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重要:ルカシェンコが明かす、プーチンのウクライナでの計画

2023年2月17日 リュボフ・ステプショワ

https://www.pravda.ru/world/1802360-lukashenko_putin/

ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領は、常に注意深く耳を傾ける必要がある。ルカシェンコ大統領は、同僚であるロシアのウラジーミル・プーチン大統領の計画を、自発的にも非自発的にも明らかにし、
しばしば会談している。

モスクワ訪問の前夜、
ルカシェンコは外国人記者に対して3時間のインタビュー
(テレグラムチャンネル「プールワン」で放送)を行い、
その中で「この問題に深く関わった人間として」、次のように説明した。

1. プーチンが「まだ始まってもいない」と言ったのはどういう意味か。
ベラルーシの指導者によると、
「戦争は通常兵器で進行しているが、すべてではない」。

ロシアは核兵器の前に十分な武器を持っている。
核兵器があったらどうするのか。
このままエスカレートを続ければ、核兵器を手に入れることになる。
そうでなければ、何のために発明されたのか、なぜロシアに他より多くあるのか。だから(ウクライナでは)やめて、交渉のテーブルに着かなければならないのだ」と述べた。

2.ウクライナでもしもの時に使用する核兵器は何か
ロシアは核保有国であり、戦争に負けるわけにはいかない
「戦略兵器ではなく、戦術兵器、つまり飛行機から使用するだろう
とルカシェンコは述べた。

3.プーチンは「全力で戦う準備ができている」

ベラルーシの指導者によれば、
戦争を始めたのは西側諸国とゼレンスキーであり、
彼にも-より大きく-責任がある
」のだという。
一方、ロシアは「自国の安全を確保しているのであって、ウクライナを攻撃しているのではない」。

ロシアがウクライナを攻撃したと考えているのはあなた方であり、
私はロシアがそのような行為によって自国の安全を確保せざるを得なかったと考えている

その結果、ロシアは自国の安全保障を確保せざるを得なくなったのだ。
私は、ポーランド人の手を借りて西ウクライナを乗っ取ろうとするあなたの策略のことを言っているのです
しかし、それは本格的な戦いになるだろう。
あなた方はこれ以上ないほど傲慢になっている
あなたはウクライナをバラバラにしたいのでしょう。
さあ、それはイベントとなるだろう! "と、彼は言った。

4.モスクワはウクライナで誰と交渉するのか
ルカシェンカは、「政治家やゼレンスキー大統領とは紛争に対する視点や立場が異なる」ウクライナ軍と対話を行うべきであると確信している
そして、「間もなく行われる軍事ブロックの再編成がそれを示している
という。

"ウクライナで最も優秀でプロフェッショナルな軍人は、戦争を終わらせなければならないと確信している。我々とロシアは、まずウクライナ軍と合意に至らなければならないことがおわかりになるでしょう。軍はロシアと考えられないような交渉をすることができるが、交渉のテーブルに着く前に前提条件を設けず、その方向でステップを踏む必要がある」と述べた。

5. 欧州の役割をどう見るか
ルカシェンコによると、アメリカと東側の対立、「急性期」にあるロシアとの対立、そしてヨーロッパとの対立がある。
アメリカは、ノルドストリームパイプラインを爆破し、
ブレグジットを実施し、
オーストラリアにフランスとの潜水艦契約をあきらめさせ、
「態勢を整えた
」のだという。
ヨーロッパも「戦車に固執し、無理やりウクライナに引きずり込み」、
ヨーロッパの「ハイエナ」であるポーランドに舵を切らせた。

ベラルーシ大統領の意見では、ヨーロッパはロシア連邦と団結しなければならない-「資源+ハイテク」-そして世界の権力の中心を形成するために

「このような方向で、事態は進展していくと思います。そして、その第一歩は、ウクライナの平和を実現することだ」とルカシェンコは語った。

6.ウクライナの未来はどうなるのか
ベラルーシ大統領は、モスクワに行く理由を、安全保障問題を話し合うだけでなく、「ベラルーシとロシアの両政府が、エネルギー資源、単一市場、
輸入代替といった連邦国家に課せられた課題をどのように果たしているか」を確認するため
と説明した。

ルカシェンコのモスクワ訪問は、プーチンの連邦議会での演説の1週間前に行われ、また南オセチアとアブハジアの首脳の訪問と重なる。

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