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管理スパンを短縮する意味

ビジネスの進捗を管理する。
進捗を振り返り、必要ならば修正を加えます。
週単位で行うのか。
あるいは、月次で行うか。
もちろん、管理スパンが短いほど精緻な管理が可能となります。

しかしながら、多くがそれを嫌い、スパンの短期化へ舵を切る組織は稀有だと思います。
その殆どが、ITによる管理を導入し、表面上の管理スピードを上げる事を選ぶと考えます。

残念なことに、ITにより利便性があがったとしても、システム上に管理を精緻化するデータが上がっていなければ、管理の精緻さが増すことはありません。

有能な管理者の分析力により得られた適格な判断を、短いスパンで実践に反映させることで、初めて、管理スパンを短縮する意味が現れます。

その意味を認識したうえで、その方角へ舵を切り、組織を向かわせるのも有能な管理者だと思います。

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