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引越しと友人関係

先日、美容院でスタイリストさんとお話ししていた時のこと。

趣味の話になって、そこから引越しと友人関係の話になった。

そのスタイリストさんは、地方から都内へ出てきて働いているので、休みの日はチャットができるゲームで地元の友人と遊んでいるそうだ。
長期のお休みは、地元に帰って会って遊ぶらしい。

振り返って我が家のこと。我が家も昨年、引越しをした。

小学校高学年の息子は、ややこちらの人間関係に馴染んできたけれど、幼い時から共に過ごした気の置けない友人たちと離れたことからまだ立ち直れていない。

休みの日に、誘ったり誘われたりする関係の友達もいないので、チャットができるオンラインゲームで地元の友達と遊ぶのを楽しみにしている。

メールやメッセージアプリ、FaceTimeも大活躍。

自分自身の小学生の頃を思い出すと、引越しや進学をキッカケに交友関係が新たに構築されていたと記憶する。その時、それまでの交友関係を同じ温度で保とうとはしていなかったように思う。

また、新しい環境に馴染むための努力にはパワーがいるけれど、はじめましての状態から、もっと仲良くなる方法もなんとなく身についていったように思う。

かく言う私も、大人になった現在は引越し前のコミュニティとの関わりの方が深い。

SNSやチャットツールがあれば、距離なんてほとんど関係ないというのは、一面では真実だと実感している。
たまに帰省して実際に会えたりすると、帰りはやっぱり寂しいので、インターネットで全く距離を感じないと言うわけではない。

何が言いたいかというと、息子にこちらでも地元の友人関係のような深い仲間ができて欲しいと願う一方で、こんな便利な時代だからこそ、新しい人間関係を構築するのに時間がかかり、もう暫くは今の状況が続く可能性も心に留めておいた方が良いだろうという結論に至ったという話。

スタイリストさんと話しながら、私が知らないだけで、息子と同じ状況は あるある かもしれないと思った。

#引越し
#子育て
#人間関係

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