ふーた。

何者でもない「わたし」であることを祝うnote。 何者かであることを求められる年齢だけ…

ふーた。

何者でもない「わたし」であることを祝うnote。 何者かであることを求められる年齢だけど、そうじゃない時間の流れをただ書き留める旅の記録です。 わたしはいま、北海道にいます。2023/12/23

マガジン

  • インドの記録

    2023年3月9日〜14日のインド旅の記録。 非公開のつもりだったけどリライトしながらその時々の気分で公開していきます。気長に待ってね。

  • 北海道ゆるむ記

    12月からの北海道の記録です。 温泉、食べ物、人、自然。わたしの言葉でそのまま記します。観光地少なめで、日常を切り取るようなローカルな内容が多くなりそうです。 クスッと笑えたり、ほっこり温まれたり、時々考えたり、そんなマガジン。

最近の記事

キーウキーウの招待状

「キーウ、キーウ」 朝起きて、一番初めに耳にする外の音。 朝起きて階段を降りる。ドアを開けるとリビングは少し暖かい。 窓を背に身体をすっぽり疼くめる大きさのクッションに背中を預ける。 足元からお腹にかけて厚めの毛布に包まる。 まだ温かさの残る身体の芯が冷えないように白湯を飲んで、前左手から陽の差し込むリビングをぼんやり眺める。 すると背中側の頭上から聴こえてくる、この鳴き声。 「キーウ、キーウ、キィィーウ」  なんの鳴き声? カラスでもスズメでもない声が聞こえるの

    • ふーた。の自己紹介

      はじめまして。ふーた。と申します。 時間ができたので、ゆるゆるとnoteを書いていこうかと思います。 ふーた。はわたしの飼っていた猫の名前からもらった仮名です。 noteを書く理由は、まだ言葉にできないので、またいつか。。 自己紹介と書きましたが、 わたしは、今何をしているとか、肩書きだとか、うるさいなぁめんどくさいなぁと思ってしまう人。でも、誰かと関わりを持とうとするとき、自分を知ってほしいとも思うわがままな人。 今このnoteを書きながら、自分を知ってもらうってな

      • 流れるガンジス

        バラナシの朝 ー肩の力が抜けて、目線は朝日に定まる。きれい。 ここでは何も考えずにいられるー 朝7:00、ホテルのドア前に7人が集まった。もう辺りはうっすら明るくなり始めていた。Rくんが先頭で歩き、早足でガンジス川へ向かう。 路地を歩くと、夜と朝は空気が全く違うように感じた。バラナシの朝は、少し澄んでいる。 ガートに続く道では、夜とは違う人の明るさがあった。沐浴に向かうであろう人たちがちらほらいる。相変わらず私は、サリーは綺麗だなぁと思っていた。 ガンジス川に着くと朝

        • インドに惹かれて

          インドへ行きたいと初めて思ったのは3年程前でした。インドはつよい思い入れがあるわけでも明確な目的があるわけもでないけど、なんとなく惹かれていた場所です。実際に足を踏み入れてみると、想像していたより幅の効いた魅力があって、新しいことで外から「刺激される」というより、内からじんわりと「惹かれる」とか、静かに「湧きおこる」ような感覚が多かったように思います。 渡航前はすごく怖くてオロオロと悩んで、それでも、行く勇気と勢いをくれた人がいて、身軽になりきれない不都合な心と共に、航空券

        キーウキーウの招待状

        マガジン

        • インドの記録
          2本
        • 北海道ゆるむ記
          2本

        記事

          生きること繋がること | REIWA 47キャラバン#39 in群馬

          2021年2月上旬、私と一人の青年は高橋博之氏のREIWA 47キャラバンに同行した。この旅でつながった人や自然は、さまざまなことを気づかせてくれた。 これを読んでいる誰かも一緒に想像して何かを感じてもらえるように、特に印象に残った時のことをなるべく鮮明に、細かく記します。 この記録を読み終えた一人ひとりに、小さくとも確かな灯りが灯りますように。 yotaccoと上野村群馬県高崎市から高速道路に乗り、山道を抜けて着いた上野村。道の駅で待ち合わせをしてcafe yotacc

          生きること繋がること | REIWA 47キャラバン#39 in群馬