見出し画像

米軍、シリア東部での戦闘終結を呼びかけ、IS復活の可能性を警告

31 Aug 2023 
US Military Calls for End of Fighting in East Syria and Warns It Could Lead to IS Resurgence | Military.com

This is a locator map for Syria with its capital, Damascus. (AP Photo)

ベイルート--
米軍は24日、
シリア東部で米軍の支援を受ける敵対グループ間の数日間に及ぶ戦闘に
終止符を打つよう呼びかけ、
「イスラム国」グループの復活を助長する可能性があると警告した。

月曜日に発生した戦闘は、
東部の石油が豊富なデイル・エル・ズール県で少なくとも40人が死亡、
数十人が負傷し、ここ数年で最悪の事態となった。

シリア東部は、IS過激派との戦闘を支援するため、
2015年以来数百人の米軍が駐留している場所だ。
衝突は、クルド人主導のシリア民主軍メンバーと、
そのかつての同盟国であるアラブ人主導の
デイル・エル・ズール軍事評議会および
彼らに味方していた地域のアラブ部族との間で起こった。

連合統合任務部隊(オペレーション・インヒアレント・リゾルブ)は
声明で、シリア北東部での出来事を注意深く監視し続けていると述べ、
「地域の安全と安定を支援するため、
ダーイシュの永続的な敗北を確実にするために、
シリア民主軍と協力することに引き続き重点を置く」
と付け加えた。

アラビア語の頭文字をとってISと呼んでいる。
木曜日、イラクとの国境沿いの各地で散発的な衝突が発生し、
双方が増援部隊を投入していると報じられた。

水曜日、自衛隊と軍事評議会は共同で、
アブ・カウラとして知られるアフマド・クベイルは
もはやデイル・エル・ズール軍事評議会の指揮官ではないと発表した。

彼と他の4人の民兵指導者は、
麻薬密売を含む「複数の犯罪と違反」への関与の疑いで解任された。

革命に敵対する外部組織との連携」についてもクベイユは解任されたが、
これはダマスカスのシリア政府とそのイランやロシアの同盟国との接触を
指しているようだ。

最新の衝突は、かつてISが広大な領土を支配し、
過激派武装勢力が現在も時折攻撃を仕掛けているシリア東部において、
自衛隊とその同盟国の間にさらなる分裂が生じる懸念を抱かせた。

「この重要な仕事から目をそらすことは、
不安定を生み、ダーイシュ復活のリスクを増大させる」と米軍は述べた。「シリア北東部での暴力は停止し、
ダーイシュの脅威から解放されたシリア北東部の平和と安定のための努力に戻らなければならない。

シリア東部には、
1日あたり少なくとも900人の米軍と、非公開の数の請負業者がいる。
彼らはISのカムバックを防ぐために自衛隊と協力している
午前7:05 · 2023年9月1日


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?