前世は悪人
突然ですが、生まれ変わりって信じますか?
私は信じています。
そして、前世の行いが今世に影響を与えていると信じています。
結論をいうと、私の前世は大悪党でした。
そうとしか思えません。
なぜなら、今世の私はほんのちょっとずつ、運が悪いのです。
例えば、レジ。
スーパーなどで、いくつかレジがあるとします。
どのレジに並ぶかはどうやって決めていますか?
私は、まあまあ早く進みそうだなと思うレジに並んでいます。
待っている人が4人、3人、3人、4人だったとしたら、3人しかいない列のどちらかに並びます。
あとは、並んでいる人のカゴの中の物の数だとか、
レジ担当者の胸に研修中ってついていないかとか。
ただし、私はだいたいまったく急いでいないので、あえて研修中の人のところに並んで『ゆっくりでいいんだよ』と念じていたりもします。
そう、基本的に私は急いでいないので、レジが詰まろうが時間がかかろうが、なんでもいいのです。
でもそれにしたって、そんなに詰まる!?
というくらい、私が並んだレジでトラブルが発生します。
レシートのロール交換なんてのはたいしたタイムロスになりません。
よくあるのが、前の人の商品バーコードが読み込めず、レジ担当の方が売り場まで同じ商品を探しに行ってしまうパターンです。
ありますあります。
よくあります。
また、会計が終わった人がレシートを持ってきて「ここ、なんで3つ入ってるのかしら?」なんてレジ担当者に聞き始めるパターンもあります。
そうすると、レジ担当者はレジ打ちをやめて、そのお客様とレシートをながめてああでもないこうでもないと検証を始めますので、その間は待つことになります。
また、前の人が、レアな支払いパターンだったり、商品券を出されたりすることがあります。
レジ担当者がその処理を知らないと、あれこれ試したり他の人を呼んできて処理したりと時間がかかります。
他にもいろいろな要因で、とにかく私の並ぶレジは詰まります。
いつだったか、同じくレジ運の悪い友人とコストコに行き、それぞれ並んだ列がみごとに詰まり、他のレジに同時に並んだ人たちより7人分遅かったことがありました。
このレジ運の悪さは、セルフレジの普及でだいぶましになりました。
また、ライブハウスでもその運の悪さが発揮されます。
推しているバンドのTシャツを買うために並びます。
ここでも並んだ列が停滞するわけですが、やっと列が進んで2番目まできました。
すると、私の前の人はTシャツの見本を体にあてて、サイズの確認を始めました。
バンドTシャツはメーカーがほとんど同じなので、買うサイズはみんな決まっているのが普通です。
でもその方はXSからXLまで様々なサイズを体にあて、かなり長い時間悩まれていました。
その間も他の列はあっという間にスイスイ進んでいるわけです。
ようやくTシャツも買えて、いざ入場というときにまた詰まります。
ライブハウスに入る時にドリンクチケットを購入することがあります。
大抵500円なのでワンコインをにぎりしめて入場列に並ぶわけです。
私の前に並んでいた人がポケットから出したのは、一万円札でした。
スタッフがお釣りをかき集めて確認しながら渡すというちょっとしたタイムロスがありました。
そういったタイムロスは、必ず私の前で起こります。
また道路を渡ろうとすると必ず車が来ます。
この道で車が走ってるの見たことない、という道でも、私が渡る時は必ず車がきます。
このように、いつもちょっとずつ運が悪いのです。
公募についてもそれが起こりました。
角川つばさ文庫の新人賞に出すか出すまいか、長く迷っていました。
やっぱり出そうと決めたのは2024年6月8日の朝6時でした。
公式で詳細を確認しようとしたところ、角川のサーバーが落ちていて開けません。
あらら、大変だ。
まあ土日は待って、月曜日になったら直るでしょう。
そう思ってのんびり待ちましたが、回復することなく今に至ります。
幸い、公募についてまとめてくださっている方がいるので、そこで要項を確認することはできたものの、未だに公式の応募要項は確認できていません。
あとたった3時間早く決めていたら公式で確認できたのに。
と書いたすぐあとに、角川からお知らせがありました。
(7/1編集済)
この絶妙な間の悪さ!
おわかりいただけたでしょうか!
これだけ運が悪いんだから、そろそろ前世の悪行の分がチャラになってドカンといいことあるのでは!?
とりあえず徳を積んでいきます!!
髙岡
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