたところ、期間外もPicLike PARKを活用して、友達と一緒に集まってベンチでおしゃべりしたり、ゲームしたりしてくれているとのことでした。

平日は小学生・ママと赤ちゃんなどのグループがたくさん来られることを確認しました。

2/22は初めて平日の開催で、平日の使い方の可能性をみました。大きなプロモーションをしていませんでしたが、SNS・チラシ・Myふちゅうなどを見た方がとめどなく来られ、賑わいました。
午前中は散歩やお買い物で地域を歩かれている方、正午から1時までは食事を求める方、昼過ぎからはママと赤ちゃん、そして3時以降は小学生が来ることを確認しました。

くつろぎ方は様々

2/23は祝日。家族で来られる方も多く、隣の道の駅でお弁当やパンを買ってくつろぎに来られる方が多い印象でした。

さながらピクニック。

リクエストをしたら大きなお口を見ることができました。

模造紙を芝の上に置くだけでお絵描きが始まります。

丸太を置くだけでケンケンパが始まります。

思い思いの日常を過ごすことで、それが心地よい公園の景色になります。

周辺施設とのコラボレーションも定番化

たとえばお隣DDD. Laboさんのレーザーカッターで作った「木製のゴム鉄砲」による射的場。

それから、市外からも多くのお客さんが来られるという府中市子どもの国POMPOMさんは、ボールプールやおもちゃスペース、そして今回はリースづくりのワークショップも開催されていました。彩がやさしい!

今回は新たにBookSwapBingo びんごライブラリーとのコラボレーションもできました。

多くのPicLikerたちが思い思いの時間を過ごしてから
夢の公園を描いてくれました。

思い思いの過ごし方ができるフレキシブルな公園

それぞれの生き方があるように、公園の理想は様々。であれば、PicLike PAKRの取り組みのように極めてシンプルな人工芝に加えて、持ち寄りでできるこのエリアならではの公園。それができるといいのではないか。
そんな気づきを得られたのでした。

このように、ほら「見立て」で、ただの積み木がカメラにもなる。
そのような、本質的に自由な公園があっても良いのではないでしょうか。

次回は、どうなるかお楽しみに!

このように、見立てだったり、設置するものだったり、周辺とのコラボレーションで変容する公園。今後どういった化学反応が生まれるでしょう。
お楽しみに!

片付けはすぐできました!


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