【ココロノマルシェへの回答】マウントとられる
こんにちは、心理カウンセラーのフミです。
今日は、根本裕幸カウンセラーが運営する無料のオンラインカウンセリングサイト【ココロノマルシェ】に寄せられたご相談に、僭越ながら僕が回答をさせていただきました。
わたくし、初めての投稿となります。
デビュー戦のため、心臓バクバクでございます(笑)
相談者様の心の届きますように。
相談者様の気持ちが楽になりますように。
ではでは、どうぞ。
あさん、こんにちは。
心理カウンセラーのフミと申します。
ご相談いただきありがとうございます。
マウントとってくる方、非常に厄介ですよねぇ。一体なんなんだよ、と。心の内を描かれておりますが、お気持ちすごくわかります。相手するのも面倒ですし、自分のしたいように振る舞えない時もあったりして。本当にもどかしいです。
とても辛い状況の中でも、あさんは一生懸命に頑張っていらっしゃるところが本当に素晴らしいなと思いました。真面目で成長意欲が強く、忍耐力もある方なんだなぁという印象です。
ご相談内容を読んで、僕からは以下3つのポイントで回答をさせていただきました。
① 嫉妬心や競争心を持たれているのでは?
② 不快に感じているのは本当にマウントのせい?
③ 周りを頼ってみる
あさんのお悩みに少しでも役に立てられると嬉しいです。
よければ最後までお付き合いください。
①嫉妬心や競争心を持たれているのでは?
マウントをとってきたり、言葉や態度で攻撃してくる方の心理として、
マウントを取りたい相手に対して必ず何らかの感情が湧いています。
その感情の代表が、嫉妬心や競争心です。
なぜマウントをとりたがるのか。
なぜあさんに対して、嫉妬や競争心をむき出しにしているのか。
その理由が内容文を読んでいると、なんとなくわかる気がするんですよね。
→あさんは、観察力が高く、故に人から盗む技術が優れている。素直で謙虚な姿勢を持つ努力家。
→あさんの、どんな人からでも学ぼうとする謙虚な姿勢。立場を下に見てきたりする人を許せない正義感の強さ。
→あさんが自分に正直で、成長意欲が高く向上心に溢れている。
もうお分かりですよね。
あさんはたくさんの魅力が詰まった方なんですよ。今ここで回答を書いている僕自身でさえ、魅力たっぷりな人なんだなーとちょっと嫉妬しそうですもん(笑)
というのは置いといて、とても魅力的で素敵な方なんですよね。
”だからこそ”と言ってはなんですが、多くの人から一目置かれたり、嫉妬や競争心を持たれてしまうことは仕方がないかもしれないなぁ、なんて思いました。
だからおそらくマウントしてくる方は、きっとあさんの魅力に気づいているのだと思いますね。でもですね、実はその方が心の中で
『あさんのその魅力、自分も手に入れたい。でも無理なんよ。ムリムリ。自分にはできないんだよ。そんなん手に入れるの無理だ!!』
って、思い込んでいるケースが多いんですよね。
あさんに嫉妬している自分が認められず、嫉妬を感じないようにしているんです。これが原因で、攻撃をしてきたりみんなの前で大声をあげる行為に走る。
つまりこれって、相手の問題なんです。
あさんの問題ではないんです。そう考えると、見方が少し変わりませんか?
「あ〜、この人は私(あさん)に嫉妬してるんだ」
「必死に嫉妬を認めたくなくて、きっともがいてんだろうなぁ」
「なんだコイツ、、なんかかわいいな」
なんて思えてきませんか?
そうやって優しく見守りながら、
「私ってたくさん嫉妬されるほど魅力の塊なんだ!いやーそれはそれは、嬉しいっす。ありがとうございます!」と受け取ってみることで、相手に対する意識が少しづつ変わってくるかもしれません。
②不快に感じているのは本当にマウントのせい?
ちょっと違った角度からの質問です。
不快に感じているのは、本当にマウントを取られているからなのでしょうか?もし僕がカウンセリングをする場面であれば、以下質問をしてみたいと思います。
・その相手に似たような人は、これまでにもいませんでしたでしょうか?
・両親やご兄弟(姉妹)との関係性はどのような感じでしょうか?
・マウントを取られた時、ご自身はどうしたかったでしょうか?
・別の方がマウントをとってきても同様に不快に感じますか?
心理学の世界では『投影』という言葉がありますが(聞いたことあるかもしれません)、自分の心を外の世界に映すこと、内側を外側に投影することを意味します。
これらの質問をする理由は、あさんがご家族の誰かや別の方を
マウントをとってくる相手に投影しているかもしれないと思ったからです。
幼少期に同じようにマウントをとってきた人や状況がありませんでしたか?
「あっ!」となるようであれば、その当時にご自身が感じていた感情が解放されておらず、今回マウントを取られたことでその感情が蘇ってきているのかもしれません。
もしそうであるならば、その時の自分にこう問いかけてみてください。
「私はあの時どんな感情を感じていたのかな」
「私はあの時なんて言いたかったのかな」
当時感じていた感情を拾いに行ってあげてみてください。
感情たちは解放されるのを待っているのかもしれませんよ。
一人でやるとしんどい、そんな節があったかも思い出せない、という場合にはカウンセラーに頼ってみるのもありです。何かしらのヒントが隠されているかもしれませんので、ぜひ取り組んでみることをオススメします。
③周りを頼ってみる
あとお悩みを読んでいて気になった点として、しっかり周りを頼っていますか?と疑問が湧いてきました。
お一人で何でもこなしてしまうあさんだからこそ、逆に周りを頼れない、気軽に相談なんてできない、全て自己完結しているなんてことはありませんか。
上司や信頼できる同僚など、この人ならわかってくれそうという方がいれば、今の現状を相談して話してみましょう。
『話すこと=放すこと』に繋がりますからね。
同じ環境で自分の気持ちをわかってくれる人が1人でもいると、ちょっと安心感が出てきたり、気が楽になったりしますよね。
正直に話すことで新たな気づきや自分を客観視できるチャンスでもあります。積極的に話に行ってみると少し楽になるかと思いますよ。
あとこれは最終手段というか、少し勇気がいるかと思いますが。。
マウントをとってくる相手の方に直接話をしてみることはできそうでしょうか。(それができない、したくないからご相談されてきているのは承知なのですが…)
僕の経験上になりますが、マウントをとりたがる人って大勢の前でしかマウントを取ろうとしません。1対1でのコミュニケーションをとても嫌がり、周りがいるからこそ恥をかかせようとしてくるのです。なので、2人きりで話すことを嫌がる人が大抵なんですよね。
勇気を出して話してみたら意外にも本音を話してくれたり、受け入れてくれたり、相手が嫉妬していることをすんなり認めてくれたりするかもしれません。
人って本当に何を考えているかわからない生き物なので、可能性にかけてみる価値あり、なんて思いました。
以上、僕から3つのポイントで回答させていただきました。
嫉妬されるのはとても厄介な問題ですが、それはあさんご自身に魅力がたくさんあるからこそ起きている問題であると思っています。
そのたくさんの魅力をしっかり受け取りながら、ご自身への意識、そしてマウントをとってくる相手への意識も少しずつ変えていけることができれば幸いです。
自分で自分を追い詰めすぎず、今できることに集中して、希望ある未来を描いてみてくださいね。
あさんの輝く未来を信じて、陰ながら応援しています。
心理カウンセラー フミ
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