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✴︎ 親子関係やインナーチャイルドについて

「ヒーラーあゆみ、質問にお答えします」シリーズ 5
第一回第二回第三回第四回に続いて質問にお答えいたします。
今回から、過去世テーマから離れます。またぐだぐだと徒然に語ります。長いので何もすることないよーという時に楽しんでいただけたらなと思います。(写真は幼き頃の私です)

7. 家族、先祖は大切だと思いますが、現世でどうしても上手く行かない親子や兄妹てありますか

あります!!!ありますよー!それは、魂の設定によります。
でも実は、ないです!とも、言えたりもします。

「すべて自由」「本来の姿であるがまま・なすがまま」というのを基本にして、こうなったらだめ、これはよくない、これはこうしていくべき、というものをないようにしていますので(過去世解放の記事でちらりとお話ししましたが)どんなことであっても「それはそうなることもあるよなぁ」とまず受け入れています。

それを前提として、だとすると、親子・きょうだい・祖父母・血縁・親族で縁を切ることって、よくないことでしょうか?私はなかなかそうは思えないのですね。縁を切ることを学ぶ、相容れない存在があると学ぶ、そのために大きな課題として家族を題材に選ぶ魂があるのも、起こり得ることだと思うのです。むしろチャレンジングな魂設定だなぁ、と思ったりします。

ただ、「うまくいかない」をどう捉えるか、というのにもかかってきます。価値観が全く違うけれど、違うことを受け入れていて、違う相手に対して何ができるかをしっかりコミュニケーションを取って、相手にとって嬉しいことを提供し合うこと、というのを実現していけば、違いはたくさんあるけれどうまくいっている、と定義できると思います。

私の例を出すのはおこがましくもあるのですが、人の本質というか性格というか特質というか魂の設定のようなもの、その特徴って人によりますが、私は家族の中では異質でした。父・次男、母・次女末っ子、妹・次女末っ子、誰一人にも私の長女・長子の苦労は分かってもらえない。父・魚座、母・蟹座、妹・蠍座、私は水瓶座。他みんな水の星座で私一人だけ風の星座、他はべったりするのは当たり前だけれど、私はべったりするのはそんなに得意ではない。(水星と金星が魚座なのでなんとかべったりが嫌いではないので助かりましたが、本質とはズレていたのですね)みんなでなんか分かち合う空気感みたいなのを共有している、だけどちょっと私はそれに違和感がある、という家庭環境だったのですね。でも、その私以外はそういう特質で、私はちょっと違うところがある、そして、他の人たちもそれぞれで、妹が私に対して嫉妬するところ、私が妹に嫉妬するところ、私が母のようにはなれないと自己嫌悪になるところ、母が自由な私に羨ましさを感じるところ、それぞれ、本当にそれぞれに色んな意思が交錯しているのを皆で許してきたのがあるのですね。一時期は歪みや軋轢はあったのですが、時間を追うごとに、どんどん調和がなされていって、それぞれがそれぞれであるから居心地がいい、そんな風に関係性が変わっていったのが事実としてあります。(20代前半は否定されて否定されて辛くて仕方なかったです。バイトも反対され、就職先・内定先も反対され、働き始めてからも反対され、でも、「あなたが何をしていても、あなたのやりたいようにやりなさい。楽しみなさい」と言われるまでは実家を出ないぞと決めていたので、両親の「自分たちの価値観とは違うけど、あなたがそれを望むなら、いいんじゃない」という言葉をもらえて一人暮らしができた時は感無量でした)

でもね、ちょっと遠い祖父母(90代)になってくると、この私の異質さはきっと受け入れられないものだと、理解しているのですね。ヒーリングっちゅー訳わからんものをしている、ってだけで反対というか異物扱いされるのは分かっているので、祖父母には私の職業は「アクセサリーをネットで売ってます」としています。嘘じゃないけど、隠していることはある。隠していることが悪いこと、でもないのですね。私がやっていることを理解して!受け入れて!分かって!というものを抱かないでいるのですね。
祖父母は大正時代の生まれなので、令和の新しい価値観についていこうと思う部分もきっとあるだろうけれども、令和を受け入れること、イコール、自分のアイデンティティを否定することになりかねないので、令和のことは別世界としていてくれて、いいと私は思っています。昭和の方もね。それは、それで、いい。

その、「それはそれでいい」とせず、自分のことを100%理解してもらうこと、認めてもらうこと、同じ価値観に擦り合わせようとすること、を求めてしまうと、軋轢や摩擦が起きて、不幸へと進んでしまうと思います。

だから、うまくいくというのをどう定義するか。
違うことをだめ、一緒の価値観じゃないとだめ、とするとうまくいかない。違うけれど、それはそれでいいんじゃない?やりたいようにやれば?でもあなたのことは好きだよ、と相手の価値観の尊重をしていたら、うまくいっていると定義できるのではないかなぁと思います。だから、お互いでお互いの違いを受け入れていられたら、争いなども起きないので、うまくいかない家族関係にはならずにいられるのかな?と感じます。でも、「一緒の価値観でないと」という定義であれば、うまくいかないこともあるし、うまくいってなくても、それはそれでいいのだと思います。すり合わせるために、自分を殺してしまう方が、苦しくないですか?自分らしくあることを認めてもらうことの方が、幸せな心地に近いのではないかなぁ、と感じています。

冒頭の、相容れない・うまくいかない・価値観が違いすぎる・生活スタイルが違いすぎて喧嘩しか起きない、そのようなことも起こり得る、というのも伝えたいことのひとつです。それを学ぶための設定です。お互いが死後の世界で「あん時苦しかったよね〜、わかんなかったもん」「でもまぁ、しっかり敵役を演じてくれてありがとうだね、お互い」って、なるのですよね、魂意識って。だから、何をうまくいかないと定義しても、「もうむり!一緒にいられない!縁を切りたい!この人を家族親族と思いたくない!」というのも、いいと思います。でもそれをそれとして受け入れていられたら、の話です。「そういうことってダメだよなぁ」と感じていると、そのようなゆがみや罪悪感のようなエネルギーが生じてしまうので、「しょうがない!」としてしまうとハッピーかなぁと思います。

余談にはなりますが、魂の設定がいかに苦しいものだとしても、でも、そこから、潜在意識への書き換えをして、「家族は違う特質があるけれど、円満だ」という観念で生きていくことも容易ですので、そこもお試しくださいませ。そのためのインナーチャイルドの解放、潜在意識へのアプローチのヒーリング、などがあります。価値観、観念、「家族ってこういうもの!」というものの変化・変革、それだって令和の時代だからこそ、簡単にできてしまうものでもあります。(それが私のこの十年で行ってきたものです。異質でも、認め合える関係になっていける!そう信じて色々と試して参りました)

そもそも、同じだから好きもあるけれど、違うから好き、違うことを教えてくれるから楽しい、というものもあると思うのですね。同じ価値観で共有できる・共感できるのも幸せです。でも、100%同じ価値観の人間は誰一人としていないので、違いを楽しめたら万々歳です。違うことを憂いたりせずに、「おーそんな価値観があったのかーおもしろー!」にしていけると、人生もより豊かになると思います。うまくいく・好き嫌い・価値観の違い、を、どうか切り離していただけると、より軽やかになれるかなぁと思います。

8. インナーチャイルドを解放したら、全てうまくまわりだしますか?

上記のお答えに出てきた「インナーチャイルド」!
インナーチャイルドについての学びは浅いもので、エネルギー的な観点からお話しさせていただけたらと思います。

答えは、こちらも、はい&いいえ、です。

潜在意識のお話を以前しましたが、潜在意識の中にあるエネルギーの一部として、過去世、現世での無意識の(思い出せない)幼少期や学生時代、そして大人になってからの学び、などなど、意識の中には様々な領域の様々な考え観念が詰まっています。

潜在意識にあるネガティブエネルギーなどネガティブとされる観念の中で、今世、特に幼少期や学生時代に無意識に作り上げた葛藤や認められなかった思い、両親に対して願っていた思い、そういうものをインナーチャイルドという名前を充てたらスムーズなのかなぁ、と感じています。必ずしも幼少期だけではないと思います。

そしてそれらの解放によって、葛藤の阻みがなくなりますので、様々なことがスムーズに向かっていくことが起こると思います。だから、YES!

ただ、NOというところには、すべてがインナーチャイルド由来じゃないかもしれない、という可能性があるからなのです。土地的・先祖的・霊的・過去世的・友人同士・恋人同士でのネガティブエネルギーによって阻んでいるとしたら、いくらインナーチャイルドを解放できても、(もちろん、インナーチャイルドが過去世や先祖が絡んでいるのもあるのですが)違う領域からの阻みが起きてくることもあり得ます。一度解放しても、実はまだ奥底にあった、と出てくる可能性もなきにしもあらず。

インナーチャイルドになる・両親からの愛情をうまく得られないようにする、というのも、(あと、インナーチャイルドと一口にいっても人それぞれのエネルギーですから)そのテーマのエネルギー自体が、過去世が絡んでいたりします。

「橋の下で拾ったのよ、うちの子じゃないの」=見捨てられた
「そんなに悪いことばっかりするなら、置いていくよ」=見捨てられる
「はぁ、96点?なんで100点じゃないの?」=認められない
「お姉ちゃんは足が早かったのに、あなたはなんでできないの?」=否定

このように、フレーズ一つからも多くの観念が生じます。
例えば、「見捨てられた・見捨てられる」も過去世で見捨てられて亡くなったことがあったら、「怖い!」となりますが、過去世で見捨てられたことに対して意味を見出していなかったり、そういう過去世がなかったら「へーうちの子じゃないの?えー本当?まぁ、別にいいけど。本当のお母さんじゃなかったとしても、お母さんのことは好きだし」と、インナーチャイルドにならなかったりもします。

だから、インナーチャイルドを解放することによって(過去世も必然的に解放されますので)かなりの深く広い領域の葛藤を手放せた!うまく回るようになった!も起こりますし、インナーチャイルドだけではなく、土地にあった先祖代々受け継がれてきた特有の土地エネルギーの解放によってさらに軽やかになった!ということも起こり、「すべて」をまかなえるかどうかが魂の設定次第と言えるのではないかなぁと思います。

ご理解が深まりましたら幸いです。

さぁ、次は!
「9. ヒーリングやレイキについて詳しく知りたいです」「10. レイキ1シンボルなど調べてもわかりにくくあゆみさんのヒーリング講座はレイキ1とかあるんですか?」
真髄ですね!本当に有難い質問ばかりです。
お楽しみに〜♡♡

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