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情報は、知識に変換し成果をあげる能力と掛け合わせるから、成果に結びつきます。頭が良いからって成果をあげられるわけじゃないんです……[思考編 #6]

頭のよい者がしばしばあきれるほど成果をあげられない。彼らは頭のよさがそのまま成果に結びつくわけではないことを知らない。頭のよさが成果に結びつくのは体系的な作業を通してのみであることを知らない。(中略)
それらの資質を結果に結びつけるには、成果を上げるための能力が必要である。

経営者の条件』第1章 成果をあげる能力は習得できる p18より


まずは記事を拝借します(;^_^A
有資格者に求められている資質の情報までまとめられてるなんて、大学進学を決めた当時に欲しかった情報です!!

建築士は国家資格です。
でも、建築士試験に合格しても建築のスペシャリストとは言えないんですよね~。
リンク先に、建築士に求められる資質として「創造性」「提案力」「相手の立場に立って考える力」「建築以外への興味」とありますが、いずれも試験では身につきません(;^_^A
必要な知識を記憶し短時間で知識をマークシートに落とし込めるかどうか、求められた要求がすべて網羅された1棟の建築物を短時間で手描きできるかどうか、という試験勉強の結果が合格という結果を出します。
その合格という結果を成果に結びつけられるのは、前述の資質を掛け合わせることのできる人です。
……なぜこんなことを言い出すかというと、わたし自身1級の試験に合格はしましたが、人生において必要ないので登録はしていないから。残念ながら、資質を持ち合わせておりませんでしたΣ( ̄ロ ̄lll)
でも、抜群の資質はあるのに試験を通過できない方は数多くいらっしゃるのではないでしょうか。
社会から本当に求められている人たちが、社会から能力を持っていると認められるために、今の試験方法のままで本当にいいのかな、と疑問に思ってしまったことも、有資格者ですと胸を張れない理由だったりもします……。
資質がないことを試験方法にすり替えただけですけどね(;^_^A

勉強ができるからといって、社会から求められているかというと別問題だよなぁ、と今回引用しているところを読むたびに思います。
わたしが行った試験勉強は、ただの情報の記憶にとどまっていて知識になっていない可能性が高いのです(-_-;)
頭のよさ、って何で測ればいいんでしょうね?
学歴ではなさそうです。試験の点数でもなさそうです。資格をたくさん持っているか、という点でも測れない気がします。

今のわたしの測り方は、社会の解決すべき問題点と自分のできることをつないだ言葉を発する人は「頭の良い人」と勝手に基準をつくっています(*'ω'*)
その言葉を発することができる人は、成果をあげるための能力向上に努めていて、自らの資質を結果に結びつけるために努力されているんだろうなぁ!! という独断と偏見です( *´艸`)


成果をあげる能力って、先天的なものじゃないんですよね。
でも大人になってから身につける能力でもないんです。
こどもドラッカーのことば』(齋藤孝 監修 株式会社日本図書センター)は、大人が読むのもおすすめです。
私はまだまだ能力がついていないんだなぁ……と、読むたびに凹んでいます(;^_^A
個人の能力だけではなく、チームとして頑張りたいとき、何か結果を得たいとき、その時必要な基礎力をあげましょう、という本だととらえています。
ドラッカーの読書会に継続的に参加されるようになった方は、よく「もっと早くドラッカーに出合いたかった」とおっしゃいます。
でも、出合いって「必要だ!!」と感じたその瞬間がベストなタイミングだったと思うんですよね。
一番吸収しやすいタイミングに、運命的な出会いをしていると思ってください!! とお伝えするようにしています。
とはいえ、せっかく今このタイミングでこの本が出版されていますから、子どもさんたちに手に取ってほしいな、とは思います( *´艸`)
みなさんはどんな風に感じるのでしょう。


思わず「頭いいなぁ、あの人!!」と発言すると、白い目で見られることがあります。
「社会の解決すべき問題点と自分のできることをつないだ言葉を発する人だなぁ!!」ってとっさには出てこないんですもの(-_-;)

わたしは、建築に関する情報を知識に発展させることができませんでした。
だからこそ、ドラッカーの言葉を使って、ドラッカーの言葉を知識に変えて、成果に結び付けたい!! と強く思うので、ここで連載を続けています。
これだけここに書き連ねている言葉を、延々と、とうとうと直接話しかけられたら、かなりうざくないですか(≧▽≦)
文章とか声の録音のいいところは、情報の受け手が好きなタイミングで、わたしが発信したい情報を受け取ってくれるという点です♪
情報の受け手、noteでは読んで「スキ」を押してくださる方々がいることで、わたしがつづる言葉は情報として活きることになります。
その情報を知識に変換するところ、成果をあげることにつなげるところをお手伝いできたら、そんな嬉しいことはありません(*ノωノ)

あなたにとって、知識に変換できた情報はどんなものですか?
どのようにして情報を知識に変換しましたか?
その知識をどのように活用していますか?
知識を活用するためにどのように体系的な作業に落とし込みましたか?
知識を活用するために必要だった資質は何ですか?


実践するドラッカー【思考編】』 
chapter1 知識労働者として働く p14 #6


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サークル始めました♪
「頭が良い」とはどういうことか。
みなさんと意見交換してみたいです( *´艸`)


実践するドラッカーシリーズは、膨大な数のドラッカー先生の言葉を選りすぐり、5つのテーマ別にまとめられた書籍です。
編著者の佐藤等先生は、札幌を中心に全国各地でドラッカーの書籍を中心に読書会を開催されてきました。
ドラッカー先生の言葉と佐藤先生の解説が1セット、そこかしこに「今のあなた」に必要な言葉が散りばめられています。
佐藤先生の解説は、ぜひそれぞれの書籍で確認してください(*^ω^*)
ここではわたしが感じたことをお伝えしていきます。
自ら考え、決定し、行動するあなたのためのドラッカー、一緒に探してみませんか?

【思考編】は、あなたが成長し続けるためにはどのような思考が必要なのか、成果を出すための考え方がまとめられています。

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