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一日一つ、どんなに小さくてもいいから昨日まで一度もやらなかったことをする

偉そうなことでなくていい
変わったことでなくていい
誰かにアピールするためではなく
自分の心のざわめきに耳を傾けるため

人間が生きるために必要な機能は飽和した。
人間の幸せのために必要な役割は枯渇した。
機能を求めた人間は、逆に機能に飲まれはじめた。
役割を疎んだ人間は、逆に役割を求めはじめた。

心をざわつかせるものが無くなった昨今
心をざわつかせるものへの渇望が生まれた。
誰かのためでなく、私の生命を活かすために
私の生命を保ってくれる全てに恩返しをするために。

形なくもやもやした暗闇の中に
手を突っ込んで中身を確かめる
何の手ざわりもないが、身体に力が満ちてきた
手にするものに意味があるのではなく
手を突っ込むことに意味がある。



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