日報#2 “い” 「いりこ」

暑い、本当に毎日うだるほど暑い。
全く運動しないせいでどんどん太っているのに、この気候じゃ仕事場との行き来でちょっと痩せてるんじゃないのかと思うほど。

何せこの湿度にこの気温で社屋に着く頃には汗で顔はドロドロ、鏡を見て確認したわけじゃないから汗じゃなくて肉ごと溶けてしまってる可能性もある。
このままでは片目が垂れ落ちて生まれて間もない僕の息子の世話をしてくれるかも…
いや息子も娘もいなかったし、泣くと石になるジジイも近くにはいない、小学校の頃に知らないババアに石を投げつけられたことはあるがあれはまさか…

とにかくこんなクソ暑い時には冷たくてサクッと食べられるもの。
うちの田舎ではもっぱら素麺だったが近頃はうどんが好きだ。

食べ方は至ってシンプルな冷たいかけうどん
気分で天ぷらを一つ二つ、どうしてもお腹が減っていたらさらにおにぎり一つくらいが最高

近頃は某有名店を中心にうどんチェーンも多いし、どこでも冷たいうどんが食べられる。
貧乏舌も相まってかけうどんはどの店でも食べられるから実にありがたい。

ただ僕が食べたいのは、本場の香川で食べたあのうどん。と言うかあの出汁。
あのいりこ出汁がどうしても飲みたくなるので行っては毎回「うまいけど、なんか違うなぁ」となる(とか言いながら3日連続で同じ店に同じ理由で行ってるのだから“チガウ“のは完全に僕)

何故讃岐うどんブームがここまで広がっているのにいりこのあの出汁は本場のまま伝わってこないのだろう
理由なんて考えるまでもなくわかっている。
端的に言えば魚くさいから、というか本場でもちょっと強めな出汁の店の冷たいのなんてもう魚嫌いからしたら食べられたものじゃないと思う。

ただ、ちょっとクセのある食べ物が好きな僕はあのうどんを食べた時にうどん感が変わるほどの衝撃を受けたのだ。

あー、かぼちゃの天ぷらと冷たいかけうどん
食べたいなぁ
でも谷川米穀店の青唐辛子のうどんも捨てがたい、せっかく香川にいるなら栗林公園も行きたい。。なんなら高知で鰻も、、、、

あぁ、痩せることだけはないわ。

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