二度見の振付分析「1番から間奏編」

続きまして、1番の振り付けについて考えていきましょうかね。

歌い始めのくぼしたの歌割りパートは
大きく動く振り付けでなく
背中合わせるタイミングや歩くタイミング、止まるタイミング
そこまでを振り付けとして決められているため(予想)
歌い始めの歌詞がまっすぐぶつかってくる印象がありますし
2人の歌声も聞きやすいなぁと勝手に感じてます。

また、周りのみんなの振り付けは、足踏みしてドラムの音を取りながら
手をあげ、宣誓するような、発表するような印象を持ち
その後、目元に手をかざすことで、いなくなることを表現しているように
感じられる振り付けで、その動きも派手じゃないため、
くぼしたに目が行くようにも配慮がされているように感じ
最小限で最大限の表現であると感じる。

次のかきさくの歌割りでは、
「どこの誰が」というところを手と体の振り付けでみせ
最後に、目元で手をかざすことで、「泣くこと」を表現している。
この振り付けは、先ほどまでドラム音で取ってた振り付けから
歌詞のテンポに合わせるという変化をもたらしている。
その後、手を頭の位置に伸ばしてから持ってくることで、
「考えたこと」を表現し、手を前に伸ばすことで、問いかけを表現している
と思われる。
また、後ろのメンバーが、最後にジャンプが入ることで、
リズム感が壊れることなく、今までの雰囲気も持っていられるのでは?

その後、入れ替わりの時に、
大きな音で、振り向きを使ってスムーズに入れ替わっている。
これは、音の響き方、残り方に合っており、心地よい…(感想)

次のそんなこと~パートは、
他のメンバーの振り付けを見るに、サビの二度見ダンスの
伏線か⁉と思われる動きをしており、
生きているその意味を失う様子を
こぶしを掲げて、力なくおろす様子で表現していて、シンプルにすげぇ

その後のパート「わからなくなってしまって日々」
前の組は、歌詞→ビート
後ろの組、リズム→歌詞
のテンポで振り付けされており、それが違和感なく組み込まれてるのが
何より凄すぎる
最後の、目を覚ますこと~は
カウントベース(バスドラム)で振り付けされている。

先ほどのカウントベースの振り付けがあるからこそ
「幼い頃~」から始まる振り付けを
リズムベースで取ることで、Bメロの盛り上がりが
一気に引き立ち、メンバーの表情もより目立つようになっている
将来の~からの振り付けは、
初めストリングスの音から始まり、
トン、トン、トントントンのリズムで動くため、気持ちがよい。
また、周りの振り付けは、フォーメーションを生かし、
中心に目が行きつつも、花を咲かせるような雰囲気を持たせる。
どこではぐれて~からは、手を伸ばし、掴みかけることで
はぐれたことを表現し、
手を伸ばしたことによって視線が集まってるとこに
くぼしたが勢いよく登場することで、迫力がでるし
サビ前の盛り上がりも生まれる。
そして、鏡を表現したかきさくの手をずらし
まるで夢の世界へ入っていくようにサビに入っていく

さぁ、やっときました
サビでございます

サビ始めの音で、伸びあがることで
いままでの乃木坂らしい綺麗な振り付けから
指揮をする振り付けに。
指揮は、率いたりリードする人のことだと考えると、
今からの乃木坂が夢を見るときに、乃木坂をファンを引っ張っていくのは
「私たち」という風にも捉えられる。
また、手をかざし後ろに下がる振り付けは、夢を「見ている」ように感じる
その後、両手を大きく回し、手を重ねひねるような振り付けは
歌詞が「叶うわけがないと諦めた」であることから、
夢を諦め、振り払い、手を払っているような意味を持つのではないかと考察
そして、今回のテーマとも考えられる「二度見ダンス」
私は、足踏みしているように感じられる。
夢を見ようとし、でも、踏み出せないもどかしさを感じる。
好きなところとして、引いてきた足を揃えるところでさえ
音に合わせているが挙げられます。これ、大事よ。
その後は、シャーンとなる音に合わせて、順番に手を上に伸ばし、
指を折って数えていく振り付け。
これは、足踏みをやめて、やりたいことを数える描写だと認識できる。

この後の、タン、タン、タンの音の振り付け
私は音ハメ気持ちよすぎて大好きです。みんなも見てね!
あ、考察すると、数えた中での夢をつかみに行ってるように見え、
その後、胸の前に掴んだ手を持ってきて、揺らすことでワクワクし
また、夢を見る振り付けにはいっていく。
くぼしただけ、動かないのは、夢を見つけられていないからではないかな
と考えてます。

その後、冷めやすい描写を、前半と同じ振り付けで示し、
(シャーンって音で、手を開く振り付けも大好き)
目移りしながら迷うように移動していく振り付けによって
より歌詞が引き立つのだ!
(目移りする瞬間からくぼした参加は、夢がないから、冷めることもないけど、迷ってるから目移りするところには参加していると考察)
そして、「二度見ダンス」で、また足踏みを表現したけど
それでも人は~から、
夢を見ることを手を組み、胸に手を当て、その手を伸ばすことで表現し、
「まだ」夢をみている状態だから、上に上げていくのだと推察。
そうして、1番は終わる…

最後に間奏についてだが、
一回回ることで、雰囲気がリセットされ
イントロと同じ音なのだが、早い音を取ることで
その違いを魅せている。
前半の振り付けのすごい所は
早いパートでは、視線が上から下に行くように
手が顔の前から、胸の前に移動し、最後足だけで音を取ることで
一気に抜け感と快感を生み出せることである。
この振り付けは、夢を掴めそうで掴めない感じを表現しており、
葛藤やもどかしさを表現できているのではないか?と思った。

後半は、音の取り方が一気にゆっくりになり、
手だけで魅せていたところから、身体をしっかり動かすことで、
雰囲気をまた変えることができ、
2番への歩み出しが行われている。
どうしても、同じ音で作りたくなるのだが、
これによって、同じ雰囲気の音が、別の物として見えるため、
間奏が飽きずにみられるのである!


といったようにここまで分析を進めてきましたが
細かく見ると、大変じゃねぇ…笑

それじゃ、一旦ここでおさらばしましょう!
次は2番編で~!

2番編はこちら↓


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