fubuki_misaki(Tomoko)

横浜にあるソフトウェア会社、勤続20年越えのシステムエンジニア兼二児の母親。現在、ノル…

fubuki_misaki(Tomoko)

横浜にあるソフトウェア会社、勤続20年越えのシステムエンジニア兼二児の母親。現在、ノルウェー語を学んでおり、中級レベル。NORLAのサポートをうけて、ノルウェーの詩の翻訳中。その他、モートン・ハルケットファンサイト管理人。http://www.morten-harket.jp/

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最近の記事

昨年、最もハリウッドに愛された曲『Take On Me』by a-ha を知っていますか

1985年。電電公社がNTTになり、5月の3連休がゴールデンウイークという名前で始まったこの年の夏、『メンバーの顔がはっきりしない』『コミックと現実を行き来する』という珍しいミュージックビデオで一世を風靡したのが、a-haの『Take On Me』でした。 『Take On Me』は知らないという人でも、曲を聴けば一度は聞いたことがある人が多いと思います。80sのオムニバスCDには必ず入ってますし、日本では最近でも、インストゥルメンタルでセブンイレブンのBGMとして流れたり

    • 『逃げ恥』は現代のお伽噺だった

       年末の一挙放送ではじめて、『逃げ恥』をほぼ全ストーリー見た(一部見られなかった箇所あり)。それで思ったこと。これは、男女で見ている場所が違うお伽噺なのでは。  日本の昔話には、「(貧乏な)おじいさん・おばあさん」が主役なことが多いですが、もう一つのパターンとして、「嫁のいない若者」が主人公なものが多くあります。浦島太郎然り、食わず女房然り。よく、夢見る若い女性を揶揄して、「シンデレラ症候群」とか「いつか王子様が」と言いますが、実のところ、昔話の場合、「独身の若者」のところ

      • メディアの交代を目撃してるのかもしれない

        随分昔だが、テレビが「マスメディア」として一定の地位を確立したのは、「浅間山荘事件」がきっかけだったという番組をみた。 曰く、新聞は翌日にならないと事件の全貌が見えないのに対し、テレビの生中継はとても衝撃的だったこと、リアルタイム性が受けたのだといっていた。 浅間山荘事件から45年。かつては「生中継」のときはブツブツ切れていた画面もスムーズになった。特に90年代から一般化してきたネットの成長はすさまじく、今は時差さえ乗り越えれば、遠くヨーロッパでやっている音楽番組が世界中に

        • 完璧を目指す改善はもうやめようよ

          まず最初に言いたいのは、「改善自体が悪いわけではない」ということ。でも、その改善、少し待ってみませんか。 ここ数年、「頑張る」という言葉がまるで悪の手先のような言われ方で「顔晴れ」という字面に置き換えられてみたりしている。 曰く、「頑張れって言葉は、頑張ってる人にいうと追い詰められるから。それよりも、笑顔でいられるように顔が晴れ晴れとしている字をあてよう」というようなことのようだ。 私はこの言葉を聞くといつも思う。「頑張って頑張って、悔しくて泣いたりしちゃ駄目なの?」。  た

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        • Working Mother
          2本

        記事

          焦りと言葉と

          言葉は、何も伝えてくれないと思うことがある。どうあっても、他人はその人にとって都合の良いように言葉を捉えるから。傷つきたいときは、傷つくように。勇気を持ちたいときは、そのように。内容よりも、発する相手が誰かによって受け取り方を変えることだってある。難しいけど、そういうものだ。 つくづく厄介なのは、親しいほどに、相手の言葉を悪くとってしまうことがあるということだろう。相手に嫌われたくない、傷つけたくない、傷つけられたくないという思いが、なぜか守りに入ってしまって、ほんの些細な

          焦りと言葉と

          小紫

           この小説は、以前、自分のサイトに掲載していたものの、サイトが壊れて閲覧できなくなってしまったものを書き直したものです。a-haのTake On Meにインスパイアされた平安ものです。  昔、平安の世。世をときめく藤原家の遠縁に、大変書の好きな姫がおりました。 姫は、時間があると書を読んでいたので、いつしか紫式部にちなんで、「小紫」と呼ばれるようになりました。  あるとき、小紫は大変美しい絵のついた書を手に入れました。 大変美しい絵と物語に惹かれ、書はすっかり小紫のお気に入

          返す返すも惜しいのは、以前二次創作サイトにおいておいた、オリジナル小説が消えてしまったことだ。というか、サイト自体がnucleusが壊れて繋がらないので救い出せない

          返す返すも惜しいのは、以前二次創作サイトにおいておいた、オリジナル小説が消えてしまったことだ。というか、サイト自体がnucleusが壊れて繋がらないので救い出せない

          平等な幸せの気持ち悪さ

          先日、「月曜から夜ふかし」を見ていたら、マツコが実に気持ちの悪いことを言っていた。 「もし、神様が一つだけ願いを叶えてくれるとしたら、ものすごく大きな幸せはいらないから、周りもほどほどの幸せにしてってお願いする。みんなが同じくらい幸せなら嫉妬しないから」という趣旨のことだった。 正直、「なんて気持ちの悪いことを言うのだろう」と思った。 しかし、スタジオはというと、「ああ」と微妙に頷く雰囲気。まあ、同調圧力的な雰囲気もあったのかもしれないが。 前に自分のブログにも書いたこと

          平等な幸せの気持ち悪さ

          「母になること」は「自分主役の舞台から降りること」ではない

           女性として生きていると、結婚や出産で、必ず転機が訪れる。それは、「これからは、○○(旦那、子供)のために生きるのよ」というやつだ。自分の楽しみよりも、夫や子供を優先して生きなさいと。  たしかまだ、長男が赤ん坊で育児休業を取っていたときだったと思う。当時の住所の近所にあった「うなぎや」で昼食を取りつつ、新聞を読んでいた。そこに面白いコラムがあった。「私たちの世代は中途半端なのだ」というものだ。コラムの主は、母親から「早く結婚しろ」と言われているが、同時に「手に職をつけなさ

          「母になること」は「自分主役の舞台から降りること」ではない

          被選挙権は50歳までにしたほうがいい

           最近、割と本気で思っているのが、「被選挙権は50歳まで」にしたらどうかということだ。 選挙権が18歳まで下がったのに対し、被選挙権はそのままだ。Wikiによると、衆議院委員は満25歳以上、参議院議員および都道府県知事は満30歳以上となっているが、上限は決められていないようだ。 石原元都知事は、最後のほうこそ、色々グダグダだったが、都知事になった当初は、学校・保育園・幼稚園マップを作ったり、東京都のサイトも更新頻度が高く、都民の声に対する回答をすぐに返すなど、それまでとは全く

          被選挙権は50歳までにしたほうがいい