見出し画像

ゲームは終わりました。ペルシャ湾岸諸国は、反イラン攻撃のための基地へのアメリカへのアクセスを拒否すると報じられている

2024年04月14日(日) 
https://sputnikglobe.com/20240413/game-over-persian-gulf-powers-reportedly-refuse-to-give-us-access-to-bases-for-anti-iran-strikes-1117907501.html

1991年の湾岸戦争にさかのぼると、
米国は中東全域での大規模な軍事作戦を地域の同盟国に依存してきた。
現在、イスラエルとイラン間の緊張が高まり、
アメリカが率いる一極世界秩序が緊張状態に陥る中、
アメリカの伝統的なパートナーは、
明らかにワシントンと歩調を合わせることを拒否している。

ペルシャ湾岸諸国は、
地域の緊張が高まる中、
自国の領土や領空から
イランに対するいかなる攻撃も行わないよう
米国に伝えたと報じられている。

米政府高官を含む情報筋言った湾岸諸国の君主国は、
"テヘランや、その代理人に対する、
王国内の基地からの、
アメリカの報復に繋がりかねない道を閉ざす"ために、
外交路線で"残業"している。

これらの国々には、
地域の大国サウジアラビア、アラブ首長国連邦、オマーン、クウェートが
含まれ、これらの国々の指導部は、
アメリカの基地協定の詳細について「疑問を呈し」、
イランに隣接する基地をイスラム共和国に対して
使用するのを阻止する措置をとっている
と報じられている。

NATO加盟国のトルコも、
アメリカがイランに対する攻撃のために
自国の領空を使用することを禁じたと報じられているが、
スプートニクはこの情報を独自に検証できていない。

4月1日にテルアビブがシリアのダマスカスにある
イラン大使館を襲撃したことを受け、
バイデン政権が地域の最大の同盟国イスラエルに対する
イランの報復攻撃に備える中で、
バイデン政権が直面している頭痛の種に言及し、
「これは混乱だ」と米政府高官は述べた。

ミドル・イースト・アイの報告書は
、金曜日にアクシオスが米国当局者を引用して報じたのに続くものだ。
前記もしワシントンがイランとイスラエルの軍事衝突に巻き込まれれば、
中東のアメリカ軍を標的にすると、
イランはアメリカに内々に警告している。

アメリカは、
少なくとも10,000人の軍隊をホストし、
アメリカ合州国中央軍の前方本部として機能し、
中東全域の軍事作戦を担当する戦闘司令部である
カタールのアル・ウデイド空軍基地を含む、
中東に点在する基地に
推定40,000+の軍人を擁している。

近隣のバーレーンには、
最大7,000人の兵士と、
ペルシャ湾、紅海、アラビア海、インド洋の一部で活動する
アメリカ第5艦隊が駐留している。

アメリカは、
クウェートに15,000人の駐屯地を、
UAEに少なくとも5,000人の兵士を、
サウジアラビアのプリンス・スルタン空軍基地に約2,700人の兵士と
戦闘機を駐屯させている。
オマーンは数百人の米軍を受け入れており、
米空軍が上空飛行と着陸を行い、
軍艦が年間80回の寄港を行うことを認めている。

湾岸諸国のますます独立する外交政策は、
第二次世界大戦後、
何十年もの間(特に冷戦後)、
石油が豊富な地域での軍事作戦を、
ペルシャ湾岸君主国に頼ることができたワシントンにとって、
大きな後退となる可能性がある。

サウジアラビアとUAEが率いる地域諸国は、
最近、経済的、政治的、軍事的に
米国への依存から脱却するための一連の措置を講じており、
リヤドは
中国との石油貿易におけるオイルダラー独占を打ち破り、
イエメンのフーシ派民兵に対する軍事作戦を一時停止し、
イランとの外交関係を回復し、
アブダビとともに、BRICSプラスブロックに加わります。

パレスチナ・イスラエル危機は、
湾岸諸国の指導者とその住民を
イスラエルとの関係樹立という考えから遠ざけ、
バイデン政権がガザ戦争の過程で
テルアビブを全面的に支援したおかげで、
米国との関係を冷え込ませた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?