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池袋のガールズバーで豪遊した夜

 さいきん女が好きすぎてガールズバーによく行っているので、ツイッターでインターネッ友に「ふちりんはガールズバーに行き過ぎているのではないか?」と苦言を呈されることがあります。こないだ「そうだ! 貯金しよう!」と決めたのに、逆に貯金が少しずつ減っていっています。「これはよくない、ガールズバーに行くのは控えよう」と思ったんだけど、先日ひょんなことから池袋のガールズバーに行ったところ、さらちゃんという大島優子似の女の子を好きになってしまいました。それで7月4日の日曜日に、雨の降るなか大宮から池袋まで行きました。過呼吸にはならなかったので、どうやら僕にかかっていた「大宮から出られない呪い」は解けたようです。よかったよかった。

 池袋駅に午後3時ごろについた僕は、中池袋公園に向かいました。そこで大学の後輩のスズキクンクンと、その弟さんと合流しました。二人ともガールズバー好きなので、気が合います。そしてコンビニで酒を買って傘をさしながら外飲みをしました。僕ぐらいの外飲み熟練者になると、大雨が降っていても傘をさしながら外飲みをします。最近注目を浴びているポッと出の外飲み勢とは違うんです。雨が降っているから外飲みをしない? そんなのは甘えです。雨に濡れながら酒を飲むことには独特の情緒があります。それを楽しんでこそプロです。

 我々はそんな独特の情緒を味わったあと、午後4時ごろ、まずはスズキクンクンと僕とで公園の近くのガールズバーに行きました。クンクンの弟さんは一人でマッサージ屋さん(エロい所ではない)を探す旅に出ました。僕は入店するとすぐに、さらちゃんにドリンクを出して、乾杯をして一緒に飲みました。スズキクンクンは、みさちゃんにドリンクを出し、おみやげのホールケーキをプレゼントしていました。それを四人で一緒に食べることになり、とても美味しかったです。

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 僕はさらちゃんの絶えない笑顔を見ながら、やはり大島優子のことを思い出しました。会話をしていて楽しいところも大島優子に似ている(僕は大島優子と会話したことはないけど、たぶん楽しいと思う)。僕の精神科の主治医である美人女医さんも大島優子に似ているし、こないだ行った大宮のキャバクラの女の子も大島優子に似ていた。僕の周りには大島優子似の人が多いなあ、そして僕はその人を好きになりがちだなあ。どうしてだろう、僕は大島優子のことがそんなに好きじゃないのに。むしろ指原ヲタだったのに。

 そんなことを思いながら、楽しくさらちゃんとお喋りしていたら、あっという間に2時間くらい経ちました。僕は1万6千円も持っていたので、支払いは余裕でした。外に出たあと、スズキクンクンの弟さんと合流しました。そしたら弟さんが「俺がカードで三人分払いますよ!」みたいな豪勢なことを言うので、僕は酔った勢いでお言葉に甘えることにし、踵を返してふたたびさらちゃんに会いに行きました。

 さらちゃんは人気者で、ドリンクを出してもなかなか僕のところには来てくれなかったけど、来てくれている間はとても楽しかったです。さらちゃんがいないあいだは他の女の子がついてくれたんですが、他の女の子もみんな可愛いので好きになりそうになりました。でもやっぱりさらちゃんが一番好きです。みさちゃんがこの店で勤務を初めて半年記念ということで、スズキクンクンがシャンパンを開けていました。僕もごちそうになりました。それは紫色っぽい液体で、とてもおしゃれな味がしたのを覚えています。

 最終的に一人当たりのお会計はけっこうヤバいことになっていたけれど、クンクンの弟さんがカード一発で支払っていたのでカッコよかったです。僕もああいう大人になりたいです。それからスズキクンクンは翌日のお給仕(お仕事)が早いので帰りました。僕と弟さんはラーメン屋に行って、ラーメンを一緒に食べました。

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 家の外でラーメンを食べるのは1年以上ぶりだった僕は、その美味しさに感動しました。心のなかで「ちょめめーい!」と叫びました。あまりの美味しさに、翌日の昼も「毎日ラメーン健康生活!」とか言いながら、大宮のラメーン屋でとんこつラメーンを食べ、替え玉を2回も頼み、完飲までしてしまいました。「酒を暴飲してからのラメーン2杯、これ絶対に太っただろうな…」と思ったけれど、さっき体重を計ってみたらほとんど変化がなかったので安心しました。たぶん毎日の30分ウォーキングのおかげだと思います。

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 弟さんとラーメンを食べたあと、酔った勢いで、お互い翌日お給仕(お仕事)があるのに、またぞろ別のガールズバーに行ってしまいました。そこは、おしゃれな居酒屋を居抜きで借りたような広々としたガールズバーでした。とても静かで雰囲気がアダルティーで、居心地がよかったです。泥酔していたため、女の子と何を話したかはほとんど覚えていません。ふと気が付くと終電がなくなっており、弟さんが家に泊めてくれることになりました。

 弟さんは高層マンションの一室に僕を招き入れると、すぐに服を脱ぎ、シャワー室に僕を呼びます。ちょっと恥ずかしかったけれど、一緒にシャワーを浴びることになりました。お互いにおちんちんをさらけ出し、キャッキャ言いながら共にシャワーを浴びました。僕は「本当はこういうこと、可愛い女の子とやりたいんだけどな…」とぼんやり思ったことを覚えています。そのあと、風呂あがりに冷えたハイボール缶をもらったけど、少しだけしか飲まずに寝てしまいました。弟さん、申し訳ありませんでした。

 「ふちりんさん、ずいぶんファンキーないびきをかいていましたね。でもぐっすり眠ってもらえて良かったです」と言われ、ファンキーないびきを聞かれちゃったことが恥ずかしかったです。でも睡眠時無呼吸症候群ではなかったようなので安心しました。弟さんは「いつでもいいですよ!」と太っ腹なことを言っていたけれど、借りたお金は、来週末に池袋に行ったときに返すつもりでいます。池袋に行ったらまたガールズバーで散財しちゃいそうですけど、お金だけは借りないようにしたいです。

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