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こんにちは…

みなさんこんにちは、不安です。

この記事はUNDERTALE(アンダーテール)というゲームのボス戦でお盆休みを潰したオタクの日記というか、クリアした時の気持ちを忘れないための後で自分で読み返すための感想文です。最初に謝っておきますが「わかる、、、わかる、、、、、」と己を慰めるために勢いだけで書いたので文法とか言葉遣いがめちゃくちゃで読みづらいです……。クリア後すぐに書き始めたんだけど結局書き終わるまでに1ヶ月もかかってしまった。書いてる時の時系列もグチャグチャだし、ただのクッサいオタクの感想文だから考察とかも特にないです。なんでこんな長文公開してるんだろう、、、自分でもわかりませんが、、、、古のブログ時代を思い出してすごい筆が進んでしまった。私みたいな全ルート後の感情のやり場がないオタクが少しでも元気になってくれたらいいな、、、。感情的なオタクの大げさなリアクションが嫌いな人は読まない方がいいです。うるさすぎて絶対イライラするから読まないでください。空気読んで……お願いします。
しかも超長いぞ。(20000字)

当然ですがUNDERTALEの重大なネタバレを含みます。全てのルートをプレイ済みの人とか内容を知っている人以外は絶対に読まないでほしい。いやプレイ済みでも私みたいなミーハーの事が嫌いな人には読まれたくないけど……。公式日本語版をこれからプレイする人も見ないでください……だって公式日本語版でまた新鮮な気持ちで再プレイできるかもしれないじゃないですか、、、!公式日本語版で全てのルートのエンディングを知っている人以外は読まないでほしいよ……。内容が気になって動画でゲーム内容見るくらいならもう……調べないで下さい……(!?!?)どうか、、、、どうかお願いします……というか、私のクソみたいな感想なんか読む前に出来る事なら自分でプレイして欲しいんです……個人的な意見でスマンが頼む頼む……頼むよ……。なんかほんと、こんなこと言うの「うるせ~!!」すぎてツイッターでは言えないからここで言っちゃった……だってこういうこと言うと「これだからオタクは……」とか、言われるんでしょ!?インターネットってそういうところなんでしょ……長年インターネットでオタクやってきてるからわかるよ……マジで嫌いだなインターネット、、、人の感情にまでネチネチ文句つけやがってマジで嫌いだよ……お前に言ってる訳じゃねえよ(!?)でも本当に、、、頼むよ……。普通に遊ぶだけならアクション系みたいにそこまで操作が難しいゲームではないから少しでも気になったなら何も知らないうちに試しに自分でプレイして欲しいと切に願うゲームなんですよ。この情報まみれのインターネットであんまり前情報が無い状態でアンダーテール未プレイなあなたの状態、めちゃくちゃめちゃくちゃ羨ましいので……。記憶を失ってまたやりたいよ私は……どうかお願いします……。この文読んでるかどうかもわからない未プレイの人へ盛大なエア・祈りを捧げてしまった。

Switch版、PS4版、PSVITA版、PC版が購入できます。なんと9月15日で発売から5周年!おめでとうございます。最高のタイミングでプレイしたんだな私は。Happy。





■サンズを倒した

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絶対に倒せないと思っていたのにサンズを倒してしまった。途中から数えてないけど数え切れないほど殺されたし多分100回以上は死んだ。わからん、それ以上かも。倒してから一度ゲームを落としてからもずっと色々な事を考え続けるくらい余韻が長かった。なんなら今でもバトルを思い出すと息苦しくなる。こんな気持ちで終わるボス戦は、もしかしたら初めてかもしれない。アンダーテールというゲームには最初から最後まで、ゲームから得る初めての感情がたくさんあった。

Gルート全体の感想はひとまず置いといて、とりあえずサンズの話をさせてください。色々とゲームをやってきてるけど、こんなふうにゲームのボス戦についてちゃんと考えたこと自体がまず久しぶりなんだよ。実を言うとNとPの時にも色々書きたくて仕方なかった。感想っていうか思ったことを垂れ流さないとしんどかった。いや、でもツイッターに漏れちゃってた。これに関しては本当にすいません、フォロワーのみなさん。最悪だよもう。うるさかったよな、、、すいません、本当にすいません、、、。NとPについて後でちゃんと感想とか書きたいと思ってたのにGルートやったら色々と燃え尽きちゃった。燃カスしか残ってないです今。サンズ、サンズ、、、、サンズーーーーーーもうダメ本当にダメ。助けて欲しい。何が所詮ゲームだよ。アンダーテール、すごいゲームだった……。


一日目

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最後の回廊に到着。私はいちいち感傷に浸る面倒くさいオタクなので、大事に取っておいた回復アイテムをボックスから取り出している時に一周目の事を色々思い出した。

Nルートでは全回復アイテムという事も読まず序盤で即食べたトリエルのパイ、1周目で使うことを忘れてずっとボックスに入れたままだった雪だるまのかけら、前はお金が無くて買う選択肢すらなかったレジェンドヒーローとフェイスステーキ、初めてのロイヤルガード戦でのんびり作り始めて結局全然回復しなくて笑ったカップ麺、常に貧乏で回復アイテムもイヌサラダばっかでギリギリだったけどめちゃくちゃ楽しかったPルート。クライマックスも最高だったな……マジで……。そう、これは振り返りっていうか、もう現実逃避。

この時点じゃモンスターを殺しまくった罪悪感でテンションはまだ低くて(ウソでしょ?って思うかもしれないけど、別にモンスターを殺す高揚感も特になくずっと沈んだ気分だったよ私は)、そりゃアンダインの勇姿を見ることができた時は感動したし、カッコよくてグッときたけど定期的に「私が殺したんだな」と落ち込んだりしていた。まあ、落ち込んでも仕方ないんですけど。やっちゃった後だしもうどうにもならないし。やるって決めたのは自分なんですが。どっかのレビューに「モンスターを殺す罪悪感は徐々に消えて慣れます」と書いてあった。でもそんなのはウソ。私は罪悪感消えないし、ずーーーーっと足取りが重いし、現に最後まで引きずっちゃってるんですけど……。罪悪感なんてものは人それぞれなので、レビューなんか一生あてになんないんだろうな。

Gルートは他ルート以上に何が起こるのかわからなくて怖いし、やりたくないけど自分でやらなきゃ、このゲームの全てを自分の目で見ないとこれから先このゲームについて語る時に絶対後ろめたくなると思った。そんなしょうもないゲーマーのプライドのためだけにモンスター達を虐殺しています。そう、私は偽善者なんだわ…………。

1周目でサンズが審判で現れた時はパピルスみたいな腕試しイベントが入るものだと思ってたんだけど特にそんなことはなく、Nルートの審判で言われた言葉が思ってた以上に優しくて泣いたんだった。この感想文では頻繁に泣いた泣いたと言ってますが、誇張でもなんでもなく私は涙腺がゆるいので普通に涙ぐんでいます。引いていいよ。

もともと弾幕ゲーム自体が苦手なので、慣れるまで弱いモンスターでも避けるのが大変だった。一周目は逃げることしか考えてなったお陰で不殺を貫けたけど、ぶっちゃけゲームが上手くない自分にとってはHPもお金もカツカツの不殺ルートはとてもキツかった。一周目で誤ってモンスターを殺してしまった場合の方が難易度が易しくなる、というのは後から考えるとすごく良くできた作りだなって思う。だからこそ二周目でPルートを目指す難しさをより体感できるんだよね。そういう意味で、一周目で誰も殺さなかったのはゲーム体験としては逆に捻くれてる己を実感してしまった気もします。いや!後悔はしてないけども。めっちゃゲームオーバーになったし、なんなら回復アイテムもお金もない中で戦闘で死にまくって、やっと辿り着いたテミー村から引き返すことができなくなって一回詰んだ。でも私にとってゲームシステムが苦手かどうかはゲームをやるか・やらないかにはそんな関係ないので、というか、詰むのはいつもの事だからモチベーションにはそこまで影響しなかった。苦手だろうが何回もやれば嫌でもできるようになるもの、と思いたい。その時はフォロワーから「イヌの落とし物」とった?とアドバイスされて、初見でピアノの謎解きがどうしても解けなくて結局スルーした場所まで戻って、イヌのおとしものを手に入れて、その後ジリ貧でやりくりしながら少ないHPで何度も踏ん張った。イヌのおとしものを売りまくってテミーアーマーを買った。それでもやっぱり死にまくった。そう、ゲームがマジで下手だから。

審判のサンズは少し距離のある誉め方で誉めてくれるじゃないですか。ベタベタしてない甘すぎない誉め方というのが正直一番刺さる。この年になると褒められること自体が少ないから余計に。マジでお前、ずっと見てたんか?って思った。欲しかった言葉を言われて泣いてしまいました。そう、私はバトルに負けても道中ずっとずっと楽しかったんだよ。よくわかってるよ。そんなサンズに対して無駄に身構えていたのに腕試しもバトルっぽいものも無くて(ポケモンでいうところのチャンピオン的なボス戦が入ると思っていた)、背中を押されて少し前向きになって王様に会いに行けたんですよ。この後どうにかしてアズゴアを殺さない方法はないものかと戦闘で粘って結局数十回死にまくることにはなったけど。

そんなことを走馬灯のように思い出した。すげぇ、ゲームなのに思い出がフラッシュバックするんだわ。同じ場所だから?すげぇよアンダーテール。

この時点でもまだ平和ボケしていた私はサンズとのバトルイベントは無いんだと思っていた。呑気。アホ面。殺戮を繰り返したのにまだ1周目のつもりでいた。私はもうモンスターを虐殺した側の人間だったんだよな。

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「すくいようのない あくとうでも かわれると おもうか?」そう言われてすぐパピルスの事が頭に浮かんだ。殺すところも見てたんだろうな、と思った。具合が悪くなってきた。マジで続きを聞きたくない。自分に対して確実に怒りを抱いてるであろう相手と話すのってめちゃくちゃキツい。もう早く終わりたい。数日前は優しく背中を押してくれた友達だったサンズが今はめっちゃ冷たい。因果応報だけど実際に直球で言われるとやっぱキツい。

これホントに、実際に自分でここまで殺戮を繰り返してきたから余計にキツいんですよ。動画で見てたらここまでの罪悪感と胃痛は多分無い。自分は動画でもなんでも見ていると感情移入しやすい方だと思うんだけど、他人の操作してる動画を見てるだけじゃさすがにここまでの気持ちにはならない。自分でボタンを押して自分で選択してここまでモンスターを殺しまくって、自分の指で審判の言葉のテキスト送るこの気持ちは、自分で操作してゲームをやってないとわからないよ。

例えば、職員室に呼び出し食らって怒られる前にドアの前で待機させられた時みたいな。わかります?そういう居心地の悪さだから、これは。実際に悪事を働いてなければ周りで見てる野次馬と変わらんのよ。どんなに感情移入しようが当事者と見物客の差は埋まらない。さっきフラウィも言ってたじゃん。「見てるだけのやつら」って。話は逸れるけど正直その瞬間「よく言ってくれた」ってスカッとしたよ。私は実況という文化は好きだし自分も見るけど、実況なんか無きゃよかったって思う時もあったし、あってよかったって思う時もあるし、でもそのどっちつかずの気持ちをどう言葉で表現していいかずっとわからなかった。それを一番自分が納得する形で、つまりゲーム内のキャラがゲームの中から言ってくれたから。自分でやってなかったらあそこのセリフを動画越しに見たことをきっと死ぬまで引きずってたと思うし、ここまでの罪悪感を疑似体験できる機会を逃してたって事。「あ、あぶね〜、、、」と思いましたね。

Gルートやるか、もう動画で見ちゃおうか迷ってた時に、「どうしても自分でやるのが無理なら動画で見るのも一つの手だけど自力でやったほうが絶対いいよ」とか「私は動画で見ちゃったけど、自力でやらなかったら、きっとやらないなりの後悔が残るかも」と言ってくれたフォロワー達に頭が上がりません。誰かの動画を通して見たGルートのテキストって、結局は他人がモンスターを殺しまくってフラウィとサンズに言われただけの言葉でしかないから。自分に向けられた言葉ではない。たとえゲームでも、自分でコントローラーを握っていなければ、キャラクターから向けられた言葉の重みが全然違う。

私は多分、ゲームやってる時にこんな感じで自分の操作とか、ゲームという媒体でしか体験できないその時の感情とか、自分の目で見た映像や効いた音楽というすべての情報が一気に来て頭抱えてグルグル考えちゃう瞬間が好きで、だから下手くそだけど自力でゲームをやってるんだよ……。どんなに難しくても後味悪くても自分と趣味が合わなかったとしても、「やっぱり自分でやって良かった」と思えるから。なんか、Gルートやってる時はそういう「自力プレイにこだわって躍起になる面倒くさいオタク」の自分を所々で肯定されたみたいで、それが本当に嬉しかった。いや、ここまで書いて思うけどゲームに対しての感情が重すぎる。こりゃあ……厄介なオタクだなぁ……。

サンズに「こころのそこから こうかいすることになるぜ?」と言われてしまった。そんなこと言われんでも、既に後悔だらけだった。でもやってよかったと思うんだよ。支離滅裂だわ、ホント。

この時のサンズが「ゴメンよ おばさん」とか「だからやくそくは キライなんだ」とか、今までより少し感情的な口調になるのも、こんな最悪な状況なのに話し方は今までで一番サンズと距離が近いような気がした。それが切なかった。

そして、ここで突然画面が暗転する。

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ん?

「じごくで もえて しまえば いい」?

?????

「いつも おもってたんだ… なんで みんな さいしょに
ひっさつわざを つかわないんだろうって」


え?え……?

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※焦りすぎてゲームオーバー画像すら残してなかったので過去にスクショしたNルート時の「ふあん」の画像で差し替え

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いや、呆然としているが……
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さっきまで感傷に浸ってましたが、どうしよう。最低かも。

めちゃくちゃテンションが上がってしまった。

「サイアクなめに〜」のテキスト読んだ時、全身の血が沸騰するかと思った。あの、つまり、

私は…サンズと戦うって事ですか……!?


そして再戦するたびにサンズのセリフも変わる。熱い。(毎度のことだけどアンダーテールのロードでセリフが変わる演出、素晴らしいよな)

どうしよう。マジで怒ってる。いや、しんみりしてた気持ちと罪悪感はどこに行ったんだよって話だけど、、、もう全部吹っ飛んでしまった。

なんか、なんかもう、熱すぎてどうにかなりそう。どうしたらいい、、、!?どうしたら、、、、、、。

そのまま二回戦目に突入するも、即死。

おい、、おい、、、、、、!!!!
サンズが、、、、、、、本気で私を殺しに来ている…!!!!

そうだった……兄弟も友達も町の人々も、みんな殺したんだった、私が。容赦ない。「コレ初見殺しじゃん!」とも思ったんだけど、ここで「初見殺し」って単語が頭に浮かんだ自分は未だにサンズのことを「所詮ゲームのキャラだと思っている」ということを思い知らされるんですよ。なんなんだ、、、これは、、、。

そう、自分はただのゲーマーでしかないし、結局アンダーテールで起きてる事は結局は攻略対象のゲーム内の出来事だと思ってるんだよ。サンズと戦える展開にも喜んでるし、ゲーマーとして楽しんでるってワケ。最悪。クソ野郎だよホント。ゲーマーってほんとクソ。バカ。アホ。マヌケ。綺麗事ばっか言いやがって。

でも信じてほしい。誰も殺したくなくて頑張った1周目の気持ちは本当だったんだ。いや、でもさあ!!!!何が1周目?「周目」ってなんだよ?結局周回ゲームとして遊んでるって事じゃん。現実として見てじゃないじゃん。でもあのエンディングを壊したくなかったから、別のアカウント(フアン)でGルート始めたんだよ、、、(????)いやいやいや、、、、、それって、それはそれで超ズルくない?そんで結局自分を納得させて虐殺ルートやってるって事じゃん。アンダーテールのモンスター達のことはもう殺したくないと思ってるのも本当だよ、信じてくれよ。サンズを殺さなくちゃ終わらないのがキツい。精神的にもだけど、難易度を考えたらゲーム的にもキッツい。でも正直めちゃくちゃ楽しいんだよ……。なんだよコレ……。

こんな感じで言い訳ばっか出てくるわ、頭を抱えて己の感情と向き合うの嫌すぎるわで、、、みんな、みんなーーー…………。あの、、、、助けて〜ーーー……

それから何度も戦って何度も死んだ。サンズは私の死んだ回数を数えていた。私がプレイヤーとしてデータの操作を繰り返してる事も知っているから。もうダメだ、何も誤魔化せない。このゲーム、全部お見通しなんだ。あっ、また死んだ、強。強いよ~~~~……めっちゃ本気じゃん、あ……死んだ……。死んだ、……死んだ…………。無理。なんなんだこれ…………なんなんだ……。なんだよこのゲーム…………。
もう操作も心もめちゃくちゃ。何回言うんだって話なんだけど、ゲームやってる時の感情、めちゃくちゃ以外にピッタリの言葉が無い。この間、ぜんぜんスクショも残せてない。容赦が無すぎて、もうスクショどころじゃないんですよ。

そしてサンズにズタズタにやられながら、なんでかわかんないけど泣けてきた。「その涙なんやねん」って思うかもしれませんが、いい歳こいた大人がゲームでズタズタに殺されてバカみたいに号泣してんの、訳が分からないでしょ。でもこれって、悔しいとか悲しいとかそういう感情じゃなくて、ゲームのキャラが本気で自分をぶっ殺しに来ていて、実際にそのギミックというか、操作で思い知らされるというか、相手がものすごく強くて圧倒される事に対して嬉しくて号泣するって感じで。そういう事もあるんだよ……何この状況……親が見たらそれこそ泣くかもしれん……。でもなんか、私はサンズが強くてすんごい嬉しかったからメチャメチャに泣いた。涙がボロォーーーーー~~~~~~~……って出てきた。自分でも引いた。

だってさぁ、人間同士の建前だらけのコミュニケーションなんかより、ゲームキャラからシンプルに殺意向けられる方がよっぽど純粋な感情の交流に思えて泣けてくるんだよ、私は。サンズが本気で殺しに来て、それには相応の理由と重みがあって、その強さに圧倒されて画面を超えて相手の強さを感じる事ができたのがもう、マジで嬉しくて。データだとか作りモノだとか関係ないんだよ。だって自分が操作してサンズと戦ってるのは紛れもない現実だから。しかもこれって攻略法も何も無いんだよ。パズルみたいに手順がわかって、解けたら終わるとか、そんな単純な話じゃない。今まで戦ってきたアンテのどんなバトルよりも段違いに早い猛攻から自力の操作のみで弾幕を避けるしかない。避け切って、尚且つ攻撃もしないと時間を進められないバトルなんですよ。本気の殴り合いと変わらんよ、こんなのは。大げさかなぁ。でも私はそう感じたんだよ……。心を折りに来るような難易度だけど、それだけの戦う理由がサンズにはあるというのを、自分というプレイヤーは何時間もこの世界で旅をして見てきたから知っている。そのくらい強い殺意をぶつけられるだけの事をプレイヤーの私はして来たんだよな。自分のやってきたことは自分が一番よくわかってるから、見合った罪悪感や後悔も生まれている。自分は、サンズがめちゃくちゃ強い事に心の底から納得できる人間になった。それが嬉しくて泣いたんだよ。マジで、超強いんですよ。やった人なら少しはわかるでしょ……え?わからない?そうですか……。もういいよ、わからない人はプレイしていたとしても、私とは違うゲーム観の人間なんでしょう。この後書いてある事もどうせ全部意味不明だろうし、分かり合えないだろうし、気持ちわり〜と思うだけだろうし、もう読まんでいいよ……(!?)今すぐブラウザ閉じて自分の居心地の良いインターネットでも眺めてください。さようなら……。

何が言いたいかというと、中途半端に逃げ腰だった私なんかより、ゲームの中のサンズの方がよっぽど意思も攻撃も強いって事なのよ。こんなに嬉しい事ある?しょうもない攻略欲だけのゲーマー(私)なんかより、それを止めようとする画面の中のサンズの方が強くて、好奇心で罪のない人を殺しまくった私をボッコボコに返り討ちにしてるのよ。画面で畜生の私が死にまくってて、ざまあみろ、って思った。ほんとに清々しいほど強いんだよ、サンズってやつは。今までなら「なにこれ、鬼畜ゲー!?」って思ったら攻略動画とか見て、ホォ~ン、なるほどね、練習しますか……とか言って解説動画見ながらポテチ食ってたアホ面のゲームオタクがさ。何度も死にながら号泣してんの。そしてまた瞬殺されてんの。超滑稽じゃない?容赦する必要ないもん、こんな奴。

途中まで攻撃を避ける事に必死で、サンズが喋ってる言葉もぜんぜん読めてなかったんだけど徐々に慣れてきた。その瞬間、やっとサンズの言葉に目がとまった。

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???
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……?????
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……まって、今、なんの話をしてる、、?ちょっとまって、いったん落ち着くから。最初からちゃんと読まないと話の流れが全く分からん。
えっ、ていうか……曲が、、、、、

曲がめちゃくちゃカッコいい……!?

なに!?なにこれ待て待て待て、、、これ、、、なんて曲!?!?

そんな感じでBGMのカッコよさに突然気づいた。

メガロバニアは曲名だけなんとなく知ってたニワカのオタクだったから、そもそもちゃんと聴いたこと無くて、ここで初めて「サンズ戦 曲」で検索をした。これが「メガロバニア」……すごい、すごい、超かっこいい……すんごいかっこいい……。

アンテを始めてから一度だけ我慢できずにApple Musicでサントラを探して曲名隠してランダム再生で聴いた事があるんですが、どれもこれも超カッコよくて「早くアンダーテールを進めなくちゃ」と思ったんですよ私は。メガロバニア、メチャクチャかっこいい。スゴ……。本当にかっこいい。助けてほしい。サンズが強すぎる。曲が良すぎる。サンズがめちゃくちゃ強い。曲がいい。死んでも死んでも曲がカッコ良すぎて気にならない。サンズが強すぎて、なんか全然悔しくない。この曲を初めてかっこいいと思う瞬間がサンズとの戦いの中の今で良かった。むしろ今までゲーム音楽を適当に調べて聴いてきた中でメガロバニアに出会わず、まともにメガロバニアを意識して聴いた瞬間が今なの、めっちゃラッキーじゃん……自分……。今までの己のネットサーフィンの適当さに感謝。もう何にでも感謝してしまう。


早すぎる弾幕と一緒にチラチラ視界に入る「おかした つみの かずかずが せすじをつたう」とか、「こうげきを つづけろ」とかいう煽りテキスト、合間に挟まるサンズの諦めに満ちたセリフも全部相まってなんか、すごい全部カッコいいんだよ。わけがわからない。私が殺してきたモンスターの数を、ものすごいスピードで私を殺した回数で塗り潰していくサンズ。スゲーかっこいい。その猛攻と一緒に「おかした つみの かずかずが せすじをつたう」なんてテキストを読まされる気持ちがわかりますか?なんかもう、何もかもすごい、たぶん体験してるってこういう事なんだよゲームってマジ、超すごいよ。あの、、、、みんな、聞いてますか!??!?!?!

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ちょっと話は逸れますが翻訳の話をしてもええですか?ええよ!(興味ない人は次の項目まで飛ばしてください)


ローカライズと翻訳について思った事

色々調べてるうちにUNDERTALEには非公式の日本語パッチというものがある事を知った。もし私が当時の環境でプレイした人達と同じ立場でいたら、とかそういう事も少し考えてしまった。でも私は公式の日本語版が出て、それからSwitchでも配信されたお陰でこのゲームを知ることが出来た。当時非公式の日本語パッチを作ったファンの方々が居なかったら、このゲームが日本で広まって、いろんなハードに移植されて私みたいなPCゲームに疎いプレイヤーが知る機会すら無かったかもしれないし。そう思ったら本当にすごい話で、非公式だろうがなんだろうが、英語がぜんぜんできない私からするとこのゲームを知ってほしくて翻訳するという作業全てに関わってくださった方々に頭が下がります。このゲームが好きだって気持ちだけで動いた人が沢山いることに素直に感動してしまった。非公式版の翻訳にも作品に対するファンの愛を感じるというか……。

そして公式ローカライズ版だとテキストがひらがなとカタカナになっているんですけど、これがToby氏の意向と聞いてすごく嬉しくなった。私はレトロゲーム特有のひらがなとカタカナだけのテキストがすごく好きだから。日本人の中でさえ、「読み辛い」とか「子供っぽい」って揶揄する人が居るのに、海外の人でもそこに愛着を持ってる人がいるんだと思って嬉しかった。

ひらがなとカタカナのテキストって、その世界で目や耳から入ってきた音のまま言葉が文字になってるみたいで好きなんだ。それこそ、年齢に関係なく遊べるって事もあるんですけど、プレイした人によって受け取るニュアンスに幅が出るのも面白くないですか?私自身が子供の頃にMOTHERを遊んだ時とか、まだ言葉の意味合いや意図までは理解しきれなかったけど、大人になって漢字も語彙も理解できるようになってからだと再プレイした時に頭の中で漢字に変換できるようになったり、台詞のニュアンスを感じ取れるようになって初めて気づく事だとか、そういう時間の経過と自身の成長でストーリーとかキャラクターへの見方が変化する面白さがあると思うんですよ。

もしUNDERTALEを遊んだ子供がいたとして、そしてしばらく時間が経ってから何かのきっかけでこのゲームを思い出して、成長してから再プレイした時にまた新しい発見があったり……そういうゲームになる可能性が広がるんじゃないかなって思うと、なんか、、、めっちゃエモくない?いや、偉そうにすいません、何目線だよって感じですが。

原作の英文も辞書片手に頑張れば私みたいに英語が苦手な人でもわかるくらいには易しめの文になっているらしく、もしかしたら原文でも英語だけど日本のレトロゲームのテキストを少し意識してたのかな、とか思ったり思わなかったり……見当違いな事を言ってたらすみません。

サンズ戦でのセリフも公式日本語訳とローカライズ(※テキストをその国の感覚に変換すること)によって、原文よりも易しい砕けた言い回しになってるらしいと聞いた。一個人の感想になるけど、サンズ戦での彼のセリフは虚しさが伝わってくるというか、日本語特有の話し言葉の言い回しになっていて、独り言や独白を呟いてるような寂しさを感じるんですよ。実際はどういう意図があったのか詳細にはわからないけど、翻訳にあたって綿密な打ち合わせをしたという内容のインタビュー(こちらの記事です)が興味深くて、あくまでも個人的な予想でしかないけど、少なくともアンダーテールを遊んだ後のゲームのファンである翻訳スタッフさんたちが原文のテキストを故意に砕けた表現に変えるとは、やっぱり思えない。ファンなら出来る限り原作の雰囲気を壊したくない、って思う人の方が多い気がするし。そしてローカライズに携わった皆さんは言語版も当然プレイした上で翻訳されてるそうです。やっぱり原作の言葉が理解できるというのは、英語ができない人間からすると本当にいいなあ……と思う。マジで学生時代ちゃんと英語の勉強しとけばよかった。

例えば原語版であったサンズのセリフ「our reports showed a massive anomaly in the timespace continuum.」は直訳すると「我々のレポートは、時空連続体において大規模な異常を示した」となるそうです(参考サイト)。そこから日本語版では「我々のレポート=our reports(非公式日本語版だと俺たちは・観測した)」という単語や言い回しそのものが無くなって「じくうに だいきぼな ゆがみが はっせい しているらしい」というサンズ個人の話し方で考察したような言葉になっているんだけど、これが日本語の話し言葉のいじらしい所っていうか、「誰が観測したか」をボカすことができるんですよね。日本語は「誰が」という単語を入れなくても、言葉として成立するから。

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ここの言語表現の違いが個人的にすごく面白いな、と思っていて。日本語でしかできない話し言葉の表現だし、そして後から原作のセリフから省略されていた細かい文脈を知ってすごいワクワクした。英語が達者な弟に聞いてみたところ(彼はゲームは未プレイなので、単純に文章の印象を聞いてみた)、「この翻訳を聞いても意味合い的な違和感は無いし間違った翻訳じゃないけど、日本語に直すにあたってこのシーンで違和感のない文体にしたらこうなったのかもしれない。あと英文では意識して「our reports showed」って言い回しを使ってる気がする。複数人が調査してその結果この考えに至った、みたいな。実際にそういう研究レポートとかは物語の中にあるの?」と聞かれました。「このセリフの内容に関してのレポートはゲーム内には出てこないけど、別の事柄でレポートは登場する」という旨を伝えたところ、「英文だとその別のレポートや調査をした事柄が原文のセリフに現れてるのかもしれない」「ローカライズ版だと【サンズを含めた複数人が調査した結果導き出した理論】、【誰かから伝聞した形でサンズが独白している】、【サンズが個人的に知った】などの様々な意味合い(すべて想像上の仮説です)が受け手側から見て曖昧になるように翻訳されてるのでは?」という解釈に至りました。何度も言いますが、これらは英語に精通していないオタクのいち解釈なので、普通に見当違いかもしれない。考えた事のメモというか、ただ考える事が楽しかったっていう話です。一応色々調べた後なので隠しイベントの要素とかも多少知ってはいるけど、ローカライズ版ではその辺りを意図的にわかりづらくしたように感じた。

日本語は単語が前後するだけで話し手の感情も聞こえ方も微妙に変わるし、なんなら主語や誰に関しての文章であるかを省略できるっていう。例えば主語をボカしたとしても、ゲーム内の別のテキストで単語を出さずに口調や文体でそこには描かれない存在をフワッと匂わせることもできるし、曖昧にすることもできるというか……。

真実のラボのレポートは最初読んだ時は少し違和感はあるものの、結局その違和感の正体はわからなかった。でも後から色々知った後に読み返してみると、少しずつ口調で文体を変化させていて日本語を活かした翻訳になっている。原文ではどうやって表現してるんだろう?と思って改めて調べてみると、頭文字の大文字と小文字が使い分けてあるんですよね。こういうテキストでの変化、めっちゃ面白くない……?

この一連の話をしてる時に「そんな些細な事をそんなに気にするの?」と弟に言われてしまいましたが。オタクっつうのは得てして細かくてめんどくさいんだよ。巻き込んでスマン。

もしかしたら、これもToby氏が伝えたかったゲームのニュアンスの一つなのかもしれない。いや、普通にオタクが深読みしすぎなだけかもしれないけど。日本語なら英語では出来ない形で感情や人物像を話し言葉から伝えたり、意図的に単語を隠した言い回しもできるのって、かなり面白いからさ……。ほんとに日本語ってめんどくさい言語だけど、この独特な言語を理解できる事も改めて嬉しくなったし、今まで海外作品にあまり触れてこなかったので、こんな事も初めて考えましたね。それと同時に英語が理解できないもどかしさも感じました。マジでちゃんと学生時代にしっかり英語やっとけばよかったな……。(2回目)

公式日本語版で好きな翻訳は、さっき上でも書いたけど「おかした つみの かずかずが せすじをつたう」がめちゃめちゃ好きですね。名翻訳すぎる。あとはアズリエル戦で体力が尽きた時の「いやだ、こわれるもんか」も好き。フリスク本人の年相応の感情が見えて好きです(非公式版の「そんなのお断りだ」も好きだよ)。

あと言語版のSAVEの話もしたい。「SEVE」というコマンドにはおそらく「(データを)保存する」と「救う」のダブルミーニングがあって、それが粋すぎるコマンドだというのは承知の上で、Toby氏が好きだという日本のゲームへのリスペクトを込めて「(セーブデータの)ふっかつ」という表現にした事もそれはそれでめちゃくちゃ趣があるというか……。今よりもセーブデータが不安定だった時代を過ごした事がある人間なら一度は味わったことがあるかもしれない「ある日突然データが消えてしまった時」の、もう二度とそのゲームで自分の過ごした時間が戻って来ないあの絶望感を知っていると「セーブデータのふっかつ」は奇跡と同じくらい凄いことだって私は思えるんですよ。カセットの内蔵電池でデータを維持させていた頃のゲームは数年で全部が真っ白になってるなんてザラだった。あの頃のデータの儚さとか切なさを理解していない年代からすれば多分セーブデータの「ふっかつ」というコマンドに対して情緒も無ければ何も思わないかもしれないし、特別な感情は湧かないかもしれない。でも、私にとってのセーブデータは決してバックアップなんか取れないものであり、消えてしまったら二度と戻って来ない存在だったから。これはこれで、確かに日本語じゃないと情緒を込めて表現できないコマンドで、「ふっかつ」はゲームで感じた事がある無常さを誠実に反映させている言葉だと私は思った。

他にも翻訳についてもっと色々語りたいことあるんだけど、そろそろサンズ戦の感想文に戻りますね。

いや、まだ続くんかい……。


一日目(つづき)

その日は風呂と飯を挟みながら深夜までぶっ通しで何時間もサンズと戦った。「そのまま食べた方がおいしい」と生ラーメンをバリバリ食うゲームの中の自分を見て「そういやチキンラーメンあったな」と思い出して、袋の上から砕いて生のままボリボリ食べながら結局その日はそれを晩飯ということにしたんだけど(食生活が終わっとる)、今思えばあのラーメンの描写も廃人がゲームに夢中すぎて適当に飯を済ますメタネタなのかも。いやこれは考察とかではなく没入しすぎて精神がゲーム中の己に持ってかれたみたいで、それがちょっと怖かったなって話なんですけど。

最初の連続攻撃すらなかなかノーミスで避けられなくて、ついに腕と腰に限界を感じてその日は終了。昼から深夜まで同じバトルやってたらそりゃ精神的にもしんどいし体も痛くなる。力を入れて一日中コントローラーを握っていると親指が攣るんですね。というかPC版やった人ってキーボードだったんでしょ?ヤバすぎる。

初見殺し砲の時点でも全然安定しない。最初のジャンプで浮かびきれずにダメージ食らって、ウェーブをフラフラで避けてダメージ食らって、ビームもタイミングがなかなか合わなくて、結局全部かすめて食らう。上手くいけばHP半分、失敗するとHP1でスタートって感じ。とりあえず技のパターンを見るためにアイテム消費しながらゴリ押しで進めてるけど、上手くなってんのか全然わからない。次にどの攻撃が来るか少しずつ覚えてきてる気はする。明日はちゃんと攻撃の順番をメモろうと思った。うまい人ならすぐに避けられるようになるんだろうけど、下手なら下手なりに対策しないとダメらしい。とにかく死にまくって攻撃パターンと力加減を手に覚えさせるしかない。あと回復アイテムの順番も使う順に並べ替えてセーブしておこう。ミスを減らそう。慌てないようにしよう。そんなことを考えながら寝た。

いつの間にかあんなに感じてた罪悪感もなくなって、サンズを倒すことで頭がいっぱいになっていた。ゲーマーって結局そんなものだ。考えて考えて本気でサンズを殺そうとしているし、サンズの言葉も読まずにどんどんボタン連打で飛ばした。そういう風にゲームデザインれてるのか、自分がやりまくった結果ただそうなっただけなのか、最早どっちなのか分からなくなっていた。これを書いてる今、最後の最後でサンズが言っていた「できるってだけで やろうとするんだ」という言葉を思い出してしまった。

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その通りだし、できるってだけでやろうとするんだよ……ゲーマーって本当にクソ野郎なんだよな……。

読んでる人、大丈夫?この記事まだまだ続きますが……。自分はいったい何万字書くつもりなんだろう。


二日目

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一日ぶりのサンズとの再会。そして即死。

初見殺し砲の避け方を一晩で完全に忘れている。
というか、ジョイコンのスティックがおかしくなっている。全然ジャンプができなくなっていた。予備に買ってたおニューのジョイコンをおろした。そしたらメチャクチャ動きが良くなった。コントローラーがほんとに壊れてたらしい。もしかしたら昨日のサンズ戦で壊したのかもしれない。真偽はわからないけど「2020年のお盆休みはアンダーテールのやりすぎでジョイコンを破壊してしまった」という思い出できた。そしてジャンプの動きが格段に良くなって最初の重力攻撃が避けられるようになった気がする。気がするだけかな……。わりませんが、いける気がしてきた。ゲームで大事なのは諦めない根性。まずは昨日寝る前に考えた通り、攻撃パターンのメモを取ることにした。

初見殺し砲から攻撃パターンを少しずつメモして、青白交互の骨攻撃(これだけはホントに最後までコツがつかめなくて結局諦めて食らいにいってました)以外は徐々に避けられるようになってきた時、突然BGMが止まった。

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やめてくれ・・・・・・・・そんなこと言うな・・・、、、、いまさらそんなこと言うな、、、、、、。

「*サンズは にがしてくれるようだ」

しばらく本気で悩んだ。
攻略脳だった頭が一気に冷めてしまった。
これだけ悩むのは、今までアンダーテールを遊んできた中で「一度選択した後、たとえデータを消しても、それを把握されてるかもしれない」というのを散々見せられてきたのもある。まあ速攻で選択する人も当然いると思うけど……。たかが一つの選択肢でもゲーム側に記録が残ってバレてしまうゲームがアンダーテール。後で何か影響が出るかもしれないと思うと安易に選択できなかった。もしこれで強制リセットとかになったら純粋な(?)Gルートのエンディングは二度と見れないかもしれないし。

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なるほどね。

私ってマジで意志弱くないですか?ここに来てまだ中途半端に平和ボケしてる己に反吐が出るね。

お前、サンズと仲直りできるとでも思ったんですか?

ここのサンズ、騙し討ちする気もあったかもしれんけど、私は本心で見逃す気持ちも少しはあったと今でも思うんだよね。いや、おめでたい頭でスマンが。サンズは冗談は言うけど人をハメたりズルをしたり嘘ついたりするような奴じゃないって私は今でも思ってるからさ……個人的な平和ボケ解釈の話ですけど。まあ、殺されて当然の行いをしたのは自分だから別に殺されても「やりやがったな」とも全然ならなかったし。「だよね~!!」って感じ。

後から調べて知ったんですが、原語版だとここのサンズめっちゃテンション高くて「してやったりだゼェーーーーーッ!!!」って感じなんだね。全然躊躇ないじゃん、原語版。オタクの深読み滑稽すぎる。日本語版は上のスクショの通り普段の飄々とした感じです。だいぶニュアンス違う。

それよりもスクショ見返していたら「べつの せかいじゃ ともだちだったんじゃ ないのか?」って言葉を思い出して一気に涙腺が緩んでまた泣いた。ごめん……本当にごめん……ク、クソ~~~~……やっぱりもう誰も殺したくない……殺したくないんだよ~~~~~~~~泣泣泣泣
正直言うとサンズと仲直りできるなら、もうそれでいいか……ってGルートから逃げようとしたんだわ。そんな美味い話なんかあるはず無いのにね。もう戦うしかないんだなあ。そらそうよ……やっぱり超つれェ〜……。

回復しても戦闘が始まらないから「おそらくここは休憩ポイントで、次からが難易度が上がる第二形態的な後半戦」なのだと悟った。さすがに何十年もゲームしてるから、そういうのだけは察しがつく。でもこれって、あんなに初見の時「こんなの無理だ」って思わせるほど圧倒してきたサンズをもう攻略でき始めてるって事なんだよ。メチャクチャ切なくなった。頼むから私なんかに倒されないでくれ……、って思った。そう思いながらリトライしまくった。感情と欲求と行動がバラバラでつらい。

サンズからしたら私と戦うのは毎回初めてで、それでも何度も戦ってる事は認識しているのに結局やる事はほぼ同じなんだよ。アンダイン戦の時も何十回戦ったかわからないけど、その時はまだここまでの考えに行きついてなかった。Nルートより超強くなってるアンダインに慌てたのもあるし、「ゆうしゃがあらわれた」ってテキストがカッコ良すぎて感情がおしまいになってたから……。てかさ~~~~~~~超カッケーよなアンダインって……。

私はもう何十回もサンズの同じ攻撃を見ているから覚えて予測もできるし、対策もできる。嫌でもだんだん安置を見つけて攻撃を避けられるようになる。コレがとてつもなく切ない。アンダーテールはゲームだから。サンズはゲームの世界のキャラだから。着々と攻略できているのに、どうしてこんなに切ない気持ちにならなきゃいけないんだよ。


「*ここがターニングポイントのようだ。」

後半戦が始まるとコマンドにも骨が現れていつの間にかHPが削られる。あっ、そういうこと!?休む暇もないのかよ。待って待って、ちょっと……あっ死んだ……、、、、、。

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休戦の選択も全てプレイヤーっていう、当たり前の事でジワジワと罪悪感が湧いた。明日でお盆休みが終わってしまう。2020年のお盆休み、アンダーテール一色だったな……明日で本当に終わるんだろうか……もう…なにもわからん……そう思いながらその日は寝た。


三日目

昼過ぎに起きてご飯を食べながら折り返し地点までのノーミス動画を見た。ついにプレイ動画を解禁してしまった。結局攻略動画を見てしまったんだよ私は。「ケツイがかたい」なんてのはウソなんだよ。ごめん。でも自分が進んだところまでしか見てないから許してほしい。せめて前半だけでも避け方の参考が欲しかったんだけど、正直ほぼ参考にならなかった。そもそも自分のコントロールが下手すぎてノーミス動画なんぞ見ても動きの真似ができなかった。結果、私のような下手クソがやる対策は「避け方を極める攻撃と諦めて捨てる攻撃を選ぶこと」だった。

サンズの攻撃は回避に成功した場合は無傷でも、回避のためのジャンプに失敗すると大ダメージが入るタイプの攻撃がいくつかある。それの成功パターンを一思いに捨てることにした。多少攻撃を浴びてもあまり動かない方がマシだった攻撃は左右移動のみで凌いだ。そのかわり落ち着けば無傷でいける攻撃も少しあった。「70点くらいを目指せ」みたいな初心者向けの動画もあるけど、自分は50点くらいを目指して運良く最後まで行く奇跡の一回を目指すことにした。攻略ノートの攻撃一覧の横に「捨てる(停止)」と「落ち着いて動く」を振り分けてメモった。運よくランダム攻撃のターンで自分が捨てない攻撃が多ければいける。たぶん……。

そして始めてから2時間ほど経った頃、ついに最終のスペシャル攻撃まで行った。手汗がヤバかった。手汗用のタオル持ってきた。

回復アイテムを使うタイミングを見極めればクリアできそう、そんな感じだったと思う。この時はもう無心で能動的にやり続けていたから頭がボンヤリしててほぼ記憶が無い。昨日までは割と感傷的になりながらやってたのに……。先へ進めるようになるにつれてゲームを攻略するだけのロボになっていくの、超怖い。初見であんなに圧倒されたサンズの攻撃が読めるようになってきてるのも怖い。達成感はあるものの、これは嬉しい感情なのか正直よくわからなかった。

ここでトイレに立って一呼吸置いた。後半はコマンドの骨攻撃も含めて全部が忙し過ぎたのもあって、サンズのセリフを全然読んでなかった事にもふと気づいた。

危なかった。この回避ロボ状態のままでクリアするところだった。自分、これでいいの?こんな何も考えないまま一気にクリアしていいの?ロボみたいにプレイして、前半戦やってた頃に感情めちゃくちゃになった事とか、ちゃんと振り返ることができるの……?勢いで何も撮らないままやってたから結局スクショも全然残ってないし、いちいちスクショ撮る律儀なオタクの私はどこ行っちゃったんだろう。ちゃんとサンズのセリフも読んでおかないと後悔するんじゃないのか。私はこれをクリアした後、絶対に自分の体験を振り返りたくなるだろうし、スクショを死ぬほど見返すに決まってんのに。もう死んでもいいからサンズの言葉を全部しっかり読んだほうがいいんじゃないの……?

そう思い直して、そこからは全部ちゃんとスクショ撮って読む事にした。自分だけの記録をスイッチに残すぞ……テキストのスクショを撮り切るまでは連打プレイ禁止にするからな……(とはいえ結局後半のコマンドに骨が出るところは余裕が無くて少し撮り逃してしまった)。スイッチのスクショ機能、サクサク動くのが素晴らしい。Nintendo Switch、お前は最高だ。お前に出会えて良かった。

ここからサンズの言葉が挟まるたびにスクショを撮って読み進め始めた。改めて読むと全部の言葉が違って聞こえる気がした。何十回も戦ってきた人間には別の角度で刺さるようになってるのかも、と深読みしてしまう。

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そして、ここで初めてサンズの一人称が「オイラ」ではなく「オレ」になっている事に気付いてしまった。もしかして、普段の「オイラ」というのは、おそらく素ではないって事……?サンズが「オイラ」を意識して使っているのかはわからないけど、この、一人称を変えるという表現、本当に日本語って……日本語ってさ……。

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ここ、私に向かって語りかけるというより、ぽつぽつと独り言を話してるような寂しさがあって日本語の良さを生かした素晴らしい翻訳だった。自分と親しくない、何考えてるのかよくわからない相手には一周回って素で話すことができてしまう人のように見えるっていうか……。私もそういう時があるから、その気持ちはちょっとだけわかる。この独白もサンズにとっての大事な人たちはもう聞くことが無いのかと思うと、それも相まって寂しかった。私が全員殺したから……。そして皮肉なことに、スクショを撮るために一呼吸置きながら進め始めたその回で、ついに今までで一番回復アイテムを残したままターニングポイントまで来てしまった。ウソでしょ?だって話が出来過ぎてるじゃん、こんなの。嘘松って言われちまうよ……。サンズの言葉をガチ読みしようとした途端、こんな一瞬で終わっちゃうかもしれないの?私もそう思ったよ。今までで一番落ち着いてたから?マジで、なんなんだよ……。

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そして最高回復のトリエルのパイを残したまま、驚くほどあっけなく全て避けてしまった。

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なんでだよ……なんでだよ………と思いながら実感が全然湧かないまま、今からサンズを殺さないといけない事を思い出した。

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サンズ‪、‪お前・・・・・‬・・・・‬・・・・。

私はというと、感傷に浸っているがゲーマーの自分は相変わらず非常なので、進め方がわからず5分くらい枠の左側にぶつかり続けた。マジで怖いよ。それでサンズが反応することには気づいたけど、これしかわからなかった。一先ずとりあえずトイレに行くことにした。

トイレから戻ると、サンズは寝ていた。

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枠を押せるようになっていた
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この日はもう何もやる気起きなくて結局そのまま昼寝した。
5時間ほど爆睡したのち、起き抜けでデータを消してそのまま二周目を始めた。こうして私のGルートは幕を閉じた。2020年お盆休みも終わった。なんてあっけなくて空っぽのエンディングなんだろう。つらい。でも連休中に一番長い時間を過ごした相手は間違いなくサンズだった。

結論から言わせてもらうと、サンズの事が好きとか、そういうのを越えてサンズ戦ごと記憶にこびりついてしまった。もうダメ。おしまい。おしまいだよ。こんなの体験した後じゃもう……。よく漫画のキャラが殺し合いの末に特別な感情が芽生える、みたいな話あるじゃない?いや、これはあくまで例え話なんだけど……うん……キモいな……そう……私はキモいんだよ……ごめんなさい……。これ書いてる今、クリアしてからもう何日も経つのにメガロバニアを聴くと鮮明にあの数日間を思い出して頭がパンクしそうになるんだよ、助けてよ。

最期まで情報を共有できる(この世界の秘密を背負わせる)人物を作らず、あそこでプレイヤーを待ち続けていたサンズは、あの一連の感情に行き着くまでにいったいどれだけの事を考えたんだろう、とか。そういうことを悶々と考えてしまう。それは孤独よりもっと深い別の感覚かもしれないし、サンズの言うように所詮画面の外からゲームとして遊んでるプレイヤーでしかない私なんぞには想像できないもので。何度も言うけど、サンズ本人はあの世界の仕組みを家族にも友人達の誰に伝えていないんだよ。唯一画面越しに殺しあった私がうっかりサンズの感情の端っこを知ってしまっただけの話でしかなくて、それ以上の感情は一切見せられる事が無いままゲームは終わってしまう。死に際すら見せずに居なくなるのも彼らしいと思った。たとえPルートで地上に出たとしても、彼が地下で抱え続けていたあの複雑な感情はどこにも行き場所が無いのかもしれないし、プレイヤーとしてただ覗いてる側の自分は本当の意味でサンズの孤独を受け止められないし、ゲームのシナリオとして消費するしかできない。ゲームをクリアした後なのに、こんなに無力さで打ちひしがれた事って無いよ。

でも、N・P・G全てのルートからサンズ戦までを終えて思ったのは、ゲームをプレイすることで得られる感情と体験は結局自分でプレイしなければ得られないって事だった。NルートとPルートを自分なりに色々考えながらプレイしてエンディングまでの物語を見てきたからこそ、Gルートでの道のりの後ろめたさとしんどさがあって、NとPでは結局サンズが抱える虚しさはほとんど見えなかったわけで、その虚しさは自分が手を汚しまくった最悪の時間軸でしか知ることができなくて、その無常さとかプレイヤーの無力さが最後の戦いのやりとりに全部詰まってた。本当にどのルートが欠けてもこのゲームは成立しないんだと思った。そりゃあプレイヤーによって感想も違うわけだよ。そもそも、序盤からゲームという媒体にどう向き合ってるかで全然違う心持ちで進めるだろうし、たとえ同じルートをやったとしても「こんなもんか」と思うプレイヤーもいるよ。メタ表現に思い入れが無い人もいるだろうし。ゲームってそれが許されている媒体だから。だから寂しくて面倒くさくて愛おしいんだ。ゲーム、大好きだなぁ……。

正直サンズと戦うまではマジで「Gルートを自分でやる意味あったのかな」ってずっと悶々としてたんだけど、こんなに感情が揺さぶられながら戦ったボス戦は久しぶりだった。なんか、ゲームというコンテンツに対しての見方そのものが変わってしまうくらい、自分にとっては凄い体験だった。大げさかな……。

1プレイヤーにこんなに色々な事を考えさせてしまうのが、このゲーム凄さじゃない?そりゃ、こんなめんどくさい事考えないでサクッと終わる人もいると思いますが……。長らくブログから疎遠だったオタクに20000字越えの長文の感想を書かせるってヤバいでしょ。ここには載せてないけど感情の処理が出来なくてこの1ヶ月間今までとは比べ物にならないペースでファンアートとかも描きまくったんですよ。絵を描くのって、かなり大変なのにさ……。

Nルートのエンディングで結局アズゴアを殺して地下世界を出た時のやりきれない気持ちも、Pルートで今まで関わってきた地下世界の友人たちが自分とのやりとりで意識を取り戻していく高揚感も、その後全員で見た地上の綺麗な景色も、たった一人で最悪な結末を迎え撃つサンズとの戦いも、それぞれが独立した一つのゲームのエンディングと言っても良いくらい濃いんだけど、全て一つのゲームとして重なっているから、それが本当にすごい。月並みなクサい誉め言葉しか出てこなくて恥ずかしいな。本当にすごいゲームだった。いや何回言うんだよって感じだよ……。でもすごかったんだよ……何回でも言いたくなっちゃうよ……。これは思い込みと感情移入が激しいオタクの感想でしかないし、もっと落ち着いてゲームする人は全然違った体験をしてるかもしれないし……ってずっと繰り返し考えてる。なんか、自分大げさすぎて恥ずかしくなってきた……今更!?何回も同じ事を考えちゃう。

当たり前だけどみんな違う事を考えながらこのゲームを進めてきてるから、人によってエンディングの見え方もモンスターの話す言葉の聞こえ方もきっと全然違うんだろう。最後までモンスター達に親しみが湧かなければサンズの言葉もそこまで刺さんないだろうし、ゲームっていうコンテンツに対しての感情によっても、それぞれのシナリオやキャラクターのセリフに対しての感じ方は変わる。でも私はもう斜に構えてゲームするのはやめたい……って思った。まずは素直にそのゲームが見せてきたものを受け止める方が楽しいって思ったから……。これから先は、できるだけゲームだけじゃ無くて色々なエンタメに対しても素直でいたいよ。評論みたいな姿勢じゃなくてさ。

そしてUNDERTALEのモンスター達みんなの事も大好きになっちゃった。ゲームの中だけど彼らと友達になれて、いろんな話ができて、私は本当に楽しかった。彼らと出会えて嬉しかった。アンテにはほぼモンスターしか出てこないけど、これを作ったトビーフォックスって人はきっと「ゲーム」も「ゲームを作った人間」も好きで、それらを取り巻く様々な嫌いな事も含めて咀嚼した上でやっぱり嫌いになり切れなくて、人間を嫌う事を諦めた人なのかもしれないな、と感じた。それはもう、私が勝手に感じた。こんなネットの片隅だから、勝手に感じた印象をコソコソ書いておきます。友達を皆殺しした私がこれ書いてるのも大概ヤバいが……。もうやりたくないよ、Gルートなんて。でもサンズ戦だけはもう一回やりたいような……なんなんでしょうね、この気持ちは……。

9月15日現在はGルート後のPルートが終わって、最初にPルートをクリアした方のデータで本当のリセットをした後、取りこぼしたイベントを見るためにNルートを始めたところです。最初から誰も殺さなかったおかげで1周目のデータのままPルートに続けて行けたんですが、その結果2周目の会話は未回収なのでNルートが終わったらリセットしてまたリセット後のPルートやりたいな……気が向いた時にゆっくりでもやりたい。もうしばらくはアンダーテールをやめられそうにありません。私はいつになったらデルタルーンを始められるんだろう……。我慢できなくて先っぽだけプレイしてしまいましたが、今はまだ封印してあります。


最後に、作者のToby Foxさんと制作に関わったすべての皆さんへ。UNDERTALEを作ってくれて本当にありがとうございました。ゲームというコンテンツへの愛が隅々まで詰め込まれた、とても素敵なゲームでした。月並みな感想だけど、これでもかというほどゲームの楽しさとか面白さを思い出しました。音楽もグラフィックもキャラクター達もとにかく全てが私にとって魅力的でした。ローカライズを担当してくださったハチノヨンの皆さんのお陰で、翻訳とローカライズの面白さも改めて知ることもできました。英語ができない私が海外のゲームに触れる機会ができた事も翻訳に関わってくださった方々のおかげなので、本当に感謝しかないです……。

あと、ここまで読んでくれた人も(いるのか・・・・・)こんな長文読んでくれてありがとう。本当に暇人ですね……。

そして未プレイなのに最初の注意文を素通りして結局アンテを自力でやらずに私のクソみたいな感想文をここまで読んじゃった人は……ぶっちゃけ嫌いですけど……(!?)むしろゲームやってないのによくここまで読めましたね……私のキモい文を読むために……。そんな事よりちゃんとゲームを買ってプレイしてほしい。ネタバレを知った後ではもう純粋な初見プレイではなくなってしまいますが、、、、、ていうかなんで読んじゃったの!?!?最初に読まないでって言ったじゃんアホ!!!!いるかわかんないけどさぁ!!!!!!

あ~あ……こんなに長々とゲームの感想書いたの初めてだよ。ゲームって楽しいよね、、、、ほんと、、、、、、。

改めてUNDERTALE、5周年おめでとう。
そして皆さんコンサートの配信見ましたか?アーカイブもう2周しちゃった。最高最高最高でした。ゲームを実際にプレイした人にその時を思い出させるような演出に震えました。

ファミ通も紙媒体でドット絵を見ることができて本当に最高だった。

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これも一応貼っておきます。
UNDERTALEを振り返ろうと思って結局続かなかったプレイ日記




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