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EUは今年🇷🇺ロシアから記録的な量の液化天然ガスを輸入する事になりそうだ。

午後11:52 · 2023年8月31日

株式保有比率は
ノヴァテク(ロシア)が50.1%、
トタル(フランス)と中国石油天然気集団が20%ずつ、
シルクロード基金(中国)が9.9%である
このガス価格の安さが事業の経済性を引き揚げている。
また、寒冷地でのLNG生産は、 冷却装置のスペックを抑えられるというメリットがあり、
カタールのような熱帯地域のLNGに比較してより簡略で、コストも安い。  
しかし、本プロジェクトの最大の特徴は、言うまでもなく北極海航路により、
夏季アジア市場にもアクセスできる点である。
欧州でのLNG生産であれば、
通常は夏季は電力需要が少なくLNG生産減となるが、
アジア市場を確保することにより通年フル生産が可能となった。
これが経済性を押し上げている。
更に、パイプラインによるガス輸出ではガス価格の30%の輸出税がかかるが、
LNG輸出ではこれが免除されている。サベッタ港は国の施設であり、
プロジェクトのコストに含まれない。
Yamal LNGにはこのような優遇策が用意されている。
北極圏に眠る巨大ガス田の 開発に向け

グローバル・ウィットネスによると
液化天然ガスの総額は52億9000万ユーロ。
ロシア産LNGの大半を占めるのは、
ヤマルLNGジョイントベンチャーである。
ノバテックが支配的株式を保有している。

その他フランスのトタル・エナジー、中国のCNPC、
中国の国営ファンドが出資している。
輸入量が多いためクレムリンによる
突然の供給削減決定に対してEUは無防備だ。

ベルギーが大量のロシア産LNGを輸入しているのは
ベルギーのゼーブルージュ港が
ヨーロッパで数少ない氷上タンカーから在来船への
LNG移出地点だからだ。

喧嘩を仕掛けてる側が頭を下げ燃料を売ってもらう。
仕掛けられてる側がそれに答える…
これだけでもロシアが平和の為に戦っている証左と言える。

午後11:52 · 2023年8月31日


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