ざぐ

24さい。社会人2年目のひと。

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僕の定義は駄菓子屋さんに

生まれてから20年と少し。気がつけば酒を飲むようになって、たまに付き合いで煙草をふかす。気がつけば知らないうちに相手が傷つくような言葉を平気で吐いて、大切な友人を失っていたし、いつの間にかピュアな部分は擦れてしまった。 3月半ば。外出自粛が謳われる直前の平日に散歩に出かけた。都内に通学するようになってから近所を散策するような時間はめっきり減って、身近だった地域の変化に触れる機会なく過ごしていた。1、2時間かけてたくさんの場所を通ってみたけど、硬くてえぐみのあるタケノコを掘り

    • この画像のインターホンを押すのに11年かかった話

      別に特別、ボタンが硬くてマジ押せないとか、インターホンの前にゾーマが居て倒せないとかそういう話ではない。 小学生の頃、歩いて2分の場所に住む同い年のKとはとても仲良しだった。それはもう習い事がなければ毎日遊ぶくらいには仲が良かったし、僕にとってはセリヌンティウスくらい大切な友人に違いなかった。彼の家でやるスーファミ版のボンバーマンやストリートファイター、グラディウスは本当に楽しかった事を鮮明に覚えている。一応平成の話である。 ある日、転機が訪れた。Kは僕との約束を破り、別

    僕の定義は駄菓子屋さんに

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