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目の前にいる方に、感謝の気持ち、届けてますか?[思考編 #2]

実践するドラッカーシリーズは、膨大な数のドラッカー先生の言葉を選りすぐり、5つのテーマ別にまとめられた書籍です。
編著者の佐藤等先生は、札幌を中心に全国各地でドラッカーの書籍を中心に読書会を開催されてきました。
ドラッカー先生の言葉と佐藤先生の解説が1セット、そこかしこに「今のあなた」に必要な言葉が散りばめられています。
佐藤先生の解説は、ぜひそれぞれの書籍で確認してください(*^ω^*)
ここではわたしが感じたことをお伝えしていきます。
自ら考え、決定し、行動するあなたのためのドラッカー、一緒に探してみませんか?

【思考編】は、あなたが成長し続けるためにはどのような思考が必要なのか、成果を出すための考え方がまとめられています。


現代社会は組織の社会である。それら組織のすべてにおいて中心的な存在は、筋力ではなく頭脳を用いて仕事をする知識労働者である。(中略)彼らは組織に貢献して初めて成果をあげることができる。

経営者の条件
第1章 成果をあげる能力は習得できる  p20より


産業社会になる前、個人は直接社会とつながっていました。
例えば靴職人は、皮の仕入れから、1足作りあげ顧客に届けるところまで、きっと修繕も含めて、自分1人もしくは助手1人とこなしていました。

今は、組織における事業として編成され、それぞれの工程に分担して担当することで、数多く作って遠方の顧客に対しても販売できる仕組みが出来上がっていることが多いのではないでしょうか。
自分個人と社会との間は、「組織」という道具を介した関係になります。
関わる人の数は一気に増えます。
関わる人たちは、自ら考え、決定し行動する知識労働者です。
材料生産者さんや卸に関わる方々、材料などの発注担当さん、営業や販売計画を立てる方たち、工場で生産に関わる方たち、流通関係業者さん、直接店舗やオンラインショップで販売に携わってくださる方など、組織の中の人に括られる人の数以上の方々の関与があるからこそ、日々多くの種類のモノ・サービスを手にすることができます。

となると、自分の仕事の出来や、時間管理が適切に行われているかどうかが、自分の仕事を受け取ってくれる次の人に対し大きな影響を与えることになりますよね。
「組織に貢献する」となると、道具に貢献するの!? と違和感があふれた状態になりますが、あなたの仕事を受け取る誰かを思い浮かべてみてください。その方々に対してどんな貢献ができるでしょうか。
期日通りに提出する、次の方が必要としているデータを提供する、事務仕事の手戻りがなくなるように事前に相談する、相手都合を考えた連絡手段を使う……。あなたの行動一つひとつが関わる人たちの笑顔につながり、そのうれしい気持ちの集まりが顧客のもとへ届けられます。
このモノ・サービス、手に入れてよかった!! と感じてもらえる仕事ができたら、それはもう!! 組織という道具を使って社会に対して貢献している、ということです!!


貢献といえば、「たまごち」です!!
組織にいながら、自由に働く。
(仲山進也 著 日本能率協会マネジメントセンター)
この本大好きなので、この後もたびたび登場するかもしれません♪
「たまごち」については、ぜひ本書をご覧ください(#^^#)
これを読んで、組織の中でできることもあるんだなぁ、組織の中だからこそできるんだよなぁ、と再認識しました。
組織の中だけで考える必要はありません。組織に関わる方、顧客との間に関係しているすべての方に当てはめることができます。
もちろん、フリーランスで頑張っている方にとっても、関わる人はすべてあなたのチームの仲間です。
仲間と「たまごち」のやり取りをするために、あなたは何を考えて行動しますか(≧▽≦)


現在は、さらに技術も発展して、インターネットも発達して個人で作品を作ってオンラインで販売できるようにもなっているので、もう1段階変化が起きて、また個人と社会が直接関わる時代に変わってきていますよね。
どんなに時代が変わっても、技術が変わっても、知識労働者として社会に対して良いインパクトを与えるために何ができるかを考え、行動しなければなりません。
直接関われるようになった、ということはその仕組みを作り上げてくださった方々がいて、その仕組みを運営してくれている方々がいます。
今日もその方々に感謝して、元気に活動していこうと思います(*^▽^*)
読んでいただいてありがとうございます!!
この仕組みをつくり、運営してくれてありがとうございます!!
「スキ」してくれてありがとうございます!!
今日もあなたのおかげで記事をアップすることができました。ありがとうございます♪
さぁ、今日は月曜日!!
あなたは今日から、あなたの目の前にいる方にどんな貢献をしますか?
あなたからどんな笑顔が伝達されていくでしょう♪


実践するドラッカー【思考編】』 
chapter1 知識労働者として働く p2 #2


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