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1人旅デビューは突然に。

こんばんは。
平日中日の休日。いい日ですな。
2日間頑張れば休みで、また2日間働いたら土日が待っている。
弊社も週休3日制を取り入れていただきたいものデスワ。

さて、最近早く日本47都道府県を制覇しようの気持ちが強くなっておりました。和歌山・三重のモデルコースを考えています。
既に三重は決めていて、実行したらnoteでシェアハピしたいと思います。
やっぱり1人旅のいいところは自分の行きたいところに行きたいようにプランを立てられるところ。
思い返せば、初めて1人旅をしたのはいつだっただろうか。

2019年12月20日ー。
実はその前の11月にスペインに卒業旅行に行っていたのですが、一緒に行った友人がクリスマスマーケットのために北欧に行きたいらしく。
貯金も底をついていたのですが、社会人はクリスマスに有給なんてとれないしなあと思い、親に10万借りて、デンマークに行ってきました。

元々、ヨーロッパにはそんなに興味が無く。
スペインは第二外国語で受講していたのと、スペイン料理が好きだったこともあり行きました。
結局、horaとgracias、mucho buenoしか使えませんでしたが。
そんな私なので、友人から誘われない限り行かなかったことでしょう。

とりあえず、有名どころはチェックしたかったので、
「デンマーク 有名 観光地」で検索。
人魚姫の像があること、コペンハーゲンの市庁舎、ディズニーのモデルになったとされる世界一古い遊園地のチポリ公園があるとのこと。
ただ、どれも近い。半日で回ることができる。
予定していたのは3泊4日。まあ飛行機の中で予定を決めればいいかと当日を迎えた。

使用したのはスカンジナビア航空。
初めて使用するエアラインで基本的にLCCで頑張る私にとって、機内食付テレビ付き、十分な座席の広さはなんとも嬉しい。
ケアンズに行った時のjetstarなんてNOテレビを8時間とかで暇を持て余したもの。ネフリにドラマ全シリーズDLしたと思っていたらできていなくて、同じエピソードを3回は見たもんね。
まあ、そんなことはさておき。

コペンハーゲン空港に到着。
さすが、クリスマスシーズンということで空港内にツリーが沢山。
テンションが上がりますな。
ちなんで言うと私はクリスマスが大好き。
自分の誕生日も12月だからダブルでイベントなのもあるけど、家にクリスマスツリーがある非日常さとか、クリスマスのお菓子とか、キラキラしたものが多くて、好きなものに囲まれている気分。

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時間は既に夜18時頃。北欧の夜は早い。
ホテルについて近所のフードコート内でオープンサンドのスモーブローを食べた。店員のお兄さんはイケメンだったけど、美味しかったけど、ぼったくられた。
表示金額より、1000円弱上乗せされて反論したけど、
「これは税金だから~~」って言われて「そか」ってなって素直に払ってしまった。友人とともにそんなわけなくない?って調べたらやっぱりそんな法外な税金はない。

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左はポテトサラダにベーコンが乗っていて、右が魚のハンバーグ?らしきものにクリームチーズが大量に乗っている。
ショーウィンドウで見る限り、小さいかなと思って2つ注文したら、これがまあボリューミー。
財布は寂しくなるわ、食べ過ぎてお腹痛いわ、で初日に痛い体験をしてホテルへ帰路につく。

翌日。
今日は人魚姫の像と有名な街並みを見に行く日。
基本的に全部まとまっている街だけど、人魚姫の像は街の外れの海沿いにあるので結構歩いた。多分タクシーとかも探せばあるはずだけど歩いた。

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街並み。小雨も降っていて寒いからだれも船に乗らないのだろう。
チケット乗船売り場には誰もいなかった。
よく旅行本などでみる場所。
手前にはクリスマスバージョンになったレストランの軒先が広がる。
何枚か写真を撮り、ここを通りすぎる。

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デンマークって国旗が可愛いよね。
国旗をハート形にアレンジって日本じゃできない。王国だから許されるんですかね。日本人でいう家紋をハート形にアレンジする感覚??違うか。

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道中でデンマークの宮殿を通った。
ちょうど、警備隊の交換の儀の最中で思わず写真を撮る。
帽子が温かそう。なんといっても寒いですから北欧の冬は。
何も考えずコンバースを履いてきて指先は凍死状態でした。
何か所かある建物を30分くらいかけて回り、敬礼をする。


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その合間にちょっとシュールな写真がとれた。
警備隊のコスチュームが本当に可愛い。
(可愛いとか言ったら不敬罪にあたる?)
ちなみにちゃんと許可取っています。
絶対にこちらを見てはくれないけれど。ちなみにお兄さんかっこよかった。
全く関係ないですが、このペディンもどきのコート。
スペインで購入したのですが、温かいし今でも愛用中。
宅飲みとかで布団かわりになるのも嬉しい。

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宮殿からさらに20分ほど歩いて目的の人魚姫の像に到着。
結構坂の上にあって、中々疲れた。
中国人の団体客が多数いて騒がしい。
後ろに見えるのは工業地帯も相まって、何だか人魚姫も悲しそう。
そりゃ人間から魚に戻って、街並みから外れた場所で人知れず海に帰るなんて。王子とも結ばれないし、嫌になっちゃうよね。
とにかく、寒いので早く街へ戻ろう。ということで写真だけ撮り撤収。

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朝から何も食べておらず、お腹がすきまくっている我々。
どうやらデンマークは鰊が有名らしく、鰊の食べ放題のレストランに入る。
ビールを注文しなかった私たちに店員は少し不満だったみたいで、接客は荒いけれど、とても美味しい。
焼・揚・蒸・刺身ありとあらゆる調理法の鰊たち。
個人的には右のライ麦パンが美味しかった。
あと南蛮漬けみたいな鰊。だいぶ小骨が多くて食べにくかったが、最終的にカルシウムだと自分に言い聞かせ無理やり飲み込む。

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突然サンタのモニュメントやクリスマスマーケットが表れる。
コペンハーゲンは1本メイン通りがあるのだけれど、そこに3つの大きなクリスマスマーケットが存在。
私はホットワインとホットチョコレートをひたすら飲んでいた。
なんせ、寒いですので。
ホットワインはここでハマって日本でもシナモンスティックを購入し試みたものの、上手くいかず。。。
いい塩梅の甘さとスパイシーさを出すのは難しい。特にジンジャーの使い方がね。私のスパイスマスターへの修行はまだまだ続く。。。

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その後はチポリ公園へ。
夜はライトアップが幻想的で、童話の世界観だった。
アトラクション1つ1つが結構大きくてハイレベル。侮ることなかれ。
もちろんイルミネーションや飾りつけも沢山あって、雪も雰囲気を倍増させる。
公園の中を歩いているだけで楽しい。寒いけどね。
一番最後の写真は次の日に撮った入り口の写真。童話作家アンデルセンが公園を向いている銅像。
童話の神様は今も公園で楽しむ子供たちを見守っているわけだ。

3日目はお城や教会など各名所を巡る。
とここで、問題発生。
友人と私の巡りたい場所がことごとく合わない。
そんなことあるかってくらい合わない。
折れることもできるけど、デンマークは遠いし再訪するか分からない。
私達はお互い別行動をして夜に合流することにした。
ちなみに借りているWIFIは1つ。友人は買い物メインで色々調べたいとのこと。私はWIFIを譲り、ネット環境のないイチかバチかの道を選んだ。
最悪、図書館や駅、ホテルに帰ればネットに繋がれる。
道は分からなければ現地の人に聞こう。なんて逞しく育った私。

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最初に向かったのはクロスチャンボー城
ググったら最初に出てきたお城で有名らしい。
内閣府とか議会が入っていて、行政大集合って感じ。
ここで周辺も回れるフリーチケットを購入。入り口がマジで分からず30分くらいタイムロスした。つらみ。たらみ。白身。

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布で作成する絵?が有名らしく、沢山あった。
布でここまで技巧に作成するのは素晴らしいね。美術3の私には到底できない技。

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あとは普通に内装やシャンデリアが沢山。
とにかくキラキラしていて終始気分が上がっていた。
当たり前だけど、平日の昼なので他に観光客はいない。
2,3組すれ違っただけ。

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馬車を昔から使用するので牛舎の見学もできた。
200年前くらいに使用していた馬車の展示もあって、dont touchって強く書かれていました。
騎手の人形?みたいなのがあったりうす暗くてろうそくの明かりのみで怖かった。あとフンの香りが強い。終始フンの匂いと戦いながら進む。
写真NGだったからないけど、遺跡の見学もできた。
1167年アブサロン卿(Bishop Absalon's)が建てたの城の遺跡,煉瓦跡らしい。最初の説明は楽しんで読めたけど、進むにつれて奥は暗いし無音だし、怖い。けど、せっかく入ったのに全部見ないと勿体ないじゃんのもったいない精神が働き、早歩きで回る。

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王室専用のロイヤルキッチンの再現展示もあった。
美味しそうなお菓子たち。当時使用していた鍋や食器、提供していた食事のレプリカがあって料理好きの自分としてはテンションがあがった。

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意外と早く見終わってしまったので、橋を越えて散歩。
途中で小さな教会とかも見たりした。
なんだろうと思って入った教会で牧師さんがずっとオルガンを弾いていて。
私しかいなかったから何曲かは聞かないと失礼だよなあと少し聞いてから出た。
物価が高いので気軽にカフェに入ることもできない。
ひたすら街歩きをして、なんなら住宅街に入ったりして。
間違えてビルの工事現場の隣を通ったり。おじちゃんたちがたばこ休憩中でしたわ。

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夕方、友人とデンマーク王立図書館で合流。
なんとここは北欧no1規模の図書館らしい。
私大きな図書館好きなんですよ。ちなみに日本で一番好きなのは福岡市総合図書館。席数も多いし、ももち浜に近いから気分転換に海にいける。
昔住んでいたころ土曜日は必ずいってましたね。
このデンマーク王立図書館も川に面していて、周囲に公園もある。
地元の大学生らしき人が沢山勉強していた。
やっぱり近所に大きな図書館があるのは魅力的だな。
友人と少し回ってみて、出る。
もう外は暗い。
お互いに観光した内容や食事を報告しあう。
一日中回って疲れたのもあるけれど、この日はまたまたセブンでサラダやパンを購入し、ホテルご飯。
なぜかデンマークにはセブンイレブンが一大勢力を誇っていた。
というよりセブン以外コンビニがなかった。
ラインナップは中々良くて、ホットスナックの横にケーキやパンが売ってある。焼きたてのパンが食べられる。
これはぜひ、日本でも導入して頂きたいね。

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最終日。
またもや、友人と意見が食い違う。
友人は通りで沢山買い物をしたいみたい。私は買い物より世界遺産でもあるクロンボー城をみにいきたい。
前日私がWIFIを譲ったので今日は私が使用できるか??と淡い期待を抱くが、何も提案されず。。泣
クロンボー城はコペンハーゲンから電車で片道1時間ほど乗らないといけない。
できればWIFI使いたかったな。なんて言ってもしょうがないので前日のうちに行き方と時刻表を調べて、スクショを撮りまくる。
何せ、最終日ということは飛行機にのるため遅延は許されない。
朝8時に私は一歩先にホテルを出て、駅から電車に乗った。
道中、車窓から風景を見ながら自分の行動力に笑ってしまった。
もしかしたら読者の中には「そんなことで??大げさな(笑)」ってな感想を持つ方もいるかもしれない。
けれど、私にとってはこれが人生で初めての1人旅。
まして電波も言語も違うデンマーク。
でも世界遺産みたいもの。次にいつ来るか分からないし。
この時は既に大学4年の冬で就職先も決まっていたけれど、社会人になっても無鉄砲さ、挑戦精神、どうにかなるっしょ精神は守っていきたいなと思った。
また今度は1人で旅行にいくのもいいなと22歳にしてきづいてしまった。
1人なら自分で全てをするしかないし、やりたいところ見たいものを見にいける。自分のしたいように自分の思うがままに時間とお金を使用できるから。
そんな想いを馳せながら、電車は終点のクロンボー城の最寄りに到着。

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のどかな港町の印象。
漁船、貨物船、客船が停泊している。
朝焼けが綺麗ですな。寒い分、空気が透き通っていて景色が綺麗。
駅から30分ほど歩き、クロンボー城に到着。

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お濠に囲まれた大きなお城。
ハリーポッターに出てきそうな風貌。
例のごとく、観光客は2.3組ちらほら。
1人で写真を撮っていると、老夫婦が撮ってくれた。
お父さんが撮った後、これで大丈夫かい?って確認してくれた。
流石のジェントルマン。優しさに触れる。
逆風で髪の毛がメデューサだけど、アングルもばっちりだよ!THANKYOU!

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クロンボー城から海を見渡す。
天気がいいと対岸が見えるらしい。
本当は中も観光したかったけれど、時間が足りなかった。
作戦ミスだ。。。ここは2日目にくるべきだった。。
ちなみにクロンボー城は戯曲ハムレットに登場する城のモデルらしい。
ハムレットはよく知らないが、確かにモデルにもしてしまうような壮観だったね。

クロンボー城の滞在時間はものの30分ほどで駅へ向かう。
電車の本数も少ないし、乗り遅れは許されませんので。

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電車の中で記念に切符を写真に収める。
間違えてグリーン車的な席に座っていて駅員に注意されてしまった。
ならばどこはいいのだろうかと、あたふたしていたら近くのコペンハーゲンギャルが大丈夫な席を教えてくれた。
ありがとうね。

無事にコペンハーゲンに戻ってきた。
短いけれど、濃ゆかった私の初1人旅が終了。
1時間ほど時間が余ったので、市庁舎の時計を見ようとしたら、、、

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メンテナンス中でした。残念無念。
BUT市庁舎でウェディングフォトを撮るカップルに遭遇して幸せをお裾分けしてもらった。私も結婚したいなあ。なんて。

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海外旅行あるある、外貨を最後に全部使い切りたく、カフェに入る。
エスプレッソとドーナツ。
エスプレッソにはチョコがついてきた。名古屋並みのサービス精神。
ドーナツは欧米の甘い味で糖分に癒される。
カフェから外を見ながら、私は今コペンハーゲンに溶け込めているかしらと思わずニヤッとしてしまう。
なれているでしょう。コペンハーゲンヌに。

それから友人と合流し、電車で空港へ向かう。
なんか知らんが、10分ほどでチェックインが終わった+機械メンテで遅延していたので時間ができてしまった。
ここでも私は今回の旅で行きつけだったセブンへ行く。

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最後に食べるのは君だ!!
フランクフルトが入ったフランスパン。
バゲットが固すぎて口の中をケガしましたが、ソーセージがジューシーで肉汁たっぷりで大変美味しい。シンプルisベスト。

何だかんだ1時間遅れで出発。
スカンジナビア航空は多分北欧の人、長身の方が多いからだと思うけど、席の間隔が広くて快適な空の旅だった。
あと機内食がポークorビーフor ”ベジタブル” があって私としてはテンションアップ。
良く分からないけれど、美味しいパスタ?野菜炒め?でした。
また乗りたい。
スカンジナビア航空に乗りたいから北欧リベンジまである。

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実際、今はコロナ渦で旅行もいけないし、次の旅は北欧周遊でもよいな。
物価が高いところは社会人になってから巡りたい。

思いがけず、初のプチ一人旅をすることになったけれど、思い出と楽しさと美味しさ、ほんの少しの寒さが詰まった
「デンマークへ本場のクリスマスマーケットに行こう」
本場の○○を楽しもうシリーズも中々いいじゃない。自分では絶対に候補にしないから友人に感謝。
次は海外一人旅にチャレンジしたいな。まずはシンガポールや台湾など近場から攻めていきたい。

の前に、国内旅行で練習かな。
1人でも楽しめちゃうんだから。

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