8月15日

8月15日、今日は終戦記念日ですね。ウィキペディアでは「日本では一般に終戦記念日は8月15日と認識されているが、アメリカ合衆国など多くの国々では第二次世界大戦は1945年9月に終結したと認識されている」と書かれていました。国によって違うのですね。

オリンピックでの、なでしこの試合を見ていて（実は私はかなり応援していて金メダルとる！と思っていました）、ああ、日本は負けた方が良いのだな。これで世界は平和なのかも。と思いました。前半に一瞬日本が優位になった時、ちょっと怖い空気が漂った気がしました。そう。日本人は怖い。多分、世界で一番怖い民族なのではないかと思います。

こちらは、私がアカペラで歌った歌に、音楽帳工房さんに伴奏を付けていただきました。

ペギー葉山さんが歌ってヒットした「南国土佐を後にして」は、太平洋戦争の時代に郷土出身の鯨部隊（旧日本陸軍第40師団歩兵第236連隊）が遠く離れた戦地でふるさとをしのんで歌った歌が原曲だそうです。

「南国土佐を後にして」歌碑 - 高知市公式ホームページ

歌詞の一部分を変えて、故郷を後に上京した人の心の灯のように歌い継がれていきました。靖国にお参りに行く機会があって、その時に舞台でペギー葉山さんが歌われていました。まるで、大輪の花のように歌われるペギー葉山さんを、私は忘れられないと思います。

それで、しみじみ、一人でアカペラで録音してみたりしていたんですけれども、私が幼い頃にはうちには戦争を乗り越えた物品がいくつかありました。父が後生大事に懐に保管して、壊れないで残っていたのです。その大事なお皿を気に入ってしまって、ずっと使わせてもらって、割ってしまったのは私です。白い丸いお皿に、真ん中にエビの絵が描かれていました。いつか再現したいな、でも、できるかな。

7月に終戦記念日に向けてという記事を書いています。

この記事を書いた日から今日まで、何かをしようと思っていたんです。戦争を忘れない、二度と繰り返さない、そうなれるような何か。なので、この間の私の投稿には全て、その思いが込められています。自作の詩にも、エッセイにも、歌にも、企画に参加にも。

世界は今、戦争に向かっていると予言者の方がおっしゃっていました。私達には見えないところで何かが行われている。それは私たちを巻き込むのだろう。では、回避するために何をできるのだろう。終戦後、多分、皆、そう思っていろいろとやってきたのだと思います。

こちらは2017年のJ4Fさんとのコラボです。映画「ふたりのイーダ」曲「花はどこへ行った」を思いながら歌詞を書いています。

こちらは、リリー・マルレーンのカバーです。ハリウッド女優のマレーネ・ディートリヒが歌っているのを、音楽帳さんも私も、何度も聴いて作成しました。動画に写真を使わせていただいたのは、この方の意志もきっと平和に向かっているんじゃないかとか、思ったんですね。それに、美しいし。

こちらは「イマジン」ピアノは♡makoさん、ボーカルを、いずるさんと左右で英語と日本語で歌っています。今年の3月に急にやりたくなってお二人に声を掛けさせて頂きました。ステキなコラボになったと思います。

こちらは、こえいちさんとのコラボです。満州を代表する女優「李香蘭」の代表曲、とニコニコ大百科に書いてありました。こちらは、歌ってのリクエストにお応えして、日本語と中国語で歌わせていただきました。

こちらは随分前に最終戦争ハルマゲドンに選ばれそうだった某国の歌姫、スージースーのバンドの曲のカバーです。タイトルもそのものずばりの地名です。それを私はアレンジしまして、自分の歌いやすいように、ひたすらスージースーの美しさを讃える曲にさせていただきました。もう随分長い間活動されているパンクの女王。でも精神は平和を訴えたかったのではと思っていました。ひとまず、ここに納めさせていただきます。

音楽とか芸術、スポーツは国を問わず一緒に楽しめるもので、素晴らしいなあと思います。言葉わからないけど、この曲好き歌っちゃうとか。

こんなゆったりした世界で、ゆったり暮らせる日が来て、ずっとそれが続くと良いですね。