歴史部のぼく1

歴史部のぼく(感想とか)

9月12日(水)20:00からEテレで放送されたよ!

来週9月19日(水)また再放送があるよ!


まず自分がチャンネルを変えようとして手を止めたのがこのシーン

海、砂浜、勉強机、そこに座る学ランを着た40手前のディレクター。


ん?何だこの番組。

とりあえず見てみるか・・・。



~あらすじ~

現在、ディレクターとして働く城秀樹(39)。独身。

彼は20年前、男子校時代に自身が感じてた「息苦しさ」の謎を解くために

かつての生徒会長、サッカー部キャプテン、ずっと一人で居た学生。。。

様々なスクールカーストに属していたかつての同級生に会いにく。


ってな感じです。

この「息苦しさ」はきっと学生時代、

人間関係において誰もが経験したものかと思います。

いつもハートネットTVは見ていなかったけど、今回はディレクター自身を主人公にして進む斬新なドキュメンタリー調だったので見ました~(^^)


ちなみに砂浜のシーンは、場面転換の時に頻繁に挿入されてました。

なんか揶揄してる感じでしたね。

何を揶揄してるのかは自分で考えてって感じでしたね。


城さんは学生時代、どちらかと言えさえない学生でした。

歴史部に所属しひっそりと活動をしていました。

彼は、休み時間にはいつも英単語帳を見ていました。

勉強熱心だったためではありません。

休み時間に遊ぶ友達が居なかったのです。

彼は「一人でいること」が嫌なのではく「周りから一人でいる可哀想な奴として見られること」が嫌だったのです。


そんなスクールカースト下位の学生から、また上位の学生まで誰とでも接することができたのが生徒会長でした。

誰とでも接することができる分、どこにも属せもしなかった彼は

誰かに嫌われて居たわけでもないのに

生徒会長ながら1年の3分の1しか登校をしていませんでした。



久しぶりに会った彼は白髪が多くなり、以外なことにまだ独身でした。

どこにも属さず不安定だった学生時代の彼の心を支えたのは

ClashAll you young punksでした。

All the young cunts
Live it now
Cos there ain’t much to die for

すべての若きパンクスども
今を生きろ
死ぬほどのものなんてありゃしないんだから

端からみたら順風満帆そうな彼も「息苦しさ」を感じていました。


その次にサッカー部のキャプテンに再会します。

彼も一見、スクールカースト上位はなるべくしてなったかのようでしたが

たまたま、あるきっかけがあっただけなんだと城さんは聞かされます。


みんなそれぞれが「息苦しいさ」を感じていた中で、

最後に再会したのは「いつも一人でいた学生」でした。

生徒会長曰く、突然黒板に英語の歌詞を書き始めたり、

城さんとは違い、本当に全く、人と接点を持たなかった学生だったそう。

彼の話や考え方に今回のテーマのすべての答えがあった気がします。


気になった方は再放送みてみてね!!

アディオス!!





最後に、彼が黒板に描いていた曲でしめたいと思います。

john lennon/Imagine

You may say I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us 

僕のことを夢想家だと言うかもしれないね
でも僕一人じゃないはず
いつかあなたもみんなって
きっと世界はひとつになるんだ









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