二度見振付分析「間奏からラスサビ編」

さぁさぁ、念願の最後の分野に入ってきましたね
自分で書くって決めたのに、
ここまで来たら、ふへぇ…と疲れ切っております。
いや、うん、御託は並べず書きます…

2番のサビが終わって、手を挙げたままフォーメーション移動を行い
くぼしたを中心に囲うように他のメンバーが位置につきます。

くぼしたはペアダンスに入っていきます。
今までの振り付けではあまり見られなかった
ジャズ系統の振り付けで、俗にいう「乃木坂らしい」ダンスかな、と。
2人の表現としなやかさが際立っており、
ここまで、「1人、1人」だった世界が「2人」になった瞬間とも感じます。
周りのメンバーは、表の音に合わせて、手を動かすダンスです。
このダンスは、いわゆる「タット」というジャンルに含まれます。
細かい音を繊細に表現しながらも、
くぼしたの世界を際立たせる働きをしており、より映える印象です。

そして、ペアダンスが終わると、みんな夢を見るようにポーズをとり、
その夢を掴み、引き寄せるような振り付けになってます。
ここは、音がだんだんと減っていくので、
振りも減っていき、自然と吸い込まれるような感覚になります。
ただ、歩くだけの振り付けが、これだけの力を持つことができるのは
このタイミングしかないと思います。

そして、スーっといった音の後に、
くぼしたが両手をおろすと、ステップが始まります。
このタイミングで音も一気にはじけるので、
迫力がより一層際立ちます。
ここ、初めて見た時、声出たポイントです。

ここから、今までの振り付けが少し変わって出てきます。
二度見ステップは、ステップの数が増えていますが、
これは、拾う音の数も増えたのもそうですが
いままで躊躇っていた足を踏み出し、進みだしているような印象もあります
そして、指折りをして数えるのですが、
その方法も、かかとでリズムをとったり、腕に力を込めるなどの
表現をするメンバーが増えており、
やりたいことに対して、希望を持って数えているような印象を受けます。

そして、夢を掴み天を見上げるように胸に持ってきます。
この表現は、喜びに満ち溢れた感じが見られます。
次の右手をかざす振り付けは、
今まで、後ろに進んでいたところが、前に歩いてくるのです。
この部分で、めちゃくちゃぐっときて泣きそうでした。
ただ、みていた夢に向かって歩みだしていくんですよ。
そして、今までの迷いを振り切るかのように両手を払い
冷めてしまって手を払うようにしても、目移りしても、
その夢の所に戻ってきて、胸がときめくんです。
こんな表現ありますか?よすぎませんか?
そして、また、二度見ステップで心躍り、
歩み出している様子を表し、最後に手を伸ばします。
いままでだったら、手を挙げて「夢」を見ていたのですが、
伸ばした手をもう一度伸ばしに行く事で、
「夢をもう一度見て、叶えに行くんです」よ。
なにこれ、物語やん。

そして、最後に、
「今ならちゃんと夢を見られる」では、
動かないんですよ。
これ、最大のポイントすぎません?
最後の最後に動かないの、ぶっ刺さってたまらんでした。

ちなみにアウトロは
夢を見るために眠りにつくような感じで体を倒し、
ゆっくりとした音取りだったので、
間奏の早めの音取りを入れ、
最後にカノンを入れ、流れの綺麗さ、余すことなく音を取り
ポケットの夢を掴んで、終わります。
しかし、くぼしたは掴み損ねた(掴んでない…?)夢を
握りしめ、胸に抱えて終わるんですよ。
この表現も、エモさマシマシで、
2人だからできる終わりだな、と感じております。

はい、終わりましたね、
いやー、ここまで読んでくださった方
心の底から、感謝を伝えさせてください。

以上!!!!!!です!!!!!!!


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