読んだら忘れない読書術(24/9/12読了)
この本から学びたかったこと
もともとわたしは記憶力が良いタイプではない。
むしろ悪い方だと思う。
定期的に訪れる「成長欲」と「読書欲」から、
それなりの数の本を読んできたが、
その内容を説明できるか?議論できるか?と問われると
ことごとくその答えは「No」だ。
せっかく本を買い、時間を使って読んだのであれば
そこから気付きを得て、成長の糧としていきたいと思い
同じ著者が書いた「アウトプット大全」読了後、この本を購入した。
この本から学んだこと
これは「アウトプット大全」でも書かれていたことだが、
本を読む前に学びたいことを定めることが重要だと再認識した。
もっと言うと、「問い」を立ててからその答えを探しに行くことで
時間の節約や仕事効率の改善につながる可能性が大いにある。
わたしが抱えている困り事は、多くの先人が既に経験してきたことであり
探せば本の中にその答えはあるのだ。
他人の経験を本という形で借りて、
効率良く自分の知見を深めていくことができる。
また、何か悩みを抱えた時、その解決方法が言語情報として
インプットされるだけで、不安もストレス軽減されるのだそうだ。
静かな場所で6分間読書をするだけで脳内のストレスを
3分の2以上軽減できるデータもあるとのこと。
人間は思いつかないことを実行することはできない。
何か実現したい願望や解決したい問題があるのだとしたら、
その対策に関する方法をたくさん知っておくことで可能性が広がる。
本はその対策の選択肢を増やす手助けをしてくれるのだ。
さて、読書の有用性については十分に理解できた。
肝心な忘れない読書術とは一体どのようなものなのか?
その答えは、以下の大きく3つのものが挙げられていた。
・インプットから7~10日以内に3~4回アウトプットする
(アウトプット大全にも同様の記載あり)
・集中力を高めるためにスキマ時間に読書をする
・「速読」ではなく「深読」をする
(深読とは本から学びを得て議論できる水準にまで理解するように
深く読む読み方とのこと。)
これで10年後も忘れずに読んだ本の内容を覚えて・・・いられるかーーーい!
(突然のノリツッコミ)
これで本の内容を覚えていられるくらいの頭を持っていたら
学生時代の暗記科目に悩まされてはいない。
こちとら、筋金入りの記憶力の悪さを誇っているのだ。
更にもう少し具体的なアドバイスも挙げられていた。
・目次などで全体を把握し、知りたい情報のページを読む
・ワクワクしている間に一気に読む
結果として、この本を読む目的としていた「忘れない読書術」は
わたしには適用外だったが、目的外の学びがいくつかあったので、
それをここに残しておこうと思う。
忘れない読書術以外に学んだこと
これはすごく心当たりのある指摘だ。
わたしが今の職に就いた初期、バリューを出したいという焦る気持ち故に
一発満塁ホームラン級の高度なスキルを身に着けようとしていた。
基礎的な知識やスキルを身につける前に。
今となっては、プロジェクトの若手メンバーに失敗事例として伝える
笑い話ではあるが、これは気を付けないとやりがちな行動だと思う。
一度コレ!とテーマを定めると、しばらくは同じような本を読み続けたり
全く脈絡のない方法で読む本を選んだりしてしまうが、
・すぐに使えそうな情報
・今すぐ活用できるノウハウ本
・働き方や勉強本
・思想や哲学、生き方についての本
に分散して、バランス良く学ぶことで成長していくことができる。
今後の行動指針(To Do)
「読んだら忘れない読書術」を読んで、学んだことの中から
今後は以下の行動を習慣づけていこうと思う。
・読書のポートフォリオを作る
・アマゾンギフトカードを使って月1万円の図書費を確保する
そしてやっぱり、"読んだら忘れない"なんて
都合の良い頭をしていないわたしは、
・学びが得られた本は何度でも読み返す
・そのために読み返したくなるような読書記録を残す
これを徹底していこうと思う。
わたしの読書記録
わたしの読書記録更新中です。
同じような本を読んでいる方の読書記録も参考にさせていただいてます!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?