2019年8月8日 叔父の末期癌宣告
今日は祖母の退院日だったので退院後の説明や今後の説明などを聞いたりしていた。祖母は冷えた缶コーヒーを楽しみ、少し昼寝したいと言うのでどうしようかと思っていたら叔父の担当医から呼び止められた。
「少し、よろしいですか?」
他の看護師に対応してもらい祖母は別室へ。俺とお袋は相談室へと通された。以前に水頭症の診察を受けていたんだったなと思い出した。検査結果についての説明がまだだった。
若年性認知症だと思ってた。一応は言動を見たり祖母の状態を見てから勉強していたのである程度は「まぁ若年性かな?」とかお袋と話していた。
担当医の話で脳髄の髄液癌で脳細胞全域に回ってる。急性癌、進行がかなり早いタイプだと告げられた。
レベルV叔父余命2ヶ月、現在は眠気と吐き気だが最後は昏睡。
病院からは緩和ケア施設の手配くらいしか手が打てない開頭しても意味はなく進行を遅らせるのが誤差程度だという。
「今後、2週間毎に大きく容態は悪化していきます。」
年越せるか解らない。祖父も癌だった。悔いのないように生きなさいと話をされた。
これから叔父宅どうなるんだろ。
眠そうな祖母を車に乗せ、お袋と帰る。ずっと無言だった。
どれだけ情報を集めてみてもいい情報はなく慟哭の別れを表していた。
リビングからはお袋の嗚咽が漏れ聞こえていた。
どうしてこうなった?何故だろう?どうしてこうなった?
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