「多動」タイプの人がまず意識すべきはクロージング。

・面白いアイデアが閃いて、どうしても実行に移したくなるってあるじゃないですか?
・そんなとき、実行に移したい衝動をどうやって抑えているのか?
・例えば僕の場合よくあるのが、Webサイトのアイデアを思いついてサクッと作ってみるのはいいけど、気がついたら何十時間も使っていて、さらに作るだけで飽きてしまって、成果は残らず・・・
作ろうと思った時は、絶対にこれはイケる!っていう風に思って、疑いの余地もないんですけど。。。
・終わってみてから見積もりが甘いのは自覚するんですけど、動き始める前には、見積もりの甘さに気が付けないなんですよね。

私も運営として参加しているオンラインコミュニティ「ライフエンジン」の中で、こんなご相談が投げられていたのでお答えしてみました。

ちなみに、「面白いアイデアが閃いて、どうしても実行に移したくなる」という傾向がある、多動気質の人向けの記事なので、そんなことある?という感じの人には全く参考にならない記事です。

時間が足りない、お金が足りない、といった理由で生活が厳しかったり、人間関係の縛りが強すぎたりして、本来の自分の強みを活かすための行動がとれないときがあります。

さらに寂しさが高まりすぎて、承認欲求が満たされていない時期も、過剰に人間関係を優先しすぎて、得意じゃないことにつっこんでいったりとかしがち。

・やりたいことが時間とお金の制約でできない。
・承認欲求や安心欲求からの要請で、自分がやりたくないことでも「やらなきゃいけない」という強迫観念に勝てない。

そういう状況のときは、「自分の得意を活かそう」「好きなことをさがそう」ということをやろうとしてもうまくいかない。ノイズが多すぎて。

とはいえ行動したくなる衝動は、うまく使えば最大の強みになりえます。苦境をものともせずに自分を前に推し進め、壁を乗り越える原動力にもなりうる。だからその衝動は、いまの環境で実行可能かつ、動機が健全であれば、どんどん実行に移しちゃって全然かまわないとおもいます!

会社勤めの方は、思いついたことを実行しようとしたときに、時間的制約がいちばんの課題になってくると思います。

多くのことをいっぺんにはできないので、なにか新しいことを始めたいときは、今やっていることと「入れ替える」という発想がとても重要なんじゃないかと思います。

どれをやめるかを意識的に決断する。ということです。

ここで決断しなくても、結局、優先順位の低いプロジェクトは手付かずとなり、フェードアウトしていきます。

結果を出せる人だ、という信頼を積み重ねる前にフェードアウトを続けていると、誰にも話を聞いてもらえなくなってしまいますから、どうしても優先順位的に手がつけられないと判断した時点で、フェードアウト前にしっかり、自分からクロージングしたほうがいいです。

多動タイプの人が信頼を失いがちなポイントってまさにここだと思っていて、色々着手しすぎて方方への連絡が遅くなり、言いっ放し、やりっぱなし案件が増える。「口だけだなあいつは、、、」という評価になる。

だからここをぐっとがんばって、やりかけをクローズさせる。そして次につなげる、というのが大事かなーという気がしています。もちろん、かくいう私もこれを完璧にできてはおらず、今の自分の課題でもあります。。。!

結果がでるようになり、「あの人に頼めば良いことあるかも?」という信頼が得られるようになってくれば、ひとつひとつのプロジェクトを丁寧にクローズする暇が段々なくなってきます。

そうなってきたら別の覚悟が必要になってきます。

本当に大切なプロジェクトにだけ時間を使い、他の信頼は失うという覚悟です。

長くなったので、この話はまた、次回!

私も運営に参加しておりますオンラインコミュニティ、ライフエンジンはこちらから。



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