ルーラが中国に到着し、ウクライナ関連の話に注目が集まるが、貿易が主役の世界へ
THURSDAY, APR 13, 2023 - 07:40 AM
ブラジルのルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ大統領は
水曜日に中国に到着し、習近平国家主席と会談し、
ウクライナの平和を推進する北京の動きに参加する予定である。
ワシントン当局は、最近のロシアと中国の政治的接近を考慮し、
不誠実で空虚な策略(つまり、習近平の12項目の平和計画)と見なしたが。
ブラジルは中国にとって最大の貿易相手国であり、
ルーラにとって大統領就任後最も重要な外遊となる可能性がある。
両首脳は、ルーラの2日間の滞在中に少なくとも20の二国間協定に署名すると予想されており、欧米でもこの旅が注目されることになる。
「ルーラは、自国の世界舞台への復帰の一環として、
ブラジル、中国、その他の国が戦争の調停に協力することを望んでいるが、紛争を終わらせるための彼の提案は、
ウクライナと西側の一部を苛立たせている」とAPは観察している。
"ルーラの前任者の下で不安定な時期があった後、
貿易におけるブラジルと中国の相互利益は、それほど議論の余地がない。"
「中国人の投資は大いに歓迎されるが、我々の会社を買収するためではないことを理解してもらいたい。
中国からの投資は大いに歓迎するが、我々の会社を買収するためではなく、我々が必要としている新しいものを作るためだ」と、
ルーラは今回の訪日を前にブラジルの記者団に語っている。
ブラジルは毎年、数百億ドル相当の大豆、鶏肉、サトウキビ、牛肉、
鉄鉱石、パルプ、綿花、原油を中国に出荷している。
中国とブラジルはロシアと並んでBRICSのメンバーであり、
米国が支配する世界情勢の管理体制に反抗することを目的としている。
しかし、CNNがある地域アナリストの言葉を引用しているように、
会談ではウクライナが中心国家になることはないだろうという兆しがある。
ブラジルはBRICS諸国の中で、米国に友好的でありながら、
ワシントンの圧力に屈してウクライナに武器や防衛援助を提供することを
拒否している国である。
ルーラの飛行機は水曜日の夜に上海に着陸し、
国賓訪問は4月15日まで行われる予定である。
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