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ボルソナロとトランプ:2つのディープ・ステートのクーデターの物語

午後5:19 · 2023年11月13日 チェーザレ・サッケッティ
https://www.theyeoftheneedle.com/bolsonaro-and-trump-stories-of-two-deep-state-coups/


ボルソナロとトランプ:2つのディープ・ステートのクーデターの物語
チェーザレ・サッケッティ著

ブラジルの選挙を追っているとき、
私たちが最初に考えたのは、
既視感についてだった。

ボルソナロ候補が、
対立候補である左派のルラ前大統領に
5ポイント以上の差をつけてリードしているのを見て、
私たちはそう思った。

突然、ボルソナロの得票が途絶えた。
開票が進むにつれ、ルーラがほとんどの票を獲得し、
2人の候補者のうちどちらかが3ポイント以上リードすれば
勝利するという統計上の原則を破った。

ルーラはその後、票差を挽回し、
60%の票を集計した時点でボルソナロを上回った。

このような光景を目の当たりにしたとき、
私たちはおそらくタイムマシンに乗り、
2020年11月3日の夜に
アメリカでタイムスリップしたのだと思った。

その夜、ワシントンのディープ・ステートは、
おそらく自由民主主義史上
もっとも露骨な選挙クーデターと定義できることを実行した。

トランプは
対立候補のジョー・バイデンに、
さほど労せずして勝利していた。
世論調査のある時点で集計がストップした。
ウィスコンシン州やペンシルベニア州など、
大統領選の勝敗を決める重要な州で、
何十万通もの郵便投票用紙が投棄されたのだ。

「ちなみに」、これらの郵便投票の大半は、
すべてジョー・バイデンに投じられたものだった。
死者でさえ墓から蘇り、
民主党候補に一票を投じたのだ。

どうやら、これではドナルド・トランプから
選挙を奪うことすらできなかったようだ。
それ以上の何かが必要だった。
トランプは票を集めすぎていた。
彼は昔も今も、人気がありすぎるのだ。

ディープ・ステートは
選挙窃盗を完遂するために外国の同盟国を呼んだ。
複数の有力な情報筋によれば、
イタリア政府が所有する企業レオナルドが、
軍事衛星のひとつを使って
トランプからバイデンに票を入れ替えたという。

今回、ブラジルで似たようなことが起こった。
紙の投票用紙ではなく、
電子投票で投票が行われたため、
郵便投票を捨てる必要はなかった。

この場合、不正はさらに簡単だ。
候補者から他の候補者に票を入れ替えるのに必要なのは、
電子サーバーだけだからだ。

それらのシステムをコントロールできれば、
選挙を誰にでも簡単に割り当てることができる。
架空の有権者を作る必要はない。
一方の票を他方の票に入れ替えるのだ。

ブラジルのマスコミは
直ちに不正選挙の可能性を否定した。
彼らはボルソナロが
投票の「正当性」を認めなかったことを非難した。
そしてブラジル大統領は、
トランプと同様、ライバルのルーラに選挙を譲歩していないし、
今後も譲歩するつもりはないようだ。

選挙から2日後に記者会見した彼は、
敵対する大統領への政権移行について
具体的な内容を付け加えることなく、
憲法に従うと述べた。

ボルソナロは、選挙の完全性に関して非常に特殊で、
おそらく非常に不正なことを知っているようだった。

不正を暴くボルソナロの戦略

11月2日、
彼はブラジルの最高司法機関である連邦最高裁判所(STF)の本部に行き、判事たちと会話を交わしたが、
外で彼を待っていた報道陣には何の声明も発表しなかった。

ブラジルの首都ブラジリアの政府筋によると、
この会談はかなり緊迫したものだったという。
ボルソナロは、選挙に影響を与えた不正のために選挙を
違法と宣言するよう求められた裁判官に対して、
ある種の最後通牒を出すだろう。

さもなければ、大統領はあらゆるレベルで不正を実行した
すべての者の逮捕を命じるだろう。
ボルソナロがSTFの建物を出る前に、
小さなスーツケースを持った軍人が一緒に歩いているのが目撃された。

先のシナリオと同じ政府筋は、
大統領が不正の証拠を判事に見せたと主張している。
その軍人はその証拠を持っていたのだろうか?

わからないが、ブラジル軍が昨日、
今回の選挙の完全性に関する公式報告書を発表したことは知っている。
海外の主要メディアは、ブラジル軍が選挙をクリアしたと主張している。
軍部は不正の証拠を見つけられず、
したがって不正は行われなかったと主張している。

実際、65ページの報告書を注意深く読むと、
結論はまったく異なっている。
この文書にはブラジル国防省のパウロ・デ・オリベイラが署名している。

デ・オリベイラ氏は、
電子投票システムにいくつかの重大な欠陥が見つかったと述べている。
まず、機械がインターネットに接続されていたことが
システムの安全性を損なっていると明言している。
投票機もインターネットに接続されていたからだ。

第二に、国防省は、
電子投票システムが「感染したコード」のようなものによって操作され、
結果を変えることができないという保証はないと述べている。

言い換えれば、ブラジル政府は
公式に電子投票システムに問題があると述べているが、
MSMを読めば、軍部は選挙は "正常 "だったと言うだろう。

しかし、まだある。
報告書の次のページで、
同省はソースコードの記述に不正がなかったかどうかを
確認するための公式調査を推奨している。

そして、デ・オリベイラ氏は、
このプロセスはブラジルの民主主義の安定性と信頼性を
維持するために必要であると強く述べている。

メディアが主張するように、
彼は選挙にゴーサインを出しているわけではない。

報告書では、
最高選挙裁判所が軍の一部のサーバーへのアクセスを拒否したため、
軍は投票機についてより詳細な結論を出すことができなかった
と述べられている。

この報告書は、
通常の公正な選挙というシナリオを
あらゆる手段で押し付けているメディアによって歪められた、
まったく別のストーリーを書いている。

このことは、アメリカ大統領とブラジル大統領の
驚くべきユニークな比較を示している。

トランプと同様、ボルソナロも
ディープ・ステートと強力なグローバリストに嫌われている。

トランプは、ディープ・ステートの方程式を
アンバランスにする予期せぬ変数の代表であり、
今もその代表である。

6年前、ワシントンの誰もが
ヒラリー・クリントンが次期大統領になると確信していた。
そして、もし彼女がアメリカ大統領になっていたら、
世界は今頃混沌とした状態になっていただろう。

おそらくダボス会議などのグローバリストが考えた
権威主義社会に陥っていただろう。

ワクチン未接種の人々は社会から追放され、
ありとあらゆる方法で迫害される。
私たちは、そのようなディストピック社会に非常に近づいていた。

私たちは崖っぷちに立たされ、新世界秩序が
人類をどのような奈落の底に引きずり込むかを目の当たりにしたのだ。

そうはならなかった。
トランプ、ボルソナロ、プーチンのような愛国的指導者たちが
ノーと言ったから、その狂気は止まった。

国際的な愛国心の復活と国境防衛の戦いこそが、
グローバリゼーションを止め、逆転のプロセスを始めたのである。

この時点で、
私たちは脱グローバリズムとも呼べる新たな歴史的段階へと
歩を進めている。

国家は国際関係の主役に返り咲き、
国際金融に支配された超国家的組織は勢いを失いつつある。

トランプとボルソナロの愛国的同盟

そして、トランプやボルソナロのような指導者は、
この愛国心を体現している。

MAGA(アメリカを再び偉大に)とは、
自国がNATOやシオニスト・ロビーの「警察官」として
利用されるのを見てうんざりしていた
アメリカ人の愛国心の本質にほかならない。

これらの勢力は何十年もの間、
アメリカを支配し、
グローバリズムの邪魔をする者を罰するために
アメリカの力を利用してきた。

ボルソナロが
ブラジルをブラジル人に戻したように、
トランプはアメリカをアメリカ人に戻した。

これが、国際的な主流メディアが
二人を敵視している理由である。

そしてこれが、両氏が何度も暗殺未遂の犠牲となった理由である。
トランプは2020年8月と2021年1月に
少なくとも2回の暗殺未遂の犠牲となった。

ボルソナロは2018年9月、
アデリオ・ビスポ・デ・オリベイラという男に刺され、
殺されかけた暗殺未遂の被害者だった。

ブラジルの司法制度は、
彼が「精神異常」であると都合よく主張したため、
無罪を言い渡した。

しかし、ボルソナロとの戦いは2018年になっても止まらなかった。
それは続いた。
STFがボルソナロをいわゆる「パンデミック」の処理から解放し、
地方知事に権限を移譲したとき、それは続いた。
ブラジルのディープ・ステートの目的は、
オーストラリア、イスラエル、イタリア、その他の西ヨーロッパで
見られたように、最も残忍で可能な限り抑圧的な方法で
このテロ作戦を実行することだった。

トランプと同様、ボルソナロも
メディアのヒステリーを避けたかった。
彼はブラジルがグレート・リセットに向かうことを望まなかった。
この点でも、二人の指導者の共通点は深い。
二人とも深い愛国心と非常に独特な政治的洞察力を共有している。
二人は敵がどう考えているかを知っており、
敵の動きを予測することができる。
二人は政治的に優れたチェスプレイヤーなのだ。
このことは、トランプがブラジル大統領を選挙で2度も支持し、
独特の尊敬の念を示したことの説明にもなる。
トランプが他のどの国際的指導者にもしなかったことである。

そして、ボルソナロは彼の最も貴重な同盟者の一人だからだ。
ボルソナロはブラジルが人間的であり続け、
彼の価値観を維持することを望んでいる。

選挙で起きた不正は、
彼を追い落とそうとする計画の結果である可能性が高い。
システムはボルソナロの失脚を望んでいる。

ブラジルのホワイトハウスであるパラシオ・ダ・アルボラーダには
彼を入れたくないのだ。
彼らはルーラをその座に就けたいのだ。

彼らは、腐敗したブラジルの司法制度に救われた
ペテン師の政治家を望んでいる。
ジョージ・ソロスや金融環境と悪名高く結びついている人物を
望んでいるのだ。

しかし、ボルソナロはディープ・ステートが
彼を打倒しようとすることを知っていた。
ボルソナロも黙ってはいなかった。
選挙が行われる前にシステムの安全性を見直すよう軍に要請したのだ。
ボルソナロは不正を画策した連中の責任を
追及するために何かを考えていた可能性が高いからだ。

同様に、トランプは敵が自分から選挙を奪おうとすることを知っていた。
だからこそ彼は2018年にEO13848を発令し、
外国勢力がアメリカの選挙に干渉しているとして
非常事態を宣言したのだ。

いずれにせよ不正は行われたが、
米国をかつてのようなグローバリズムの指導的大国に変えるはずだった
大統領を就任させることには成功しなかったようだ。

現時点では、バイデンはトランプの外交政策の基本路線を
何ら変えることはなかった。

ワシントンはゼレンスキー政権を支持することはない。

バイデンはトランプが命じたようにアフガニスタンから軍を撤退させ、
NWOの軍事部門であるNATOを支援する意欲は基本的に存在しない。

バイデンがホワイトハウスを掌握できていない理由を説明するために、
いくつかの仮説を考えてみた。

トランプが暴動法によって退去前に前者に権力を移譲するため、
権力は軍の手にある。

ボルソナロに対するこの破壊的な計画を阻止するために、
我々はボルソナロの次の動きを理解しなければならない。

ブラジルの独立系ニュースメディアのいくつかによると、
大統領は
アメリカ、ロシア、ヨーロッパの外国企業3社に
選挙監査を依頼する予定だという。

3社とも同じ結論を導き出すだろう。
これにより、ボルソナロは憲法142条を発動し、
大統領転覆の破壊的な動きを阻止するために
軍事介入を発動する憲法上の根拠を得ることになる。

昨日、また重要なニュースが飛び込んできた。
ブラジル軍司令部がボルソナロ大統領に呼び出され、
選挙の完全性に関する報告書が公表された後の次の動きを
協議したとされる。

グローバリズムに対するブラジル国民の闘い

これらのことから、
ブラジルの人々は選挙で何が起こったかについて
非常に明確な考えを持っているようだ。

ブラジルのあらゆる場所で、
不正行為に抗議する数十万人の群衆がいる。
国の独立、正義、主権を求めるこの緑色の金色の川によって、
通りは溢れかえっている。

場合によっては、警察までもが抗議に加わった。
ブラジル国民は過去に戻るつもりはないようだ。
彼らはブラジルが
グローバリズムの退廃的な地方になることを望んでいない。
彼らは自国に自由主義を望んでいるのではなく、
キリスト教を望んでいるのだ。

「ブラジルはすべてに優先し、神はすべてに優先する」
というスローガンは、
ブラジル人の価値観の序列を明確に示している。

彼らはリベラリズムとマルクス主義を断固拒否する。
リベラリズムとマルクス主義が
築こうとする価値の砂漠を拒否するのだ。
その価値観の砂漠は、
まず国家無神論の教義に偽装するふりをし、
その後、COVIDテロ作戦の際に目撃できたように、
本当のルシフェルの正体を現す。

なぜならボルソナロはブラジルとともにあり、
キリスト教的価値観のためにあるからだ。

彼の選挙用チラシには、
もう一つのモットーが書かれている。
この三位一体の価値観は、
リベラリズムを最も恐怖に陥れるものであり、
この価値観の強制は、
反キリスト教的価値観に立脚した宗教を持つ
世界的なメルティングポット(人種のるつぼ)を
到来させる可能性を無効にするからだ。

これこそ、ブラジルの人々が掲げているものだ。
自分たちの生活と子供たちの未来のために。
より良いブラジルのために。
だからこそ、私たちもボルソナロと彼の国民に寄り添うべきなのだ。
ブラジルを破壊しようとする者たちの手に落ちてしまってはならない。
ブラジルが新世界秩序の手に落ちてしまってはならない。

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午後5:19 · 2023年11月13日

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