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✴︎ エンパスとは?/霊視結果との付き合い方

「ヒーラーあゆみ、質問にお答えします」シリーズ13です。
長く空いてしまいましたが、続きのご質問に応えて参ります。今回の内容については、「エンパスとは」「霊視 当たるか」などで検索されることでもコラムやブログなどから様々な方の様々な意見や答えをご覧いただけるので、ベーシックな情報と私の思うことをお話しします。ですので、今回も、違う意見を持っていただくことがあり得やすいので、「違う!」「信じない!」と思われたり、何か抵抗や反応が出てきても争うことなく、そんなスタンスの人もいるんだなと思っていただけたらと思います。

22. エンパス体質とはなんですか?

英語のEnpathy、共感、から来ているその共感力が高いことを意味する言葉です。似ていることとしてスポンジ体質や共感力が高い人、などと言えると思います。"共感"の定義ももしかしたら人によって違うかもしれませんね。ここでの"共感"は、他者の気持ちが分かる、という言葉どころじゃないものです。

経験としてお話ししますが、"共感する"なんていう甘い言葉ではなくて。
他者の気持ちが流れてくること。それが例え誰であっても。満員電車の後ろの人、左右の横の人、いくつも、何人もの、感情が流れ込んでくること。職場では、メールを受けると、その人の心のうち、またその人が自覚していないほど深いところに感じていること。遠く離れていてもラインやFaceboookやInstagramで会ったことがなくても感情が分かること。もちのろん、家族や近しい人の思いがしっかり流れてくること。「死にたい」「死んで欲しい」「ムカつく」「死ねばいいのに」「腹立つ」「エロい」「一回やらせてくれないかな」「かわいい」「ずっと一緒にいたい」「あー早くおわんねーかなー」「バーカ」「ふざけんじゃねーよ」「愛おしい」「気持ちいい」「嬉しい!」「あーたるい」「嬉しいなぁ」「あー晩ご飯何しよー」「早く奥さんと別れてくれないかな」「なんで生きてるんだろ」「どうしたら億万長者になれるかな」「売れたい売れたい売れたい」「めんどくせー」など、ぜんぶ。自分じゃない?え、じぶん?なんで?あれ?人の?あ、人のか。そんな感覚になるのがエンパスです。境界線が、あまりにも、分かりづらく、融合されるかのような感覚。本当に気をつけていないと、自分ではない感覚を自分として錯覚して生きてしまう感覚です。

だけど、講座でもお伝えしているのですが、その感覚を持つことを決めたのが魂の為せること。その感覚が特別なものであろうとなかろうと、その感覚を持つと決めて生まれてきていること、必ず生かすことができると確信して生まれてきていること、それもセットで知っていただけると幸いです。

HSP・HSCとも関連づけて知られるものです。似ていると思います。でもエンパスの方がスピリチュアルよりかもしれません。どちらにしても、必ず、生かすことができるのです。そして、あることも素晴らしいけれど、ないことも素晴らしいです。どちらかが秀でていることなど、あり得ません。ないからと言って落ち込んだり、あるからって特別に思わないでくださいね。(講座で伝えているトレースがまさにこの感覚です。他者の感覚をそのまま感じられる状態です)エンパスとまでは言わなくとも、他者の感覚をご自身の感覚にしてしまえる魔法は講座でお伝えしています。

先ほど都知事の会見を拝見していましたが、エンパスであればこれはできません、恐らく。だからこそ、政治家の方の思いの強さやその強さが素晴らしいことをいつもどの方でも感じています。多くの人の感覚を拾ってしまうのであれば、(それもそれでとっても素晴らしい政治に携わる方だと思います!)なかなか一つの判断を下すことが難しかったり、苦しくなったりするのだと思うのです。1000ある意見の中で、500以上のためになることをする。それについて、迷いなし!仕方がない!のエネルギーの強さです。エンパスを持つ人間からは、欲しくて欲しくてたまらない感覚でもあります。

実体験から話すと、やっぱり辛いです。自分が分かりづらくなります。この感情は私の?それとも相手の?と。そして、相手の感情が分かったところで、相手がそれを求めていない場合に、また、苦しくなります。「勝手に読むなよ」ですよね、そりゃそうです。そういう、本来であれば不要な葛藤も生まれます。一般に「他人の本音が分かったらいいなぁ」なんて願いは、叶ったところで、それがナチュラルにある場合に、なんの役にも立たないのです。それをサギやだましに使えるほど、エンパスの人間は、したたかではないのだと思います。パラドックスです。

小さな頃から、親の本音と建前が分かって、それに「嘘をつかれている」と不要に感じて苦しくなったり、友達の本音と建前、仕事上での本音と建前、いろんな面で「あ、本当は違うけど、そう言わざるを得ないんだな」と受け入れなければならない場面、それを優しさだと、正義だと、受け入れる学びが多くあるのだと思います。悪いことではないのです。本当は、嘘でもないのです。ただ、エンパスの人間にとっては嘘に感じやすいこともあると思います。現実面で、言葉・声で発すること、文章にすること、それを、100%と捉えずに、でも、それ以外の感じるところも否定しないこと。どちらも100%、なので、200%で感知していること。そうすることで自分を保っていけるのだと思います。

自分というものはどこだ?どれだ?ということについては、講座でお話ししていたりするので、気になる方はぜひお問い合わせくださいませ。

23. 霊視できる人に言われた助言と自分が今思うことが違う場合どちらを信じて選択すれば良いですか。霊視してくれた人の言葉を信じてないと言うわけではないです。

素晴らしいご質問、ありがとうございます!!!!!

上記でもお伝えした「嘘ではない」もポイントですね。

人って、実は、考えていることや感じていることって一つではないじゃないですよね。でも、世の中的に、答えはひとつではないとだめ!みたいな風潮がありますもんね。

「霊視してくれた人を信じながら、自分の思うことを大事にする。」

私は、それを応援したいです。
100人に相談したら、100通りの回答があるのです。霊能者だったとしても、100人に聞いたら、100通りです。30人同じ回答があるかもしれませんが、30人が同じだっただけなのです。一人一人経験も繋がる先も違うのです。

ヒントとしていただけたら、なのです。盲信する必要はないのです。

自分が貫きたい先、自分が信じている先、自分が叶えていきたい未来。
そこに対して阻みを取り払ったり、そこを叶えるために阻みになっているものを教えてくれて取り払ってくれたり、納得しながら進む先を教えてくれる方やそのお話を信じたらいいのではないかな〜と思います。

そして、違うなーと思うならば、それはそれでいいと思います。
違う答えをくれる人を選んだことをだめとせず、それもまた学びだとして、ご自身の未来を作っていくのがいいのだと思います。

私自身も、クライアントさまの役に立てない感覚、あ、違うなと思われているなと感じることも分かります。最善を尽くしても、通じないこと、違うと思われていること、または「営利目的だ」と思われているなと感じることも、あります。それでも大元の底の底でお話しすると、それすらも、それぞれの潜在意識で必要としていたことなのだと感じることもあります。経験上、サービスを受けて違うなと思ったこともあります。

間違った選択をしただなんて大袈裟にせず、あ、ちょっと間違っちゃったな〜な感覚にして、「でも!これからは、間違わないぞー!ぜんぶ、大事なこと〜!」にしていけるのです。間違ったと顕在意識で思うことすら、潜在意識では必要なプロセスだったりします。

ヘアサロンでもネイルサロンでもヒーリングサロンでも、相性ってあります。それを読み間違うことって、いくらでもあるのです。過去を否定せず、その「違うなぁ」と感じる感覚を知るためだったのだと肯定する要素にして、また進んでいただけたらなぁと思います。

これは、霊視・ヒーリング・アカシック・スピリチュアルカウンセリングなどなど、伝授でも学びでもなんでも、同じです。教えてくれた方、一時は信じた方のことは否定しない方が、後々いいです。その時に必要だと思ったから申し込んで聞いた。でも後から、違うなぁと思った。それだけです。その過去の時には必要だと思ったことを否定されないでくださいね。その「必要かどうか」のセンサーを高めるための学びだったのだと、そして、効果がないのではなく、その蓄積によってそのさきにある素敵な未来を実現できたのだと捉えてくださいね。それが、その先、さらに先、のヒントになります。

過去の肯定力が現在の肯定力になり、そして未来への肯定力になります。


さて、お次は、「24. 過去生っていくつくらいあるものなんでしょうか?」「25.レイキ伝授していただければ、何の知識もない私でもヒーリングできるようになりますか? 」です!お楽しみに!

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